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2010年9月16日 (木)

進化なのか 退化なのか

長年使ってきた洗濯機が壊れてしまったので、とうとう買い替えました。


今まで通りの全自動にするか、この際、エコで二槽式にするか、衣類がからまないドラム式にするか、迷いに迷ったすえ、

ドラム式にしました。


今までの、粉石鹸が使えないのが、う〜んと、悩みどころだったのですが、よく行く「クロワッサンの店」で、「がんこ本舗」の洗剤をすすめられ、これならいいかも、と思いまして。

それにしても、石けんにしろ、いわゆる洗剤にしろ、何がいいというより、結局、使わないのが一番いいんでしょうねえ。


さて、そのドラム式、洗濯物もからまないし、袖ものびないし、洗い上がりはとってもいいんだけど、


でも、でも、


なんか、私、することなさすぎ〜。

透明のドアから、中の様子を見守るだけ。

いいのか、こんなんで。


以前は、タオルケットなんかを入れたときは、撹拌力が弱くて、私もふたをあけて、手を突っ込んで、かきまぜまぜのお手伝い(?)をしたりしたのに・・・。

粉石鹸も、入れる前に、よ〜く溶かして、と、私もやることいろいろあったのに・・・。


なんか、機械は進化したけど、私は退化しそうです。


さて、そんなことを思っている今日この頃、すごい映画を見てしまいました。


新潟のほうで、しなの木の皮から、繊維をつくり、それで布を織って、それを様々なものに活用する文化があります。


その、「しな布」を作る様を撮った記録映画です。


ものすご〜く気の遠くなるような作業です。


木を切って、皮をはいで、干して、灰に浸して煮て、川の水であらって、ぬかにつけて、割いて・・・

もう、まだまだ作業があるんです。

糸を紡ぐ様子は、芸術です。それを、村の女性たちが、集まって、楽しげに、手際よくすすめていくのです。

こんな感じ↓

http://www.iwafune.ne.jp/~sanpokusho/shinafu/shinafu_d.html

ほんとはもっともっと、地道でなが〜い作業が延々と続くんですよ。


たぶん、来年の、ゆふいん文化・記録映画祭で上映されるんじゃないかな〜。そのときは、大分近郊のかた、ぜひぜひ見に来てくださいね!

昔、人は、すべてを森から得ていた、ということが、よ〜くわかる映画です。


菊の助さんが、前回の記事でコメントつけてくださいましたが、

【森を守り、大地を守り、人を愛し、家族を愛す】

糸を紡いで布を織る様子、まさしくそんな感じなのです。尊いなあ、と、合掌したくなってしまいました。

敢て言うなら、これこそ「高いレベルの人生」、ではないでしょうか。


今の方が、なにもかも、ずっと進化しているらしいけど、人間としては、ドンドン退化してしまってるんじゃなかろうか、と、しみじみ思います。


やっぱ、タライで手洗いして、脱水だけ、洗濯機のお世話になろうか・・・。gawk


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コメント

今度、洗濯板をプレゼントしようかな^^

「真の豊かさとは 近代機械文明ではなく 
  手回しのチャルカを回す営みの中にある」

と言って、あのガンジーさんは
激動の日々、毎日欠かさず
500m位ずつ 愛用のチャルカで糸を紡いだそうです。

by 平石ぶみちゃん

投稿: サムライ菊の助 | 2010年9月16日 (木) 20時39分

しな布というものを、初めて知りました。

豊かな暮らしとは何なのかということを、考えさせられますね。

このような文化について思いをめぐらすと、なぜだか心がざわめき、憧れの気持ちで胸がいっぱいになります。

もしかして私、前世でそういう生活を営んでいたのかもしれませんね。


洗濯機、うちは普通の全自動ですが、使い方はほぼ手動です。手間かかるったら……。

投稿: 風の魔女 | 2010年9月17日 (金) 08時43分

○菊さま〜、私、洗濯板、持ってるのよ〜!エヘン!
といっても、靴下なんかをこするような、小さいのなんだけど。
菊様のコメントを読んで、昨夜は、タライでごしごし洗ったです。気持ちよかったあ。で、脱水だけ、洗濯機に。ン?これじゃあ二槽式でよかったじゃん、とか思いつつ、でも、次男が、時々、大量の洗濯ものとともに帰って来るしなあ。

○風の魔女さん、うん、なにか、つながっているのかもしれませんね。あの映像のなかに、風の魔女さんがうつっていたかも・・・?

投稿: mami | 2010年9月17日 (金) 22時34分

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