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2011年8月19日 (金)

無責任社会

(*書いて一晩たったら、少し落ち着いたので、タイトル変えました。)

片づけをしていたら、忘れ去られた2004年の通販生活(カタログハウス)の春号がでてきました。

 

通販生活というのは、文字通り、通販のカタログ雑誌なんですが、環境に配慮した商品を扱うとともに、社会問題に関しての特集記事を組むなど、読み物としても大変面白い本なのです。

 

で、捨てる前に、一応、中身をぱらぱらとみましたら、

「中部電力と原子力安全・保安院への質問状

浜岡原発は即刻、運転中止すべきではありませんか。

 

という特集記事が組まれている!

 

すべて載せたいくらいですが、そうもいきませんので、一部だけ。

 

「万が一地震によって浜岡原発が重大な損傷をきたし、チェルノブイリのような放射能漏れ事故が発生した場合について、中部電力、原子力安全・保安院ではどんな対策を練っているのか?」

 

という質問への回答。

 

中部電力

 

【浜岡原発の耐震設計は、国の耐震設計審査指針に基づいて行われ、国による厳重な審査を受けています。

また、耐震設計審査指針は、多くの被害を出した兵庫県南部地震を踏まえても、その妥当性が損なわれることがないことが、国において確認されています。

従って、浜岡原発において、地震が原因で原子力災害が発生し損害を与えるようなことはないと考えております。

原子力災害に関しては、万が一原子力災害が起こった場合を仮定して、国、静岡県、浜岡町および当社において、原子力防災対策を定めています。

また、当社においては、法律に基づき作成した「原子力事業者防災業務計画」に従って、毎年、緊急事態に対処するための訓練を行い、防災体制の充実に努めています。

なお、チェルノブイリの事故は、日本の原子力発電所とは、設計および運転管理が全くことなることから、日本ではこのような事故は起こりえないと考えております。】


原子力安全・保安院:

【東海地震などの地震の発生に伴う原子力災害の防止については、核原料物資、核燃料物資及び原子炉の規制に関する法律をはじめとした法令などの規定に基づいて、原子力発電所が十分な耐震性を有していることを確認するなど様々な措置がなされており、原子力発電所における災害の防止に万全を尽くしております。

また、万が一、地震の発生に伴って原子力発電所で事故が起こった場合でも、災害対策基本法に基づき作成されている防災基本計画、さらにはその防災基本計画に基づき作成されている防災業務計画に原子力災害対策について定めており、その対策に従って適切に対応することが可能であると考えています。】


ですと・・・。


この回答したヤツ、出てこい!

ざけんじゃねえ~!!


と、言いたくなる。


下品、かつ、凶暴ですみません。でも、腹が立ってしょうがないです。


とか言ってる私も、2004年にこの記事を目にしたときには、ほとんど真剣に考えなかったわけですから、同じ穴のムジナなんですが・・・。

とはいっても、福島の事故が起こった今、

「原子力災害対策に従って、適切に対応できる」

なんて、たわごととしか思えませんよね。

それなのに、なんで今でも

「ストレステストをすれば」とか、

「国が安全性を保障したから」

なんていう理由で、運転できるのでしょうか?

誰も責任をとらずにすむ原子力政策、無力感でいっぱいです。

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社会問題」カテゴリの記事

コメント

うちも購読してます。「通販生活」
ずーっとチェルノブイリについて書き続けてきてくれてましたよね。
毎回読んでいたはずなのに、やはり対岸の火事だったのです。
しかし、いくらなんでも、この期に及んでまだ安全だという人たちの、頭の中はどうなってるんでしょうね。
「ざけんじゃね~!!」
我が家でも、毎日叫んでます。

一緒に叫んでくれて、ありがとう。
もう、毎日、新聞を読むたびに腹がだってしょうがないよ。

風の音書店のライブを見て、聞いて、平和な気持ちを取り戻したいよ~。

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