« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月30日 (火)

大地保育とプロジェクト

27日は東京で、南アルプス子どもの村小学校主催の教育講座が開かれました。


講師は、堀さんと、「大地保育」を実践している塩川寿平氏(大地教育研究所所長・大中里保育園園長・元静岡県立大学教授)、のお二方です。


大地保育、孫(ができたら)、こういう保育園に入れたいなあ。

どろんこになって思い切り遊び、動物に触れ、好きなところで楽しく食事。お昼寝も、どこで寝るか、自分で決める。


当日いただいた塩川さんの資料から、少しご紹介します。(文中*は、私が注を入れました)


【私たちの願いは、創造性の豊かな子どもに育ってほしいということである。

私たちは、できる限り子どもたちの手に生活を返してやろうと思う。一つでも多く自分で決定して暮らす生活をふやしたいと考えている。

それ故に、野中(*大中里保育園の姉妹園)では、食事も思い思いの場所でとるし、昼寝の場所も自分で決定して決める。ある子は木陰を選ぶし、ある子は遊具のトンネルのなかで寝る。

よく心配されて質問を受ける、「しつけはどうなるのですか」と。

しつけとは何であろう。

私たちはこう考える。

昼寝のしつけとは、熟睡することであり、食事のしつけとは楽しく食べることである。熟睡や、楽しい食事を、一人ひとり主体的につくりだせるようになることがしつけだと思う。】


塩川さんの著書は、フレーベル館から数冊でていますので、ぜひお読みください。


英才教育や早期教育に関しては、「ノーマルな発達を無視するものである」と、断固反対の立場であり、私も「そうだそうだ〜」と言いたくなりいました。


【私たちは、次のような保育を憎む。

ある日、幼稚園から5歳になる男の子が、英語を教えられて帰ってきた。単語はスイートポテト(a sweet potato)である。

だが、この子は、さつまいもを土のなかから掘り出したことも、丸ごとたき火のなかにほうり込んだこともない。もちろん、黒こげの焼き芋を取り出して、口のまわりをスミで真黒にしながら「アチチ、アチチ」と食べたこともない。

その子が、机の前に座って、何時間も何日もかかってa sweet potatoと覚えているとき、野中の子どもは、土を耕して、苗を植え、草とりをして、実りを待っている。

ー中略ー

幼児の生活を何と心得ているのであろうか。先生の指示にひたすら従う幼児の姿を思い浮かべるにつけ、腹立たしさを押さえることができない。あまりにも貧弱な子どもだましの保育ではないか。

ー中略ー

子どもたちの自発性や主体性に任せようとすれば、かなり禁止や統制をはずさなければならない。そうすれば必然的に戸外に出ざるを得ない。

戸外にはがあり、太陽がある。私たちは、大地にこそ人間教育の基本があると考えるのである。】


私も、早期教育の塾とか公文とかが流行ってるのが、不思議でしょうがないし、腹が立ってしょうがないです。


塩川さん、堀さん、ともにおっしゃっていましたが、「情緒の安定」「心の解放」こそ大事なんです。

そこがしっかりしていれば、いわゆる、世間一般が言うところの「学力」、なんて、必要になればいつでも身につきます。


きのくに子どもの村学園の体験学習(プロジェクト)は、まず、活動自体が魅力的で、大人も子どももそれに興味があって、やりたいことなのです。


Nは、中学三年生のとき、道具製作所というプロジェクトで、熱気球をつくりました。(かつて、このブログ内で、書いたことがあります。写真アリ。どこだったっけ?)

そのなかで、「ボイル・シャルルの法則」というのを使って、温度と、体積と、圧力の関係を計算したそうです。私、こういう分野苦手で、うまく説明できませんが、ちゃんとバーナーで火をいれて気球を上げるため、どうしても必要な計算だったそうなんです。


Nは今でも、「これは達成感あったなあ」と、思い出深げに写真を見ます。そのときの話しをするNは、自信に満ちています。

これだけでなく、中学一年のときは、鉄を溶かして鐘楼をつくったりと、とにかくすべて本格的なプロジェクトなんです。かなりの高温で溶かすので、危険も伴う作業、大人がよくやらせてくれたなあ、と感心します。


興味ある活動に、頭と体をフルにつかって取り組むなかで、子どもはものすごく成長します。


でも、その「成長」は、偏差値いくつの学校に行けるのか、ということのほうにばかり関心のある親には、見えない、もしくは、気づけない、成長なのかもしれません。


だから、親も心が解放されていなくちゃもったいない!


心の解放には、やっぱり、ニイルの本がお勧めかな。

| | コメント (2)

2010年11月22日 (月)

子どもと共に笑える社会に

11月20日、きのくに教育研究所主催の教育シンポジウムに行ってきました。


今回、節約のため、小倉まで運転(2時間半)、小倉から夜行バス、シンポジウム終了後の夜にまた夜行バスに乗って帰る、という強行軍でした。

初めて乗った夜行バス、きつかった〜。寒いかと思ったら、暑い!

ジーンズの下に、ヒートテックはいてたんだけど、あまりに暑くて、バスの中で脱いじゃいました。真っ暗だから、どうせ見えないし。というか、「見えてもいい!」と思うくらい、苦しかったです。(まあ、誰も、50前の女の足なんて見たくもないでしょうけど・・・)


前の人は160度くらい背もたれを倒してたから、身動きもしにくくて、ほとんど眠れなかった。

それに、ちょうどNが帰宅している週末だったので、私、なんだか、ホームシックになりそうでした。「おうちに帰りたいよ〜」って。


でも、そんな思いをしても、やっぱり行って良かった!


参加者等の詳細はこちら↓

http://kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/in-0594.html


東京都立高校の、現教員と元教員のかた、と〜ってもすてきで、「ああ、こういう先生だったら生徒は幸せだよね」と思いました。

自己保身とか、建前とか、多くの教師が身につけているものは持ってなくて、生徒を尊重する心、みたいなものがあふれているように感じました。


そういう先生が、現場ではつらい思いをするんですよね。


特に、東京都では、2006年4月以来、『職員会議での挙手採決禁止』ですから、事なかれ主義に流される教師も多いことでしょう。

そんな中で、生徒たちのことを思い、自分の頭で考えて、おかしいことをおかしいと言える先生が、逆に、「ヘンな人」と見られるようになるのです。


数ヶ月前、土井敏邦監督の『私を生きる』という映画を見ました。

http://www.doi-toshikuni.net/j/info/ikiru.html

この映画での話しは、今現在進行している話しなのに、マスコミではほとんど報道されません。


実際の様子を聞いて、怒りに震えました。

国歌、国旗、という以前の問題です。
とにかく、ものを考えない教師を育成しようとしているとしか思えません。


でも、怒ってるだけじゃどうしようもない、なにか、できることないかな、と思っていたら、『東京・教育の自由裁判をすすめる会』のパンフレットをいただいたので、早速会員になることにしました。


野田正彰さんのお話は、まとめようもないくらい、衝撃的でした。

今起こっている学校現場でのこと、野田さんの著書がたくさん出ていますので、みなさまぜひ、どれか1冊でも読んでみてください。

広島のある高校では、教師の自殺が続いたのに、教育委員会も地域も、それを隠し、そのままなかったことにしようとする空気なのだそうです。

「こういうことは、子どもの心に、表向きは”自由に生きなさい”と言いながら、でも、異議を申し立てたら死なないといけない、というウソだらけのメッセージを与えることになる」


気持ちが暗く落ち込みそうになったところで、きのくにのお話。


きのくに子どもの村小学校の「工務店」というプロジェクトが取り組んだ、古〜い民家を再生する活動の報告です。

最初は子どもたちも、おそるおそる入ったくらい、古くて傷んでいた家を、一部は壊し、一部は残して改修し、完成させていく様子が生き生きと語られました。


その家では、かつて、高野豆腐を作っていたそうで、屋根裏部屋から当時使っていた高野豆腐づくりの道具がみつかり、そのときから、子どもたちの表情や声が変わったそうです。


【「やっぱり、高野豆腐をつくっていた道具だ!」子どもたちの表情や声がかわった。村の歴史を肌で感じ始めた瞬間だ。ものを運び出す手つきもやさしく、慎重になる。子どもたちにとって、この家が価値あるものへとかわっていった。】(シンポジウムの資料より)


「子どもたちをひっぱっていくのは、大人(教師)ではなく、活動そのもの」と話されましたが、その通りなんですね。


石臼が発見されたときには、「30カンあるって言ってたけど、カンって何?」というところから、数や重さの学習になります。そして、興味は昔のくらし、遊び、道具など、多方面に広がってゆくのです。

学年末には、日本独楽博物館、北名古屋市民族資料館、民家集落博物館などをめぐる旅行にでかけたそうです。


当日販売していた資料には、この活動で、子どもたちはどのように成長したのか、感情的側面、知的側面、社会的側面からの考察が詳しく載っています。

きのくにの教育は、単に、のびのび活動してるなんていう、表面的なことじゃないんですよね。

この資料、きのくににまだ残っていたら、買えるかも?


次は、きのくにの卒業生で、現在寮母をしているかたが、子どもの様子と自分の成長を、失敗談を織り交ぜながら、率直に語ってくださいました。


自分の答えに合うように、子どもたちを誘導しようとしてしまっているのではないか、と悩んだこともあったそうです。

悩みながらも、『親業』の『私メッセージ』で話すようにしたり、自分の頭をからっぽにして、子どもの話しを聞くようにしたりした、という話しもしてくれて、20以上も年が違うのに、なんか、すごいな、と尊敬の念が湧いてきました。


あるとき、寮の掃除の時間にふざけてしまう子がいて、それが他の子にも広がって、つい怒ってしまったことがあった、というエピソードを話してくれた後で、


「自分の思い通りにいかない、ということでなく、ミーティングを大事にしない、ということで怒れる自分でありたい」

「人としてお互いに尊重し合える存在が幸せだと思う」

と言われたことに、胸が熱くなりました。


まだ20代、しかも前半、ですよ!

この年の頃、私、何してたかしら、何考えてたかしら。


彼女の素直さ、伸びやかさ、そして、しっかり寮母という仕事に向かっている様子を見ると、ほんとうに、きのくにの教育ってすごい、と、また思ってしまうのです。


最後は、日本よりも受験戦争が厳しいと言われる韓国で、新たな教育が広まりつつあるお話を聞いて、また、希望がでてきました。


時間がかなり押しましたが、30分、討論の時間もあり、野田さんがうまく進めてくださいました。こういうのは、やっぱり、その場にいないと、私が書いても伝わらないですよね。


最後の締めに登場してくれたのが、きのくに国際高等専修学校三年生のSくん。


「僕は小学一年生からきのくににいます。今日話しを聞いて、それがどれだけ幸せなことだったか・・・」


すみません、私、ここで号泣してしまい、その後何を話してくれたか、メモできませんでした。


「子どもと共に笑う」 そんな社会を、私たちがつくっていくんだよね。

| | コメント (6)

2010年11月17日 (水)

困難があればこそ

1日の記事『すてきだらけ』で紹介した、かつやまの10周年記念誌のなかで、栃木県から8時間かけて来ていた子どもの文章が載っていました。

8時間かかるというと、たいていの人が「大変だね」と驚くのだそうです。でも、その子は、

【そりゃあ大変だ。なにせ1日の3分の1も使うのだから。けれども、そこまでしても行きたい!と思う学校があることを、私はうれしく思う。】

と、書いています。


かつやまは、大雪に見舞われることが多いし、家も遠いところの子がたくさんいます。でも、そういう困難があっても、「かつやまに行きたい」「この学校に入れてよかった」という熱い思いが、記念誌から感じられます。


我が家も大分から和歌山。最初はどうやって行ったらいいのかもわかりませんでした。


入学するにあたっては、毎週帰宅は無理だから、3〜4週間に一度の帰宅(長期)にするつもりでした。

でも、面接のときに、

「人数の都合で、すぐには長期になれません。少なくとも1学期間は毎週帰ってもらうことになりますが、大丈夫ですか?」

と聞かれて、内心、「えっ!そりゃあ大変だ」と思ったものの、きのくにに入りたい一心で、夫と声を合わせて

「大丈夫です!」

と答えていました。


経済的にも時間的にも大変だったけれど、私たちも子どもたちも、誰も、もうイヤ!、なんて思わなかった。

だって、行き先が、ほんとうに楽しいところなんだもの。


迎えの車中では、必ず激眠していた息子達も、大きくなって、眠ることなく、学校でのあれこれを話してくれるようにもなった。ああ、楽しかったなあ。


だいたい、きのくにを知ってから入学できるまでに、相当待ったし(定員いっぱいで)、雪の時期には、行き来に大変な思いもしたけど、そういう困難があればこそ、きのくにへの思いも揺るぎのないものになってきたような気がする。


あ、つい、昔を思い出して、しみじみ・・・。


だいぶ話しがそれましたが、とにかく、かつやま本は必見です。20日、27日教育講座会場でお買い求めください。

いろんな困難を乗り越えた、静かで熱い思いが溢れています。


公立小から転校してきた子が、前の学校とかつやまとを比較しているのもおもしろかった。


【この学校の子はいい意味で孤立していると思う。普通の学校の子はなんでも集団で行動する。「トイレ行こー!」「ご飯一緒に食べよー!」という感じで。でもこの学校にいる子は一人でトイレに行くし、ご飯も好きなところで食べる。いい意味での孤立。】


これ、わかるなあ。

一人でいることが、とてもつもなく惨めに感じてしまうあの空気、なんなんでしょうね。


いじめ、自殺。楽しいはずの学校が、死にたくなるくらいつらいなんて・・・。


小手先の解決方法ではだめ。


【まず、子どもを幸福にしよう。すべてはそのあとに続く。】 A.S.ニイル


| | コメント (4)

2010年11月13日 (土)

オープンキャンパス見学記

9月23日に行われた、きのくに国際高等専修学校のオープンキャンパス。

高校生の娘さんと、このオープンキャンパスに参加された「ぶみちゃん」が、すてきな見学記を書かれています。

http://ameblo.jp/bumi3/entry-10697053107.html

私も、「そうでしょ〜」「そうなのよ〜」とうなずきながら読ませてもらいました。


これは11月10日の記事ですが、7日から連続で、小学校の様子も写真入りで、詳しく楽しく紹介してくださっています。


私なんて、今まで何度もきのくにに行ってるのに、こんなに詳しく見たことなかったです。coldsweats01

ぶみちゃん、ありがとう。


ぶみちゃんは、今年6月、大分での堀さんの講演会に来てくださいました。


このときの講演会は、第一回より更に参加者も多く、反響も大きく、その後、北九州子どもの村小学校に見学に行ったり、サマースクールやおもちゃづくりに参加されたり、大分の小学校から北九州へ転校されたかたもありました。


たくさんのかたに、「こういう教育をもっと早く知りたかった」と言われました。


なかなか知るチャンスがないんですよね。


ということで、来年も、また、ぜひとも堀さんに来ていただこうと目論んでいます。

今度は、家庭での育児に即使える、『叱らぬ教育の実践』について話していただこうかな。


でも、ますます多忙な堀さんを、毎年大分に呼ぶより、他県に進出して、もっと多くのかたに自由教育を知ってもらったようがよいかしら・・・。


熊本や福岡市など、ちょっと大きい市でも講演会してもらえたら、出会いのチャンスを広げることになるかしら・・・。


などと、いろいろ考えております。


もし、「堀さんに講演会をしてもらいた〜い」、「関心のあるかたが周りにいま〜す」、というかたがいらっしゃましたら、どうぞご連絡ください。私、他県であっても、もろもろの準備に全面的に協力いたします!

(全面的、なら、協力、とは言わないのかな・・・?)


| | コメント (2)

2010年11月 9日 (火)

北九州子どもの村中学校開校

わ〜い!

2011年4月、北九州子どもの村中学校の開校が決定しました。


よかったよかった。これで子どもたちも安心ですね。

やっぱり、小学校、中学校と、継続してこその自由教育だと思います。


さて、今年も残すところ2ヶ月を切りましたが、北九州は熱いです!


2011年度の【新入生のための体験入学】と保護者面談の日程が発表されています。

11月18日を皮切りに、今年は3回、そして、来年2月に1回と、あわせて4回のチャンス。年長のお子さんをお持ちで、来年4月からの入学をお考えのかたは、ぜひ、この体験入学にお申し込みください。


その前に、学校を見てみたい、どんな活動をしているのかしら、というかたは、11月23日の【オープンデー】へどうぞ。在校生と一緒に、授業に参加できます。


この日は都合が悪いわ・・・というご家庭は、12月25日から2泊3日の【冬祭り】はいかがでしょうか。

今年大好評だったサマースクール同様、木工やクッキング、楽しいことがいっぱいです。


オープンデー、冬祭りとも、小学六年生まで参加できます。


そうそう、恒例となった月末日曜日のおもちゃづくり、11月もありますよ。


詳しい時間、費用、対象学年等は、下記、北九州子どもの村小学校のHPをご覧ください。

http://www.k-children.jp/


そして、しつこいようですが、この学校に興味をもたれたかたは、ぜひ、学園長、堀真一郎さんの著書をお読みください。

黎明書房から『自由学校の設計』がでています。

それ以外でも、アマゾン等で検索されると、書店では手に入りにくくなたった本もたくさんヒットします。運がよければ、お安く入手できることも!


私は今、『ニイルと自由な子どもたちーサマーヒルの理論と実際』を読み返しています。

いやあ、実に、いい教育だな〜。


これから九州で自由教育の輪がどんどん広かっていくと思うと、うれしくてたまりません。

| | コメント (2)

2010年11月 5日 (金)

教育シンポジウムin橋本市

本題に入るまえにお知らせですが、前回の記事で紹介した『かつやま10周年記念誌』、20日と27日の教育講座の会場で販売していただけることになりました!

みなさま、これはホント、おすすめです。見つけたら、すぐさま買いましょう!

子ども本人が、「どうやってこの学校にはいったか」とか「この学校のいいところ」なんかも、とても素直に書いてあるし、スタッフや保護者の生の声も、心にしみます。

もし、両日とも行けないわ、でも、本が欲しい、というかたは、私まで直接メールくださいませ。なんとかしますわ。


さて、『子どもと共に笑う』の記事の中でも紹介しましたが、

http://kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-6f2a.html

11月20日(土)に、きのくに教育研究所主催の教育シンポジウムが開かれます。

場所は、和歌山県橋本市の橋本商工会館。

12:30開場で13:15開演です。


参加者は
○キム・キョンオクさん(韓国オルタナティブ・スクール教育連盟)
○野田正彰さん(関西学院大学教授)
○田中公造さん(東京都立保谷高校教員)
○堀公博さん(元 東京都立高校教員)
○加藤友美さん(きのくに子どもの村学園教員)
○山下遊樹さん(きのくに子どもの村学園寮母・卒業生)


すごいメンバーですね〜。楽しみです。

11年のきのくに生活で、何回、この、教育講座に行ったかしら。遠かったけれど、7、8回は行ったかなあ。

毎回新たな発見があったり、きのくにのすごさを再確認したりして、そのたびに、これまで叩き込まれてきた能力主義の価値観が、うすらいできたように思います。


次の週末は、南アルプス子どもの村小学校が主催で、教育講座が開催されます。

【自由な教育でたくましい子どもが育つ
〜野中保育園の「大地保育」と子どもの村学園の体験学習〜】

場所:東京ガーデンパレス(御茶ノ水)
日時:27日(土)13:00〜16:30

講師:塩川寿平さん(大中里保育園園長)と堀さんです。


「大地保育」の話しも聞けるので、こちらもとっても楽しみ!


お時間のあるかた、お時間のないかたも、なんとかして、ぜひ、実り多い二つの教育講座、参加いたしましょう!


きのくにの教育理念に心から賛同して、親も成長していくことが、何より子どものためになることなんだろうな、と、今、思っています。

| | コメント (6)

2010年11月 1日 (月)

すてきだらけ

昨日は北九州子どもの村小学校に行ってきました。

今年になって、何回北九州に行ったかしら。ほんとに身近な存在になりました。


昨日はおもちゃづくり教室が開かれていたのです。

でも、北九州子どもの村の子どもたちは、イギリス旅行中。スタッフも事務のかたをのぞいて、全員行っています。

それなのに、どうやっておもちゃづくり教室?大丈夫。ちゃんと、きのくにからたくさんスタッフが来てくれたのです。


今回は、電池や豆電球を使って、光るお家や車、イライラ棒、電池と磁石の力を使った、くるくる回るおもちゃなど、をつくりました。

最初に見本を見てもらいながら説明するのですが、その説明のうまいこと!子どもたちは、すっかり惹き付けられて、身を乗り出して、し〜んとして聞いています。


今回は年長から小学校低学年の子どもたちばかりでしたから、「難しいんじゃないのかな〜」と思っていましたが、みんな、すごいです。熱中して、作り上げていました。


さて、今年になってしょっちゅう遊びに行っている北九州ですが、ここで、いいもの見つけちゃいました。

Photo_2

2007年につくられた、かつやま子どもの村小学校創立10周年の記念誌です。

私としたことが、今まで手にしたことがなかったなんて、不覚ですわ。


小学生、中学生、卒業生、職員、保護者、いろんなかたが、それぞれの日々を振り返って文章を書いています。

子どもたちは、どんな思いでこの学校に入ったかとか、かつやまの好きなところとか、過去の自分のこととか、ほんとうに率直に表現しています。一人ひとりが、埋もれることなく、強く自己を出しているように感じました。


卒業生の「今だからいえる話」、おもしろ〜い!

職員が、「子どもたちと生活するうちに自分自身が好きになった」という言葉には、じ〜ん。


きのくに、北九州、南アルプスには行ったことあるけど、かつやま子どもの村にだけ、まだ行ったことがなくて、私の中では、かつやまって、遠い存在だったのですが、この本を読んで、大好きになりました。

どの学校も、理念は同じだけど、それぞれの個性があって、全部すてきです。

子どももスタッフも、みんなすてきです。


1冊1000円500円。読み応え十分。これはお宝本かも。

まだ、在庫はあるそうです。

きのくにや南アルプスでの教育講座のときにも、販売してくれないかなあ。お願いしてみます。


| | コメント (5)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »