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2010年10月 8日 (金)

たいせつなこと

南アルプス子どもの村小学校は開校一周年を迎えました。

おめでとうございま〜す!!

かつやま子どもの村中学校は10周年だし、なんだかうれしいな。


さて、各校、HPがますます充実してきていますので、どうぞみなさま、いろんな「子どもの村」の様子をご覧くださいね。


さて、今日、特にお勧めしたいのが、南アルプス子どもの村小学校の「最近の様子」。

最新の記事をご紹介します。


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2010/10/08 何もしない時間

「子どもには何もしていない時間は認められていない。」と堀さんがいわれました。

たしかに 学校では子どもには何かをすることが求められます。当たり前すぎて、疑問をもつこともない。


一般的にいって、大人は子どもが何かをしていないと、注意をしたり、催促したりするのが仕事だと思っています。ご家庭でも同じでしょう。

何もしないで、寝転がってばかりいるお子さんを見ていたら、つい「掃除して…」「本でも読んだら…」「寝転がってばかりいないで…」といってせかします。けれど、堀さんのその話のくだりは、

「何もしないっていう時間の大切さに改めて気づくべきだ」というわけです。

 
子どもひとり一人にはリズムがあるのが当然。時には「ぼーっ」とする時間もあります。

そんな時間があるから、何か自分のエネルギーを注ぎたいものに出会った時、のめり込んでいくパワーがちがうのかもしれません。
 

たとえば、プロジェクト活動で、みんなが働いているのに、離れたところにいて見ている子がいます。だけど、離れたところにいるからといって、この子が、何もしていないと決めつけたりはしません。

声をかけたり、注意をしたりする場合もあります。

けれど、何もしない、ということに意味がある、ということも頭の中においておきたいと思います。何もしない、というそのありようを、柔らかい気持ちで受けとめたいと思います。

また、意見を求めた時に手を挙げないからといって、その子がやる気がないと決めつけたりもしない。やる気があっても手を挙げない子もいる。説明できない事情をかかえている場合だってある。


「ひとり一人がみんなと自由に」をモットーにした学校だからこそ、子どもが息を抜いた瞬間に出会った時に、すかさず注意をする大人になるのではなく、そのリズムに合わせて息を抜いてみる大人である方がいいのかな、と。

 子どもの村の大人は葛藤がおおい。日々精進、精進。

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南アルプス子どもの村の「最近のようす」には、他にもすてきなお話がいっぱいです。

↓こちらからご覧ください。9月15日に「あわてず、いそがず」、これまた感動です!


http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=20


子どもの村の、何がすごいって、こういう子どもの心をふか〜く受容してくれるところなんです。


9月24日の「子どもと共に笑う」で、シンポジウムのチラシに載っていた堀さんの文章を紹介しましたが、この会話のすごさに気がついたかたは、もう、なんの心配もなく、子どもを託せると思います。


これが、「受容する」ってことなんですよね。


9月末に、北九州でお話させていただいた後に、参加者のお一人に話しかけられました。


「ちょっと聞きたいんですけど、この学校では、子どもに本を読むようにはさせてないんですか?」


これは、私が話しの中で、「長男が中学生の頃の夏休み、ゴロゴロして、マンガとゲームにあけくれていた、私は息子に本を読んで欲しかったので、その様子を見て苦しかった」、というエピソードにからんでの質問でした。

それで私、

「この本お勧めだよ、みたいなことはあるかもしれませんが、本を読みなさい、というような、“指導”はしてないと思いますよ」

と答えました。


なんとなく、腑に落ちないような様子でした。


話しの中では、「その長男も、中三の夏、“ギターで食べていく”と決意した後は、マンガとゲームを卒業し、ギターに真剣に取り組みはじめました。今では本も、たくさん読んでいます」と続けたのですが、それでも、学校で読書の指導をしないなんて、不安なのかなあ。


保護者でも、

「学校(もしくは寮)ではゲーム禁止にしてほしい」「時間制限してほしい」とか

「自然食の食事にしてほしい」とか

いろいろ言う人(言わなくても、思っている人)はいるみたい。


私に言わせれば、そんなこと、すっごく小さいことだと思う。


子どもの行動の表面だけをとらえるのでなく、深いところを見ようとしてくれる大人がいて、そこでたくさんの興味あることに出会って学んでいく子どもたち。


ほんとうの自由を味わって、心が解放されていれば、子どもは、時期がくれば、自分で自分の道を見つけていくんです。どんどんやりたいことに邁進していくんです。


なによりも大切なことは、子どもの心に寄り添ってくれる大人がいる、ということ。


冒頭の文章を読み返して、また、涙がでてきた。


うちの息子たちも、こんなふうに、温かく見守られてきたんだなあ。


ありがとう  ありがとう  ありがとう

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コメント

おっ!早々とアップしてましたね^^

私も遅ればせながら反応してアップしてしまいました。

親は不安なんでしょうね。
このままではダメだ。と
でも今が満たされていれば子供は安心して進めると思うんだけどね。
だって今の積み重ねが未来なんだからね。

いつも心が解放されていて安心していられるプルプルのキラキラの子供たちの笑顔が
親や大人たちにも元気を与えてくれてるね。

投稿: ミュルア | 2010年10月19日 (火) 10時32分

ミュルアさんとこでも紹介してくださったのですね!

心の解放って、ほんとうに大切ですよね。

【今の積み重ねが未来】
ミュルアさん、いいこと言いますね〜。happy01

投稿: mami | 2010年10月19日 (火) 18時59分

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