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2010年4月29日 (木)

プロフィール

今日は、北九州子どもの村小学校での講演会に行ってきました。

講師は福岡教育大学の鈴木邦治先生。
現在の教育の、どこが問題なのかについて、とてもわかりやすく話してくださいました。


お話を聞いて、うちの息子たちがきのくにに転校する前に通っていた、地元の小学校でのことを思い出しました。


長男が一年生になって、初めての授業参観。

先生が質問して、子どもたちが「ハイ!はい!」と元気よく手を挙げます。指された子は、大きな声で答を言います。

そうしたら、他の子どもたちが、声をそろえて、「同じで〜す!」と言ったのです。

そのときは、みんな元気でかわいいな、なんて、お気楽なことを思ってしまったのですが、回を重ねるごとに、「同じで〜す」とか「違いま〜す」と、クラス全員が声をそろえる様子が、なんだかいや〜な感じに思えてきました。


だって、自分が言ったことに対して、みんなから「違いま〜す」なんて言われたら、もう、発言するのが恐くなっちゃいませんか?


今日の鈴木先生のお話では、たとえ手を挙げて発言しなかった子でも、自分が書いた答えがみんなと違っていたら、もう、その子は、考えるのをやめてしまう、ということでした。

そうですよね、人と違うことに、びくびくしてしまいますよね。


私、その授業の様子を見るうちに、こういうことを6年間もやっていたら、子どもが羊のようになってしまうんじゃないかと、恐くなりました。そして、なんの疑問ももたず、こういう指導をしている教師にも、腹が立ってしまいました。


結局、その小学校には、長男は三年間、次男は1年半通ったわけで、それが10年も前のことなのに、今日、鈴木先生のお話を聞いたら、いまだに、「違いま〜す」「同じで〜す」とやっている、というではありませんか!

ニイルがこの様子を見たら、「まだそんなことをやっているのか!」と悲しむだろうな・・・。


私も、もっともっと自由教育を広めるために頑張らなくちゃ、と、意を新たにしました。


ここ数ヶ月、北九州に頻繁に通っているので、顔見知りのかたもだいぶ増えてきました。あまりもしょっちゅう行っているので、「明日は仕事で・・・」と話しをしていたら、「えっ、仕事してるんですか?」と3人くらいのかたにびっくりされてしまいました。


はい、フルタイムで仕事してますよ〜。(多分、仕事してなかったら、二人きのくににやれなかったと思う。)

でも、自営なので、通勤時間がないから、その点はだいぶ楽です。昼休みに洗濯できるし、場合によっては仕事の合間にブログの更新もできるし。^^


とにかく、好きでやってることなんです。「好き」といっても、普通の「好き」とは度合いが違うかも。


あ、今日の本題は、プロフィールのことでした。


多くのかたがこのブログを訪問していただいて、昔の記事もだだーっと読んでくださっているかたもあり、大変うれしく思っています。


ただ、プロフィールページをご覧になるかたが少ないです。それで、ハタと思い至ったのですが、携帯からはプロフィールに飛べない、と指摘されたことがあります。私もやってみましたが、ページがでてきませんでした。


なので、下記にコピーしましたので、今までプロフィールをご覧になれなかったかたは、こちらでお読みください。


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〈1行紹介〉
毎日楽しく、生き生きの40ウン才。大分県在住。歯科医院で働いています。


〈自己紹介文〉
1998年秋、書店で、きのくに子どもの村学園 学園長、堀真一郎さんが書かれた『自由学校の設計』(黎明書房)という本に出会いました。日本でも、ユニークな教育をしている学校がないものかと探していたときでした。


1999年7月、小学校一年生と三年生の息子を連れて、きのくに子どもの村学園の見学に行きました。堀さんと直接お話しし、きのくにで学ぶ子どもたちの様子も見て、この学校なら間違いない、と確信し、その場で入学申し込みをしました。しかし、定員いっぱいで、いつ入学できるか未定とのことでした。


2000年4月、長男Fが四年生の時きのくにに転入。次男のNは空きがなくて入れず、2001年1月、二年生の三学期からの入学となりました。


2010年4月現在、Fはきのくに子どもの村中学校を卒業後、プロのギタリスト(クラシック系)を目指して修行中。来年の留学に向けて、練習と語学の習得に励む毎日。週末はバイトもして家計を助けてくれてます。

Nはきのくに国際高等専修学校三年生。彼もギター(ロック系)に興味があるようですが、何になりたいかは今のところ考え中のようです。某大学某科を目指して準備しつつ、それでもメインは学校生活を楽しむこと。
今しかやれないことを思い存分やってほしいな。


きのくにで教育を受けたおかげで、息子たちは、自己肯定感のある、やさしくて、落ち着いた青年に育ちました。


親も、子どもの成績や偏差値、どのレベルの高校に行くか、などには全然関心がなくなりました。そんなことより、息子たちが何に興味を持ち、何をしているときが幸せなのか、ということに関心があります。地元の公立小学校に行って、忘れ物をしないように、とか、宿題をきちんとしているか、などということに神経を尖らせていた頃の自分が嘘のようです。


きのくにのおかげで、子どもにとって何が一番大切なのかがわかりました。まず、「自分が好き」という気持ちを持てることが大切なのです。


今の学校教育では、子どもを管理し、評価し、大人の価値観の中での「よい子」「扱いやすい子」をつくろうとしています。そうすると、それについてこれない子どもは、「私はダメだ」と自分を卑下し、挫折感を抱くことになります。


多くの少年犯罪は、そういう自己否定感が根本にあるように思います。少年法を低年齢化したり、厳罰化したりするより、きのくに子どもの村学園の理念を学んで、子どもたちが自己肯定感を持って成長できるように手助けすることが、なにより大切だと思うのです。


そのために、私は、きのくにの教育のすばらしさを、一人でも多くの人に伝えたいと思い、このブログをつくることにしました。そして、きのくにのような、子どもが心を解放して、幸せに生きられる自由学校が、世界にたくさんできることを心から願っています。


〈興味のあること〉
きのくに子どもの村学園、息子のギターを聴くこと、文楽鑑賞、フランス語、日本熊森協会の活動

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2010年4月26日 (月)

幸福な子ども、大人、学校

昨日は、北九州子どもの村小学校の、おもちゃ作り教室に行ってきました。

私のこと、覚えててくれた子もいて、うれしかったな〜。

それに、実際の活動の様子を見ると、子どもたちへの、スタッフの言葉かけや接し方が、とても勉強になります。北九州へ行くのが、毎回楽しくて楽しくて〜。happy01


さて、今回のおもちゃは、「かざぐるま」。


作る前に、まずお昼ご飯です。

食べる前に、副校長さんから、簡単な挨拶とスタッフの紹介があったのですが、興奮しているのか、副校長のお話を遮って、おしゃべりしてしまう子もいます。


そんなとき、普通だったら、「ちょっと静かにして〜」とか「今はおしゃべりする時間じゃないよ」とか言われるんじゃないかな?


子どもの村の大人は、こういうとき、頭ごなしに命令しないんですよね。


「あのね、なかなか始められないと、時間が足りなくなって、おもちゃつくるとき、みんなが、もっと作りたいな〜と思っても、“はい、もう時間ですよ〜”ってなっちゃうんだよ。だから、早く始められるようにしたほうがいいと思うんだ。」

って、優しく話してくれるんです。


そうしたら、ずっとしゃべり続けてた子が、ちゃんとお話聞いてくれたんです。『叱らぬ教育』を目の当たりにしました!雰囲気もいいし、子どもたちも静かに話しを聞いてくれるようになって、それからスムーズに進んでいきました。


ゆっくりお昼を食べて、休んだら、ホールに集まります。


素材も形も違うかざぐるまが三種類もあって、まずスタッフが一つずつ見本を見せてくれて、どれを作りたいか決めます。時間があれば、全部の型をつくることもできるし、一つを、丁寧に色を塗ったりしてじっくり作ることもできるし、できたもので遊んでてもいい。

最初に、風力発電のお話もあったな。こういうことも、実際の学校のプロジェクトでは、どんどん広がって、社会とつながる教育になるんですよね。


それにしても、ああ〜、カメラ持ってくればよかった〜。

もう、夢のようにかわいい光景だったんですよ〜。

紙コップ二つを使って、頭に固定する風車があったんですが、それ、自分が走り回ると頭につけた風車がくるくると回り続けるんです。(←よく、意味わからないですよね・・・)

このタイプのを作った子たちが、運動場で駆け回っているのです。


全種類作った子もいました。

どの子もみんな、誇らしげ。自信に満ちて、生き生きしています。

上手く回らなかった子も、「これ、飾り物にしよう」と言って、大事そうに色をつけていました。


「どれを作ってもいいんだよ。まず、どれにする?」と聞かれて、自分で考えて自分で選ぶ。

一個作ったら、それで遊ぶか別のを作るか、それも自分次第。


そして、この日は一日だけのおもちゃづくり教室でしたが、この学校の生徒となると、失敗しても、その原因を考えて、二回、三回と再挑戦できます。

そういう日々の積み重ねは、その子にとって、どれだけ力になることでしょう。漢字をたくさん覚えたり、計算が早くできるより、よっぽど大事なことだと、私は思います。


うちの息子たちも、こういうふうに育ててもらったんだなあ、と思うと、また、じ〜んと、胸が熱くなりました。


29日はオープンでーと講演会、5月1日は、きのくに子どもの村学園での春祭り。午後には掘さんの講演会もあるんです。

あ〜、楽しいことだらけだ〜。私、幸せ者です。

きのくにの講演会では、私、前の方に座ります。見かけたかた、声かけてくださいね!頭につけてるのは、『さをり織』でつくられたヘアゴムです。
Photo

この『さをり織』は、最近のマイブーム(って、この言い方、もう古い?)なんです。縦糸横糸、全部好きな色、違った色で、自分の感性で織っていいんです。人との「差異」を織る、という意味で、『さをり織』なんだそうです。

気温の変化が激しいので、着ていく服はまだ決められないので、目印はこのヘアゴムと、カーキの帆布のバッグです。


北九州の講演会では、私、多分、書籍販売させてもらうかな。


みなさ〜ん、『自由学校の設計』は、必読書ですよ〜。もう既に読まれたかたは、子どもたちが作った本やニイルの本を読みましょうね〜。心がどんどん解放されて、ますます幸せになりますよ〜。


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2010年4月21日 (水)

北九州情報

北九州子どもの村小学校がきのくにの姉妹校になってから、私もいろいろ関わらせてもらって、ほんとうに幸せです。

11年前息子がきのくにに転入してから、喜びと感動の連続で、私もどんどん関わっていきたい、たくさんの保護者さんとも知り合いになりたい、と、強く思っていたのに、なんせ、遠くて、お金もかかるので、1年に3〜4回しかきのくにに行けない。寂しかったな〜。

それが今、車でたったの2時間で行けちゃうところに姉妹校ができた!わ〜い!


ということで、今年度も、北九州子どもの村小学校の行事には、可能な限り参加します!


さて、この間の「はじまりの会」に続いて、25日はおもちゃ作り教室。大人気で、申し込み殺到のようです。


そして29日は、オープンデーと講演会があります。オープンデーは朝からで、講演会は13時30分から。私は講演会に行きます。参加されるかたは、申し込みが必要ですので、学校のHPで詳細をご欄ください。


今回お話しをしてくださるのは、福岡教育大学準教授の鈴木邦治さん。

演題は

【体験活動を通して育まれる 子どもの主体的な学びとエンパワーメント】


鈴木さんは学校ができる前から、ずっと応援してくださっています。鈴木さんのつてでスタッフになられたかたもありますし、サマースクールなどにも学生さんが来てくださいます。


2月の堀さんの講演会のときにもお二人学生さんがいらしていましたが、とってもすがすがしてくてすてきなかたでした。


鈴木さんの講演を聴くのは初めてなので、とっても楽しみです。


5月1日はきのくにの春祭りに行くから、29日は医院を開けるつもりだったのですが、せっかくの鈴木さんのお話、聞き逃しちゃもったいない、ということで、来週は週休3日にしちゃいました。^^”

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2010年4月19日 (月)

堀さんの〈大分〉講演会情報

今年もまた、堀さんの講演会を、大分市のコンパルホールにて行います。6月26日(土)の13時からです。


チラシには詳しい連絡先も記載しております。


これまで大分で行われた説明会、講演会でアンケートを残してくださったかた、また、ご関心を持っていただけそうなかたには、5月半ば頃に、チラシを送付する予定です。すぐに送ってほしいというかたには先にお届けしますので、メールもしくはコメントにてご連絡ください。


子育て講座2
【幸福で自主的な子どもを育てるために】
 ~自由学校の実践から学ぶ~

講師: 堀真一郎 
学校法人 きのくに子どもの村学園学園長・元大阪市立大学教授
九州自然学園 北九州子どもの村小学校理事長

とき: 6月26日(土) 13:00~15:00 (~15:30まで質問可)

ところ: コンパルホール(大分市府内町) 305号室   

参加費: 500円

資料の準備の都合上、なるべく事前申し込みをしていただきますようお願い致します。
*申し込みが必要です。定員(60名)になり次第締め切らせていただきます。ープロフィールページからメールを送信してください。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

長男が小学校低学年のときの授業参観後、「もっとおもしろい教育って、日本にないのかなあ」と、ふと思ってしまった。


本屋さんに行って「教育」のコーナーを見ていたら、一冊だけ興味を惹かれたものがあった。それが、堀さんの著書『自由学校の設計』だった。テストも宿題もなくて、時間割の半分が体験学習。和歌山県にあるというこの学校、『きのくに子どもの村学園』を見学に行き、息子たちも気に入り、その場で申し込みをしたけれど、定員いっぱいで、半年待ってやっと入学できた。長男小四、次男小二。


その彼らが今では19歳と18歳。長男はクラシックギタリストを目指して修行中。来年はスイスに留学するつもりということで、日々、忙しく過ごしている。次男はきのくに国際高等専修学校の三年生。行きたい学科がある大学を見つけて、その準備を始めた。もちろん学校生活を存分に楽しみながら。

二人とも、人からの評価や偏差値とか、そういうものを気にしない。ただ自分がやりたいことに真摯に取り組むだけ。進路について自分の頭で考えることが、人生そのものなのだ。


「テストも宿題もないんじゃ、勉強なんてしないでしょ」という人がいるが、それは大人の勝手な思い込みである。自由学校は、好き勝手するところではない。自分で考える、自分で決める、そういう環境におかれたとき、子どもは大人が考える以上の力を発揮する。そして、幸福そうだ。「親や教師が指示しないと子どもは動かない」と思うのはやめたほうがいい。


偶然にも、本屋で見つけた一冊の本から、私は、子どもの教育で何が一番大切なのかを学んだ。それは、子どもが、「自分が好き」でいられるようにしてあげること。自分が好きな子どもは幸福だ。

うれしいことに、今では山梨、福井、そして北九州にも自由学校ができた。こんな教育がもっともっと広まればいいのに、と思う。だからまた、大分に堀さんをお呼びした。             


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2010年4月14日 (水)

最後の?入学を祝う会

先日紹介した、霜田静志氏の『叱らぬ教育』、お昼にアマゾンをチェックしたら、1000円未満のものは完売してる〜!どなたが買ってくださったのかな?感想などお聞かせくださればうれしいです。

残るはあと1冊、1100円くらいだったかな。でも、定価は1607円ですから、送料払っても安いくらいです。

*910円のがありました!(4月15日19時現在)


あと、これもなかなか書店では手に入らなくなった、堀さん著の『きのくに子どもの村ー私たちの学校づくり』(ブロンズ新社 定価2000円)が、1000円代から数冊でています。


きのくにの最初の頃の様子がわかりますし、子どもの名前もたくさんでてきて、「あれ、この人、今、きのくにの大人じゃない?」なんて発見も!

「霜田静志先生のこと」という一節も設けられています。

貴重な、ジョン・エッケンヘッド氏の文章も入っています。


私が読んだのはもう10年以上前ですが、今でも心の残る一節があります。もしかしたら、以前も転載したかもしれないけれど、もう一度書きます。子どもたちが好きな苗を買ってきて、植える場面です。


【自分の苗を植えると、ほとんどの子が花壇の中に「自分のところ」といわんばかりに石を並べはじめた。

それだけではない。さらに一つひとつの苗のまわりを小石で囲んだ。大事そうに、ていねいに。二段、三段と積み重ねて囲ったりもしている。

4月の太陽はもうまぶしい。思わず石のあつさで花が傷まないかと思ってしまう。注意をしようかとも思う。

しかし、子どもたちの真剣さはふつうではない。「土がかたいから、柔らかい腐葉土を入れて植えるといいよ」という説明もしっかり耳に入っている。腐葉土をとても貴重なもののように扱っている。

「自分の花」を柔らかい土で包み、そしてかたい石で守ろうとしているのだ。「これは私の花です」というメッセージだ。

しゃがんで、一つひとつ石をならべている子どもたちを見ていると、声がかけられなくなってしまう。

初めて家を離れて、共同生活を始めた子どもたち。笑い声を上げたり走りまわっているけれど、きっとみんな、ほんとうは緊張しているにちがいない。

まるく囲まれた石を見ていると、「自分のものがほしい」「自分を守りたい」という声が聞こえてくるようだ。石で囲まれた花たちがいっそう可憐でいとおしく見える。

それでいいんだ。自分を守っていいんだよ。きのくには「自分」を大切にする学校なんだ。「みんな」を大切にするのも大事だけれど、その前に、まず「自分」」を大切にする学校、それが「きのくに」なんだ。自分自身を好きな子こそが、ほかの子にたいしてもやさしくなれるのだから。】


私、今、これを打っていてさえ、目頭が熱くなってしまいます。


きのくには、子どもを、こんなふうに温かく見守ってくれるところなんです。


4月になって、子どもさんが南アルプス、かつやま、きのくに、北九州に入学されて、少し不安も感じている親御さんもいらっしゃるかもしれないけれど、

大丈夫ですよ〜

と、私は声を大にして言いたいです。

昔書かれた堀さんの本、手に入りにくいものもでてきて、保護者のかたにとっては気の毒なことと思いますが、図書館に行くなりネットで調べるなりすれば、必ず読むことができます。何度も何度も読んでほしいです。安心感で満たされ、自分自身の心も解放されてくるのではないかと思います。


さて、本題は、先日の、きのくにでの入学を祝う会のことでした。

Nも今年度がきのくに生活最後(だと思うんだけど・・・)なので、入学を祝う会に行くのもこれが最後かな〜。ほんとは毎年でも行きたいけれど。


我が家にとっての最初の入学を祝う会は、Fが転入した小学四年生のとき。


号泣してしまった。


各プロジェクトの紹介を大人がするんだけど、あるプロジェクトでは、最後にみんなでKinKi Kidsの「フラワー」を歌って、それに合わせて大人ふたりが踊ったんですよ。

それも、すごい踊りっていうわけじゃなくて、私だったら、ちょっとてれちゃうような感じで・・・。


でも、それに感動してしまったんです。そもそも、いわゆる普通で言えば入学式で、大人、つまり、先生が踊る、ってことに、びっくり。そして、そういうことの背景には、緊張してこの日を迎える子どもたちに、楽しんでもらいたいという気持ちがあふれてるんですよね。

その気持ちに、私、涙が溢れて止まらなかったです。


以来、きのくににマスカラをつけていくことは厳禁です。coldsweats01


今回も警戒(?)してましたが、大笑いしてしまいました〜。


なんといっても、工務店の紹介での寸劇。堀さんが風に吹き飛ばされる様子、今でも頭から離れません。見てない方、お会いする機会がありましたら、その様子、フリつきで、私がお話しいたしましょう!


少し前から、ちらほら、きのくにの卒業生が教員や寮母さんとして勤務するようになりました。

今年度もまた、あらたな卒業生が来ていましたね。

そのうち一人は、Fの3年上のかただったので、私も知っています。いい感じのかたですね〜。

きのくにが開校して19年目(ですよね?)、卒業生が職員として努めるようになったとか、感慨深いものがあります。こうして、どんどん、つながっていったら幸せだなあ。


この日は時間的に余裕があったので、学校でいろんなかたとおしゃべりしましたが、あるスタッフのかたが、こんなことをおっしゃっていました。


「掘さんのアイデアにはいつもびっくりするんですよ〜。それで、私って、まだまだ頭がかたいな〜って思うんですよ。堀さんは、二つの選択しがあったとき、どちらか、でなく、両方できる方法はないかって考えるんですよね。」


ほんとにね〜。

実は、少し前も、私、堀さんのアイデアを、「え〜、それはありえないでしょ〜」と笑ってしまったのです。←なんという失礼な女!

で、結果は・・・ありえました。gawk
(具体的に書けなくてごめんなさい。)


ほんと、私って、頭がかたいわ〜。


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2010年4月 9日 (金)

叱らぬ教育の実践

霜田静志氏の本、『叱らぬ教育の実践』を、アマゾンの中古で見つけて即買いしました。

Photo


序文の一部をご紹介します。


【何といってもだいじなのは知識よりも人間教育である。学科がよくできる、知識的に優秀である、ということはのぞましいには相違ない。しかしながら、知識的にいかに優秀であっても、人物としてだめだったら真に役立つ人となれようとは思われない。

知識的にはそれほどでなくとも、人間としてよくできている人であったなら、そういう人こそ社会人として、真に役立つ人となることができるであろう。


では立派な人物を育成するには、どうしたらよいか。多くの人々は、子どもがよくないことをしたら叱ればよい、過ちを犯したらこれを戒めてやればよい、とまことに簡単に考えている。

しかし、非難や叱責によっては、よい人物は育成されない。叱られてかえって悪化し、罰せられていっそう不良化してしまった、というような例は、数かぎりなくある。

子どもは理解を求めており、自分を認めてもらおうとねがっている。だから叱らぬ教育、承認と賞賛と愛による教育によってこそ、子どもは真に立派な人物となってゆく道が開かれるであろう。

そしてこれによって彼らも、真に平和と幸福の世界を築こうとする人となることであろう。】


文章は少し古めかしいですが、さまざまな具体例が挙げられていて、愛に満ちた考察がなされています。


こんないい本が180円。(送料のほうが高いわー340円)まだ5〜6冊でていましたよ。絶対お勧めです。


それから、なかなか手に入らない、堀さんの『自由学校の子どもたちーきのくに子どもの村のおもしろい人々』が3000円前後で数冊出ていました。

以前もこのブログで紹介しましたが、それから3、4日後に見た時は、もうなくなっていました。なので、興味のあるかたは、お急ぎくださいませ〜。どちらも黎明書房さんです。

この本の中で、丸ちゃんが書いているミーティングの場面『そしてタロウは残った』、何度読んでもじ〜んとします。


さて、今日はこのくらいにして、もう休みます。

明日は4時半にうちをでて、大阪難波の国立文楽劇場で、文楽三昧してきます。翌日は、きのくにの入学を祝う会。あ〜楽しみだなあ。


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2010年4月 6日 (火)

Nの生活ーうちと寮

春休みで次男のNがうちにいます。幸せで〜す!


4月からきのくに国際高等専修学校の三年生になります。


週三日くらいアルバイトして、あとは、のんびり過ごしています。今日の昼間は外でバスケしてたなあ。


今、私がこのブログを書いているリビングのテーブルで、彼は、ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」を読んでいます。

夕食には、バイト先で覚えた、スペアリブのワイン漬けを焼いてくれました。restaurant
料理は、寮の朝ご飯当番や、長期中の食事づくりなどで慣れているようです。


でも今まであまり、うちに帰ってきたときは、料理しなかったんです。私、自分でやりたいほうなんで、つい、忙しくても自分でやってしまうんです。でも、結局忙しくてイライラしてします。


それで、今回は、そういうことのないように、Nに頼むことにしました。そしたらまあ、手際もよく、片付けながら作ってくれるので、助かること!


私:「もっと前からしてもらえばよかったね〜」

N:「そうやな。俺も、やろうと思うんやけど、うちに帰ってくると母さんがしてくれるし、だらけてしまうんやな。」

私:「だって、あんたがこんなに料理できると思わんかったもん。」

N:「まあな、俺も、きのくに行ってなかったら、こんなにせんかったかもな。寮の朝ご飯なんて、何十人分もいっぺんに作るしな。」

と、頼もしい限りです。昨夜は夜食に、自分で焼うどんつくって食べてました。


某大学某科を目指して買った問題集類は、寮に置いたままで、持って帰ってきてません。なので、家では、いわゆる“お勉強”はゼロ。


「“受験勉強”はどうなったん?」と聞くと、

「学校で○○さん(担任)と一緒にやるけん」とのこと。なんでも、いろいろと相談に乗ってくれて、教えてもくれるらしいです。


堀さんが「Nくん、学校で猛勉強してますよ」というのですが、家ではその様子は皆無です。


でも、この間、センター試験の話題になって・・・


N:「英語のリスニングは簡単やな。英検3級程度やし」

私:「なんでそんなことわかるの?」

N:「この前、リスニング対策の問題集買ったやん。あれにCDついてたからやったんで。」

私:「へえ、やってるんだ〜。部屋で一人でやるん?」

N:「いや、談話室でやってる。部屋じゃやる気がせんし。」

私:「だけど、みんなが集まる談話室じゃ、集中できないんじゃないの?ついおしゃべりとかしたくなっちゃうでしょ?」

N:「そんなことねえよ。それより、俺がしゃべりに入ったりしたら、“勉強せんでいいんか”って(友だちに)言われるくらいや。」


ですって。なんだかいい感じの寮生活です。


春休み直前は、レポートや本作り、いろいろな委員の仕事などで、睡眠時間が2〜3時間だったそうです。今は10時間くらい?


家と寮、メリハリのある、充実した生活のようです。

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2010年4月 2日 (金)

ニイルの本

ニイルの本
大分のジュンク堂に堀さん訳のニイル選集が置いてありました!大分の皆様、ぜひ、どれか一冊でもお買い求めください!
子どもの心理や自由の意味などについに、こんなにわかりやすくて深い本はなかなかありません。しかも、巻末のあとがきや訳者解説も貴重です。

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