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2011年4月25日 (月)

人間の価値

まず、お知らせです。


明日、26日(火)13時より、大分トキハ前で「原発やめて」のアピールをした後、14時頃、九電大分支店へお願いに行く、という計画があります。


お時間の都合のつくかた、どうぞご参加ください。詳しくは、発起人の「畑のレストランひだまり」さんのブログをご覧ください。

http://hatakenohidamari.blog42.fc2.com/blog-entry-168.html


私は行けないのですが、Nが行くそうです。

「そのためにも、原発のことをよくわかっとかんと」と言って、今、小出裕章さんの本を熱心に読んでいます。


さて私、昨日(日曜日)は、福岡の九電本社前で行われている、「原発とめよう!」のビラ配りに行ってきました。


福島原発がこんな事態になっているのだから、世間の関心はきっと高いはず!と思って、意気込んでいましたら、なんと無関心な人の多いこと。


「原発が一番いいに決まってるじゃない!」とか

「福島の人だって、さんざん原発でお金もらって、いい思いしたでしょ。今さら何言ってんのよ!」


なんて、けんか腰の人もいたりして、びっくり、呆然。


福島原発の事故は、最後の警告のような気がします。

原発は、全然クリーンじゃないどころか、地球を汚す、なんてもんじゃない。滅亡させるんですよ!


みんな、どうしてそんなに無関心でいられるの!?


虚しくて、泣けてきてしまいました。


でも、快くビラを受け取り、署名に協力してくださるかたも、たくさんいらっしゃいました。


11時頃から15時まで立ちまして、最初の1時間くらいは、ブースの裏で涙を拭いては、またビラ配り、という状態でしたが、「私は間違ったことはしていない!」という気持ちで、だんだんと、相手の目をしっかり見て、ビラを渡せるようになりました。


15時近くなって、そろそろ終わろうと思っていたころ、一人のご婦人(私の母くらいの年代かな?)が前を通りがかり、いぶかしげにこちらを見ておられました。

きっと、断られるだろうと思いながら、勇気をだして、「原発をとめたいと思って活動しています」と話しかけたら、

「あら、そうなの!それはいいことだわ。私も原発はなくていいと思うの。だいたい、今の人たちは電気を使いすぎなよの!   署名?ええ、いくらでもするわよ!」

と快く書いてくださいました。


そして、しばらく立ち話していたら、急に後ろを振り返って、ちょうど通りかかった若い男性の肩をグッとつかみ、「あなたも原発には反対よね?さあ、署名してちょうだい!」と力強くいったのです。

その素早さと勢いに、ビックリ仰天。


その男性は、しばらく無言でこちらを見ていましたが、

「原発は必要ですよ」

と言い捨てて、立ち去って行かれました。


ご夫人は目を丸くしておられましたが、私が、「ああいうふうに言う方、多いんですよ。今日も、いっぱい言われました」と言いましたら、

「あなた、若いのに(そのご婦人に比べたら、若いかも?)大変だったわね〜。頑張ってるわね〜。それしても、なんなのよ、あの人!!」


と、彼女の励ましと憤慨に、泣き笑いしてしまいました。


私、思うんですけど、人の価値って、どんな大きい仕事をしたとか、地位が高いとか、全然関係ないよな〜って。


そのご婦人の行動と言葉は、私をものすごく勇気づけてくれました。たくさん泣いてしまった一日だったけど、彼女の存在が、幸せな一日に変えてくれて、「福岡に行ってよかった」と思わせてくれました。


そして、私なんて、たった数時間のことでしたけど、泊まり込んでず〜っと活動しておられるかたが、たくさんいらっしゃるんです。そういう方々に出会って、心が震える思いがしました。


その昔、子どもたちがまだ小さかった時、2人は1年4ヶ月違いで生まれたので、最初は大変でした。


実家の助けはないし、夫は総合病院の中の歯科だったので、当直もあるし、帰りはいつも23時頃。


一人になれる時間がなくて、くたくたでした。


そんなとき、子どもたち2人を抱っことベビーカーでスーパーに買い物に連れて行って、そこの隅のファーストフード店でコーヒーを飲むのが、唯一ホッとできるひとときでした。


ある日、コーヒーの支払いをしていると、お店のおばさんが、

「あなた、幸せねえ〜。こんなかわいい子どもさんがいて!」

と、ほんとうに、心から、しみじみと、言われたんです。


私、それを聞いて、「あ、私って、幸せなんだ!」ってすごく素直に思えたんです。

それまでのイライラした気持ちがす〜っと溶けていくようでした。


福岡で出会ったご婦人、コーヒーを売っていたおばちゃん、ありがとう。ありがとう。


人間の価値は、人に感動を与えられることなんじゃないのかな、と思うのです。


それは、ささいなひと言。心からの言葉。


大きな仕事じゃなくていい。
学校の成績じゃない。
社会的地位じゃない。


明日の九電への申し入れ行動に、「参加する」と決めたNにも、私は感動しているのです。


呼びかけ人である、友人夫婦(畑のレストラン ひだまり)にも、心から感動しているのです。


すてきな出会いをいっぱい持てて、私は幸せものです。


ありがとう。

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コメント

行ってきました。
N君と久々に会えて、うれしかった!
ビラ配り、なかなか手ごわい方がいらっしゃいますね。
「原発反対なの? 僕、賛成。」
という捨て台詞を残して行くおじいさんがいたり。
でも、いい勉強になりました!

そうそう、堀さんの講演会のチラシ、ライブ会場の受付に置きたいので、50枚くらい、持ってきていただけると嬉しいです。
私もぜひ皆さんにご紹介したいので。

では、当日!

投稿: 風の魔女 | 2011年4月26日 (火) 19時31分

昨日はお疲れ様でした。
ほんとに、立ってみると、勉強になることが多いですよね。

講演会チラシの件、ありがとう!
持っていきま~す!

では、29日。

投稿: mami | 2011年4月27日 (水) 10時50分

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