« 人生はやり直せるから | トップページ | 北九州子どもの村中学校できた! »

2011年3月 7日 (月)

こころざし

Nの入試、とってもよい体験だっと思います。


まず、願書を出すときに、「志望理由書」なるものを書いて、一緒に提出しなければなりません。

この段階で、「自分は何を学びたいのか」「何をやりたいのか」ということを考えなければならないので、自分を見つめる、とてもよい機会になります。


そして、センター試験を受けて、2月末には、大学での学科試験があり、一次の合否はその両方の合計点数により、決まります。


一次に通ったら、次は小論文。


過去問によると、その学科に関わるテーマが与えられるので、文章の書き方だけでなく、たくさん本を読んで、日頃から考えを深めていないとなかなか書けないものです。


Nも、センター試験が終わってからは、いろいろと本を読んでいました。

もっとも、三年間在籍した「音楽文化を探る」のプロジェクトの中でも、調べものをしたり、読んだりしたことでしょう。


1200字の小論文、Nに書けるのか?と思っていたのですが、電話で話しを聞いた夫によると、しっかり書けていたそうです。


小論文の次は、5分間の「自己表現」をした後、そのまま面接となります。


「自己表現」は、「演奏」「パフォーマンス」「プレゼンテーション」の中から選び、事前にどれにするか決めておきます。


Nはプレゼンテーションにしたそうです。


短いようで長い、長いようで短い5分間のプレゼンテーション。
この時間に、自分を最大限アピールしなければなりません。


緊張しただろうなあ。見てみたかったなあ。


教授たちがずらっと並ぶ中で、発表し、その後、鋭い質問に対し自分の考えを述べる、という面接。


いい試験ですね〜。


試験の準備をしながら、「自分は何をやりたいのか」を真剣に考えた数ヶ月。

N、すごく成長したと思います。


こういう試験なら、カンニングのしようもないですよね。

自分自身で勝負、の世界。


結果はどうあれ、力を出し尽くしたNに、おつかれさま、と言ってやりたいです。


教授たちは、一人ひとり面接なんてとても大変だろうけど、こういう試験をもっと増やしてほしいですね。


少なくとも、「志望理由書」と面接は必要なんじゃないでしょうか?


「偏差値が高かったので医学部にはいりました」、なんていうのはやめてもらいたい。


私が浪人生活に突入したときの、予備校の入塾式で、1人の生徒がスピーチしました。


「私は今年で5浪目です。子どものときに読んだ、野口英世の話しが忘れられなくて、私も人の役に立てる医者になりたいと強く思いました。・・・」


こういう人、合格させてあげたいです。医者になってもらいたいです。


そもそも、医学部だからって、数Ⅲとか、あそこまで難しい問題が解ける必要、あるんですかね。

国家試験に通るためには、確かに記憶力がよくないとだめかもしれないけど、それよりまず、人の話しが聞けること、人の立場に立てること、人が好きであること、こういうことが医者の必要条件だと思うのですが・・・。


まあ、人生、いろんな出会いで変わっていくことはあるでしょうけれど、少なくとも、高校を卒業するときには、しっかりと「こころざし」を持って、新たな世界に羽ばたいてほしいな。


受験て、そのために存在するならいいんじゃないかな。


|

« 人生はやり直せるから | トップページ | 北九州子どもの村中学校できた! »

コメント

大賛成!!

>「偏差値が高かったので医学部にはいりました」
こんなの、愚の骨頂です!

私の信頼する整体師は、弟子入りしたいという若者たちに、
「30歳までは他の仕事をして、社会勉強しておいで。体の痛みは、体だけの問題ではない。患者さんの心の痛みも軽くしてあげないと、体も良くならないんだよ。そのためには、人生経験が必要だ」
と 教えています。

本来は、これこそが医師の心構えなのではないでしょうか?

偏差値が高い、ということとは、全く違った次元の問題ですね。


Nくん、素晴らしい経験をしてきたのですね!!

私も、プレゼン聴きたいな~~!!

投稿: 風の魔女 | 2011年3月 8日 (火) 21時26分

その整体師さんのおっしゃる通りだと思います。
こういうかたのところに弟子入りされたかたは、幸運ですね。

私もNのプレゼン聞きたくて、夫と、「試験官に、”すみませんが、DVD撮っててもらえませんか?”って言いたいよね〜」なんて、バカなことを話していました。coldsweats01

投稿: mami | 2011年3月10日 (木) 22時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 人生はやり直せるから | トップページ | 北九州子どもの村中学校できた! »