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2011年5月22日 (日)

代わってあげたかった

先日、体調が悪くて入院され、治療を中断していた患者さんが、2週間ぶりに来院されました。

様子を聞いてみましたら、

「どっこも悪くなかったんだけど、震災のニュースを見ていたら、若いかたがたくさん亡くなって・・・・、心臓がバクバクしてきて・・・・。代わってあげたかった・・・。」


そのかたは、もう80歳近くです。


「代わってあげたかった」


心がこもりすぎていて、こちらの方が涙がでてしまいました。


ほんとうに、震災、原発事故以来、考えることがいろいろあって、気力が萎えそうです。

無力な自分も腹立たしいし、原発推進派の意見にもムカムカするし・・・。


頭の中がいっぱいになって、耐えきれず、だだ〜っと30分くらいで原稿書いて、朝日新聞に投書しました。

1週間前のことです。まだ掲載されてませんから、ボツですね。なので、ここに載せます。せっかく書いたので。


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以前から、原子力発電所は作るべきでないと思っていましたが、福島の事故でその思いがますます強くなりました。

そこで、脱原発のためのビラ配りやデモ参加、人に伝えるなど、できることをしています。そのときに、よく言われるのが、「電気は必要だ」「停電は困る」ということなのですが、いったいどれだけの電気を使えば満足なのでしょうか。


 昨夜立ち寄ったスーパーでは、たった数分いただけなのに、強すぎる冷房に震えてしまいました。夏には、ドアを開け放したまま冷房をつけている店舗がほとんどです。店の前を通るだけでひんやりした空気が流れてきます。

以前からあったコンビニのはす向かいに、同じ会社のコンビニが建てられ、二軒とも昼間から蛍光灯を何十本もつけていました。


そうやって電気を湯水のように使うあなたたちのせいで、脱原発を訴えても、「計画停電するしかない」と電力会社に脅されるのです。家庭の節電努力を無にしてしまうほどの企業や店舗の電気の無駄使い、なんとかしてもらえませんか。


 誰も処分の方法がわからない放射性廃棄物を、子孫や過疎地、さらにはモンゴルなどの他国にまで押しつけても平気な人たちが、節電に無関心なのです。

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2011年5月16日 (月)

当ブログへようこそ

6月19日(日)の堀さんの講演会に、すでにたくさんのお申し込みをいただいています。

ありがとうございます。


先日は、大分市内の保育園にも何カ所か、チラシを持って行きましたので、当ブログへのアクセスもとても増えています。


「きのくに子どもの村学園」
「北九州子どもの村小・中学校」


今までご存知なかったかたも多いでしょう。


どちらもHPがありますので、見てみてくださいね。


時間的に余裕のあるかた、ご興味のあるかたは、堀真一郎さんの著書もお読みください。

『自由学校の設計』ほか、たくさんでていますが、書店では、この本が一番手に入りやすいかもしれません。


そして、この講演会を主催している私に関しては、プロフィールをご覧下さい。
http://kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com/about.html


さて、現在、大分市、由布市、別府市では、

こどものにわ楓、上野愛光保育園、東舞鶴保育園、明野台保育園、旦の原保育園、たんぽぽ保育園、あおば保育園に、チラシの掲示、もしくは配布をお願いしております。(敬称略にて失礼します)


店舗では、グリーンコープ、ぶらぼうカフェ、豆の力屋、原っぱカフェにチラシを置かせていただいています。(敬称略)


チラシ設置に関しては、昨年の講演会にご参加で、すぐに娘さんが北九州子どもの村小学校に転校なさったJさんに、大変お世話になりました。ありがとう〜!

そして、昨年に引き続き今年も参加の方には、「保育園にはってもらいました」とご連絡をいただきました。


こうやって、自由教育の輪が広がっていくこと、大変うれしく思います。

今年で三回目、続けてきて、よかったな〜。


チラシ、まだありますので、「このお店、置いてくれそうよ」とか「友達に教えたいのでチラシ送って」など、ご要望、ご提案がありましたら、どうぞよろしくお願いします。


ただ、申し込み状況はかなり好調で、あまり手を広げすぎて、席がたりなくなったらどうしよう、という不安もありますが・・・。


うちのコピー機、壊れてて、手差ししかできないんですが、それで日々コピーし続け、結局1000枚以上刷りました。

私って、エラい?いや、コピー機が頑張ったんだよね。火、吹くかと思ったよ。coldsweats01


*なお、上記に揚げました保育園さんは、シュタイナー教育であったり、さくらさくらんぽ保育をしている(もしくはとりいれている)ところであったりするのですが、きのくに子どもの村学園は、それらの教育を提唱するものではありません。

私が個人的に、シュタイナー教育やさくらさくらんぼ保育の考え方に、部分的に、ではありますが、興味を持っていました。それで、こういう教育の園ならば、自由教育に対するご理解もあるのではないかと思い、チラシをお持ちした次第です。

誤解のないよう、補足しておきます。

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2011年5月11日 (水)

どのみちハッピー

3月に行われた、きのくにの『卒業を祝う会』が、もう、遠い過去のことになってしまいました。


Nは今、これからのことを考え中。


私は、彼の考えに、その都度、喜んだり心配したり。


そして、「これって、私の価値観が間違ってるのか?」「私って、エラそうなこと言ってても、全然ダメじゃん!」と壁にぶつかる日々。


ああ、親業は、まだまだ続くよどこまでも〜♪


そんなとき、久々に、南アルプス子どもの村小学校のHPを見ました。

『最近のようす』のページに、南アルプスのスタッフが、きのくに子どもの村学園の『卒業を祝う会』に参加されたようすが書かれていました。


以下、転載します。

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きのくにの卒業を祝う会にいってきました。

タイトルは「夢を探してぼちぼち行こか 〜この道、ゆく道、どのみちハッピー♪〜」(いいタイトルだなぁ)

小学6年生から高校3年生までの全員がひと言ずつスピーチをしていくのが恒例です。
卒業生は60人。みんなが思い思いに、素直な気持ちを伝えていきます。


「こんな学校をつくってくれた堀さん、ありがとう。学校に通わせてくれたお父さん、お母さん、ありがとう!」

「いま幸せです。充実した気持ちで満たされています。」

「『忙しい』っていうことがぼくは好きです。忙しいとき、ぼくは成長していると思う」

「たくさん考えただけ、ちゃんと答えがでるんだとわかった。いまは自分のことをわかるようになった気がする」

「この学校は、とってもよくばりな学校だと思う。卒業しても、わたしは引き続き、きのくに流によくばりにいきたい」

「自信満々で緊張感がないといわれる。けれど、ぼくの人生はぜったいうまくいく気がする。」


「自分が好きだ」というメッセージが伝わってきます。

自分自身を振り返り、かっこわるかった自分をいさぎよく認める子も多くいます。


聞いていると、私たちが学んでほしいことを、子どもたちのことばから再確認させてもらえる気がします。
 
  
教育とは、教えるというよりも、気づくことや学びあうことであるように思います。


あたたかくお互いを認めあい、子どもたちは「自分自身」を受け入れています。そして、まわりに気づいていきます。


他者とうまくやっていけずに、苦労している人々の多い世の中で、あいてを尊重し、自分自身をたいせつにできる力こそ、身につけてほしい。


自分を振り返って、自分と対峙し、自分自身とほどよい距離感をもってつきあっていける子は、「どのみちハッピー」な人生をまっしぐらです!


花は自分の咲くべき時に、自分の力で咲く。

私たちの仕事は、それを気長に待ってあげることなのだと、やっぱり再確認しました。


卒業おめでとう。
また、会える日を楽しみにしています。

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ああ、いい文章だなあ。


「花は咲くべき時に、自分の力で咲く」


それを忘れちゃいけないよね、と自分に言いきかせています。


上記の文章は↓こちらから。写真もご覧になれます。
  
http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=20

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2011年5月 7日 (土)

脱!原発サウンドデモin福岡

明日、行ってきます。

http://nonukefukuoka.web.fc2.com/

デモなんて、参加したことないし、私が行ったからって、一人くらい、なんの力にもならないし、わざわざ行くくらいだったら、うちでできること(メールや手紙書き)でもして、脱原発行動したほうがいいかな、とか、いろいろ悩んでましたが、とにかく、行って、歩いてきます。


そしたら、さっき、夫が、「俺も行こうかな。サウンドデモか・・・尺八吹きながら歩こう!」ですって。happy01


今頃のブログアップですが、お近くのかた、一緒に歩いてみませんか?


【あなたの行う行動が ほとんど無意味だとしても

それでも あなたは それをやらなければなりません

それは 世界を変えるためにではなく

あなたが世界によって 変えられないようにするためです】

ガンジーの言葉より

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2011年5月 6日 (金)

孫正義さん、尊敬します

6月19日(日)は、大分市で、きのくに子どもの村学園学園長 堀真一郎さんの講演会をいたします。

チラシをご覧になって、このブログを訪問してくださったかたもいらっしゃるでしょう。

それなのに、最近、原発のことばかりで、???だったかしら。すみません。


『きのくに』のカテゴリーには、教育のこと、いっぱい書いていますので、そちらをお読みください。

講演会については4月4日の記事↓をどうぞ。

http://kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-8ec7.html


さて、やっぱり今日も、原発のことです。


先日紹介した、USTREAMでの、ソフトバンク社長、孫正義氏のお話、もうご覧になりましたか?

http://www.ustream.tv/recorded/14195780

質疑応答までいれると1時間半近くですから、まだ見てない方も多いでしょう。


そこで、私が見て、一番感動したところを、書き起こしましたので、お時間のないかた、まず、ここを見てください!お話になる様子、ぜひともご覧下さい!!


自然エネルギー財団を設立するにあたっての、孫さんによる1時間のお話のあと、質疑応答となります。

会見開始から1h23m05sあたりで、フリーランスの島田さんというかたの質問に答えて。


【自由報道協会記者会見】

Q : 孫さんの本気度、孫さんが事業としてどのように取り組んでいくのかをおうかがいしたい。(1:23:05)


孫 : そこは正直、この一ヶ月間毎日悩んでおります。これ、正直なところです。

ツイッターでですね、「原発が問題だ」とか「20ミリシーベルトを子どもにまで向けて、けしからん」と怒りまくってると、それを書けば書くほど、書くたびに、「そういうことより、本業、早く電波つなげ」と書かれるわけですね。

毎日書かれるわけです。それも事実だから、それもせないかんなあと・・・。(苦笑)


そうするとですね、まだ心が定まらないというのが正直なところですね、これ、正直なところです。

ですから、とりあえずは、ソフトバンクという通信を、情報革命を本業とした会社が、ここまで手を広げていいのかどうか、ということについて、私としては非常に悩んでると・・・。


でも、これだけ国難のときに、人の命、子どもたち、孫達の命が危険にさらされているときにですね、それをただ見過ごしていいのか。


他の誰かがやってくれるのなら、別に私は本業じゃないところまで首をつっこむべきではない、というふうに思います。

しかし、今、見るにみかねる状態だと、放っておれないという状態だという、なんか正義感がムラムラとしておるという中で、日々、毎日悩んでいるという・・・。

とりあえず会社に迷惑かけない範囲で、個人の範囲でできることはまず一回踏み出そうと、そのうえでもう少し、あと何日か悩み続けようというのが、今の、正直な気持ちです。


Q : ちょっと追加を。孫さんの言う「正義感」というのは、言葉の定義としてどういうものだとお考えでしょうか。


孫 :  ソフトバンクのね、長期的な理念、ビジョンとして、「情報革命で人々を幸せに」という、この一行なんです。

今、情報革命を、操業以来、ずっと疑わず、僕はこの一本だけを追い求める、というふうにきたんです。

いっさい脇目をふらないということできたんですけど、合わせて、「人々を幸せに」ということなんですが、今、「日本の人々が一番不幸せだ」と感じておる共通テーマが、この原発問題ではないかという気がしております。


だから、究極の選択で、情報革命を追い求めるのか、人々の幸せを追い求めるのか、どっちか一つを選ばなきゃいけないと。

平時であれば、両方追い求めます、情報革命をし、人々を幸せに、と。


でも、今、国難の時代に、自分は情報革命だけをやっておれば、それで自分の生まれてきた使命は果たせるのか、それが正義なのか、ということについて、今、毎日、心底悩んでいると・・・。


で、震災を受けたみなさんに対しても、福島で、日本中が心配しているみなさんに対しても、自分の非力さ、力のなさに、今、自分で自分が、一番腹が立っていると、なんかしなきゃいかんと。


さきほどからでているように、「あんたがいくらドンキホーテになったところで政府は動かせるのか」「電事連(電気事業連合会)だかなんだというのは動かせるのか」と。

わかりません。そんな力は私にはないと思います。

「過信してるのか」というふうにツイッターでも書かれました。「なんかちょこっと寄付して、いい気になってるんじゃないか」と、「過信してるんじゃないか」という声があるのも事実だと思います。


だけど、できるかできんかわからんけど、やらないかんことがある、と。

・・・そういうことです。(1:28:40)


最後、こみ上げてくるものを押さえながら、声を絞り出しています。ほんとうに、悩まれたんだなあと、胸が熱くなりました。この部分、ほんの5分くらいですから、ぜひみなさま、見てください。

実は、私のMac ではうつらなくて、仕事場のwindowsで見ましたが、Macの方、OSがいくつでも、見られないのかな・・・?


6月の講演会が終わったら、早くソフトバンクの携帯にしようっと。


それから、5月5日の朝日新聞に、原発推進派の加納時男氏(東電顧問・元参院議員)と、反対派の河野太郎氏(衆院議員)の話しが併記されていました。


加納氏の話しより一部抜粋。

【東電をつぶせという意見があるが、株主の資産が減ってしまう。】

【低線量の放射線は『むしろ健康にいい』と主張している研究者もいる】


全く、あきれかえる意見です。でも、朝日新聞、よくぞ載せてくれましたね。加納さんの浅さがおおっぴらになって、かえってよかったかも。


河野氏の話しより一部抜粋。

【電力会社は大学に研究費を出し、都合の良いことしか言わない御用学者を作り出す。多額の広告代をもらうマスコミは批判が緩み、巨悪と添い寝してきた。】

【自民党がやるべきことは謝罪だ。利権で原子力行政をゆがめたのだから。】


私は、孫さん、河野さん、その他、勇気を持って脱原発&自然エネルギーを推進する人達を応援します。


応援といっても、メールや手紙を送るとか、そのメーカーのものを使うようにするとか、くらいなんですが・・・。


あとは、「原子力を守る」がうたい文句の「エネルギー政策合同会議」のメンバー議員が、今度の選挙で落選することを祈るのみです。


なにか、他にできること、ないかなあ。


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