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2010年7月20日 (火)

修学旅行のこと

昨日書いた、きの高の修学旅行のことですが、ちょっと補足します。


きのくに歴が長くなってくると、すっかり、当然のことのように書いてしまうことがあります。でも、よく考えると、「当然」じゃないことがたくさん。


というのは、きのくにではまず、修学旅行に行くか行かないか、どこに行くかを、子どもたちが話し合って決めるのです。


今回は、昨年の12月頃から話し合いを始めたそうです。

全員で行くのか、行きたい人だけで行くのか、という話しもでたりして、ミーティングは難航。一度は中断したそうです。


それでも、また集まって、意見を出し合い、みんなが納得の上での屋久島旅行となりました。


そういう経緯があるからこそ、どんな天気でも、楽しめるんだろうな。

お仕着せの、毎年決まった旅行じゃなくて、自分たちで決めた旅行だもの。


こんな体験からも、主体的に生きる態度と能力を身につけていくのでしょう。


「きのくにを卒業した子どもたちは、どんなふうになっているの?」

という質問を受けることがよくあります。


「自分自身の魂の船長となり(by A.S.ニイル)、たくましく、しなやかに、主体的に、生きています」

としか、言いようがないなあ。


*きのくに(&かつやま)での旅行について、もっと深く知りたいかたは、【子どもの村ブックレット No.3 旅は最高の教師】(700円)をお読みください。この本は書店では手に入りません。きのくに、かつやま、南アルプス、北九州子どもの村で購入できます。

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コメント

mamiさん、こんにちは。ごぶさたしています。
いつも楽しみに読ませてもらっています。
高専の様子は特に興味を持って読んでしまいます。

うちのМもきの中を卒業して1年以上過ぎ、
あの時、目の前にこんなに魅力のある学校があるのに
なぜわざわざ他へ行くのか、正直息子の気持ちがわからず、
でも高専に行ってほしい親の気持ちは呑み込んで
息子の選択を信じ、
いえ選択した学校や内容を信じたのではなく、
ただ息子自身を信じて心でエールを送って来ました。

吹奏楽コースという、授業の中にも部活の延長である音楽やブラスの時間が増える所へ行ったのですが、
中学卒業時にブラスに興味があるようにはまったく思えなかったし、
楽器も入試の時点で高校側から指定されたクラリネットを3年間吹かねばならず、
もちろんクラリネットは触ったことも、どんな音が出るかも知らないで
コースの中、たった一人初心者で入学しました。


私はいまだにかなりの問題の親をしているので(笑)
先日も息子にこんなことを聞いてしまいました。
「朝も昼も夜もクラリネットばっかり吹いて、それって楽しいのん?」


母親の呆れるばかりのアサハカ過ぎる質問にも息子はちゃんと自分の胸でまっすぐ受け止め、
少し笑って

「うん、楽しいで。」

と言いました。


なんかもう、大丈夫なんですね。

きの高に行けば楽しいに違いない、充実の日々になる、そうできるようにするだろう、
きっとそれはわかっていたと思うんです。


でも、それを選ぶ子、選ばない子がいる。
どちらもいること、いいですよね。
心には必ず彦谷の風が吹いていると思います。

先日、1年でたった一日だけの学校も部活もお休みの日に一日きのくにへ行ってきたようです。
Nくんに声を掛けてもらって日本史の授業に参加したとか、うれしそうに言ってました。
それぞれの道、たくましく歩む彼らをずっと見ていきたいですね。

投稿: remo | 2010年7月22日 (木) 09時34分

remoさん、お久しぶりで〜す!

remoさんのコメントを読んで、私のほうにまで、さわやかな風が吹いてきました。

私も、あんな思い、こんな思い、いろいろありました。今も、揺れ動くこともあります。

でも、なんか、大丈夫なんですよね、彼ら。

Nも、Mくんが来てくれたこと、と〜ってもうれしそうに話してくれました。

投稿: mami | 2010年7月23日 (金) 13時28分

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