8月20日に、東京で義父の法事があり、その後、義母と義弟家族とともに、河口湖畔まで二泊で旅行してきました。
この予定は数ヶ月前から決まっていたのですが、出発の数日前、ふと、「8月20日から22日・・・この日程って、南アルプス子どもの村小学校のサマースクールと、ぴったり重なってるじゃん!」と気がついたのです。
義弟のところには、1歳と3歳の男の子がいるのですが、上の子は富士急ハイランドに行くのを楽しみにしていました。でも、義母は高齢なので、つき合うのはちょっとつらい、ということで、遊園地嫌いの私が、ホテルで義母と1歳の甥っ子と待機するつもりでした。
しか〜し、開校間近の南アルプス、そのサマースクールを見られる最高のチャンス!
これを逃すわけにはいきません。
ホテル待機は夫にお願いして、私とFとNは、レンタカーで南アルプスへ行ってしまいました〜!(嫁の立場放棄)
途中渋滞してたりして、到着したのは11時20分くらい。きのくに子どもの村学園の卒業生や在校生、スタッフも来ていて、懐かしい雰囲気です。
ちょうど午前中の活動をしているところでした。

「おもちゃづくり」「クッキング」「木工」の、三つのコースに分かれて活動します。
午前中のクッキングは、山梨名物「ほうとう」をつくったようです。そして、なんと、「流しほうとう」やってました!


午前中の最後には、午後のコースの確認をしていました。
午前と同じでもいいし、別のコースに変えてもいいそうで、さらに、もうひとつ「のんびり」というコース(?)も選択肢に加わっています。
このときは、おもちゃづくりコースのお部屋をのぞいたのですが、午後も同じ「おもちゃづくり」を選ぶ子が多かったですが、「木工」や「クッキング」に変える子がいたり、「ライトをつくってから、のんびりする」とか「木工してからのんびり」とか、みんな、自分で考えて決めています。
他のクラスものぞいたり、スタッフとお話したりしているうちに、お昼の時間。

コーンスープにサラダ、ミートボールとチキンライス。フルーツもありました。ちゃっかり私もごちそうになっちゃいました。子どもたちも、三々五々、食堂に集まって来て、楽しそうに食べています。
食べた後は、また、元気いっぱい遊びます。Fは、ある男の子になつかれて、ほのぼの過ごしていました・・・というのもつかの間、抱っこでぶん回しとか、追いかけっことか、次第に激しい遊びになって、汗びっしょり。

Nもあっという間に子どもたちに囲まれて・・・。

午後の最初は、クッキングのお部屋をのぞきました。
自分が食べたい形や色の白玉団子をつくってから、それにフルーツやアイスをいれて、パフェをつくるようです。

きのくに子どもの村学園の大人が見本でつくって見せながら、簡単に説明をしていました。その説明の仕方に、感動してしまいました。
白玉粉と水を、匙ですくってまぜながら、
「かたさは、だいたい耳たぶ、さわってみて〜、だいたい、このくらいね。ここは子どもの村だから、自分でつくりながら、考えてみてね。かたかったらお水足せばいいし、やわらかかったら粉を入れればいいし。」
と、なんともゆったりしています。
遅れて入ってきて、見本のつくりかたの最初のところを見ていない子がいました。
どうなるのかな〜、と思っていると、サマースクールのボランティアスタッフとして来ていた、きのくにの在校生の女の子が、簡単に説明しています。
それでも、お水が多過ぎて、ゆるゆるで・・・。
でも、あれやこれや、口を出しすぎず、その子がすることを見守っています。そして、時おり、「じゃあ、ちょっと粉足してみる?」と声をかけたりして、出過ぎないようにしながら、自分で考えてやってみることを尊重してくれています。
おもちゃづくりのコースでは、乾電池を二つつなげて、ライトを作っています。

ここでも、子どもが「○○してもいい?」と聞くと、スタッフは、「うん、自分の好きなようにしていいよ」とか「見本があるから、見てみて」などと、適切な言葉かけをしています。

木工コースのこの子は、なんと年長さん。蝶番のついた蓋つきの箱に、キャスターまでつけています。もうすぐ完成。しばらく見ていましたが、動かないように押させてもらうなどの補助はスタッフがしてくれていますが、あとはほとんど一人で、黙々と作業していました。
1時間半、5、6歳の子が、こんなに集中できるものなんだ〜!

この子は、本を入れる箱をつくるのに、ぴったりの大きさの板を探しています。材料の板は、全部同じ大きさに切られているのでなく、微妙に違う大きさの中から、ちょうどよいものを自分で探すのです。
結局、この子は、ちょうどよい大きさの板がなかったので、自分で切ることになりました。
初めてサマースクールを見学して、子どもの村のすごさを、再確認しました。
こんなに、自分の頭で考えさせてくれる教育は、他にないと思います。
そして、興味のある活動がふんだんに用意されていれば、子どもたちは、1時間半、集中できるのです。
そしてまた、「1時間半集中しなければならない」というふうでもないのです。
活動を終えた子は、おもいおもい過ごしています。騒いで他の子に迷惑をかける様子も見られません。
ちょうど、参加者の保護者さんも何人かいらしていて、お話しましたが、どのかたも、子どもの村の良さを十分理解されている様子がわかり、私もとてもうれしかったです。
こうやって、どんどん、自由教育の理念が広がり、幸せな親子が増えていくんだなあ。
ああ、楽しい一日だった!
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