« 南アルプスー最近の様子 | トップページ | 文楽のこと »

2010年3月 1日 (月)

心が解放されていく

昨日は、夫とともに、北九州子どもの村小学校に行ってきました。

『おもちゃづくり教室』の二回目。定員も増えたということで、食事づくりの助っ人として、エプロン持参で張り切って出かけました!

食事は、スタッフの段取りがよくて、あっという間にできあがったので、早めにいらした参加者の親御さんや、北九州子どもの村の保護者、KUuさんとおしゃべりしたり、始まってからは、じっくり見学させていただきました。


お昼ご飯の前に、校長の丸ちゃんからご挨拶と大人の紹介。


「この学校ではね、先生って呼ばないの。この人は副校長先生だけど、みんな、”ぷーちゃん”って呼んでね。私のことは、“丸ちゃん”って呼んでね。」


子どもたちは、「ぷーちゃん!」「え〜、丸ちゃん?きゃはは〜」と、早くもリラックスモード。


食事はバイキング方式ですので、年長の子も、自分でつぎ、運び、食べ、片付けます。それがみんな、なんとも楽しそう。

メニューは牛丼とフルーツ三種、だったのですが、ご飯だけを食べる子がいたりして。その子、ホントにうれしそうに、白いご飯を食べてたんですよ!


食事が終わり、ちょっとのんびりしてから、体育館でおもちゃづくり。

今日はパチンコ作りです。


副校長のぷーちゃんから、簡単な説明があり、見本を見せてもらったら、あとは自分たちで自由につくります。

一日だけのおもちゃづくりということで、今回は、外枠の板などはすでに切って、用意されていますが、どんなふうに釘を打つかとか、どんな仕掛けをつけるかなどは、みんな自分で考えます。


最初は、底板に枠の板を打ち付けるのですが、これ、けっこう難しいと思うんです。板の厚みを考えて釘を打つ場所を決めないと、うまく固定されませんから。


私は、「どの程度手を出せばいいの〜?」と思いながら、たたずんでおりましたら、たぶん、あの子は、年長さん、「ねえねえ、これ、どうやってするん?」と声をかけられました。

「よけいなこと言ったりしたりしないようにしなきゃ」と、ちょっと緊張しながら、その子のそばに座って、一緒に見本を見てから、板を支えたりのお手伝いをしました。


その子が釘を打つと、どうしても斜めに入ってしまって、うまくいかないんです。

それでも、釘を抜いて、もう一度やり直したり、「こっちからやってみようかな」とか、打つ方向を変えたり、自分で工夫して、途中、「もうできん」と言うこともありましたが、頑張り通して、枠板を、しっかり固定しました。


それだけでもすごいなあと思うのに、さらにそれから、ビー玉をはじく仕掛けをつくって、それからビー玉が通る釘打ち。


使える材料のなかに、細い竹も何本かあったので、その子は、「これでトンネルにする」と言って、その竹をのこぎりで半分に切ろうとしました。


そしたら、在校生のRくん(KUuさんの息子さん、四年生)が、「それはな、ナタを使うといいよ」とぽつり。

その子と私は、「どうやるん?」と尋ねました。

Rくんは、ナタを持ってきて、その子が切りたかった竹の上のほうにだけナタを入れて、「あとは、こうやって、トントンってやっていったら、きれいにわれるよ」と。

言われた通りにやってみたら、みごとにぱか〜んと割れた竹。たぶん、ナタを使ったのなんて、初めてだったのでしょう。竹を割ったのも初めてだったのでしょう。割れたときのその子のうれしそうな顔!


それにしても、Rくんの見事な援助に、感心してしまいました。

難しいところはさりげなく手を貸してくれて、後の、達成感を味わえる楽しいところは、ちゃんと、その子にさせてくれるんです。

Rくんは、一年生から北九州子どもの村小学校で学んでいます。「やっぱり子どもの村の教育はすごいな」と思ったことでした。


さて、1時間半をめいっぱい使って、みんな思い思いのパチンコ台をつくりました。


穏やかで優しい大人と、楽しく食事して、自分がやりたいように、自分が遊べるおもちゃをつくって、すっかり心が解放されたような、いいお顔で、おもちゃづくりの一日が終わりました。


私も、楽しかった〜。

せっかくカメラを持っていったのに、電池が切れていて、一枚もとれなかった私。


学校とKUuさんのブログで、楽しい一日の様子、ご覧ください。

http://k-children2.sblo.jp/archives/20100228-1.html

http://k-children-chiacchie.blog.so-net.ne.jp/archive/20100301

|

« 南アルプスー最近の様子 | トップページ | 文楽のこと »

コメント

Mamiさんいつもありがとうございます!
子どもたち、ホントにいい顔happy01してましたねー。
息子(R)のこと誉めていただいてありがとうございます!
Rもこの4年間の学校生活で、相手のこと、周りのことを
よく見て、やわらかーく考えて行動するようになった気がして、
親としても嬉しく思っています。
彼は「竹をはじめて割ったとき、ホントに気持ち良かった!あれは忘れられない!」
と思っているらしく、教室でも他の子にその感覚を味わって欲しかったみたい。
わざわざ、大人に許可とってナタを取りに走ってましたからねー(笑)
竹割りがあの子の心に残ってくれたら、嬉しいな。

投稿: KUu | 2010年3月 2日 (火) 12時53分

KUuさん、こんにちは~。
いやあ、ほんと、感心しちゃったんですよ、Rくんには。
自由教育を、ますますアツく語りたくなってしまいました!

投稿: mami | 2010年3月 3日 (水) 17時11分

先日はありがとうございました!あんまりお話はできなかったけど・・・
赤ん坊連れて参加した者です★怪しいものではありません(笑)
R君、私もすっご~いと思いました☆
うちの子は、ビー玉が当たって回る仕掛けを教えてもらいました♪
次のおもちゃ作り教室も参加するので、次参加するまでに完成させて、見せるんだと張り切ってます(先生たちには内緒)
なんか色々アイデアが浮かぶようで、回る仕掛けは・・・今はお休みしてる^_^;
こうやって全て自分の自由にできる事が初めてだから、やりたいこといっぱいのようです。完成が楽しみです♪
次の教室は、すんごい楽しかったって学校で言ったら行きたいという子が2人!一緒に行くそうです(笑)

投稿: ゆりえれん」 | 2010年3月 6日 (土) 21時37分

ゆりえれんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。赤ちゃん連れのかた・・・、あの方かなあ?堀さんが目を細めて、いっぱい赤ちゃんの写真とってましたよね。

「自分で決めてね」「自分で考えてみて」と言われると、子どもたち、とっても生き生きして、集中力もすごいですね。見てて、私もびっくりしました。うちの息子たちは、こういう環境の中での日々を、何年も過ごせたんだなあ、と、今更ながら、自由教育のありがたさを実感しました。

次回はお友達もさそってご参加いただけるとのこと、ありがとうございます。楽しんでくれるといいな。

投稿: mami | 2010年3月 7日 (日) 10時50分

ゆりえれんさん 先日はご参加ありがとうございましたheart01
北九州保護者(Rの母)です。お子さん、どーんどんアイディアを膨らませて、
ホントに楽しそうに作ってくれてたので、完成が楽しみですねー。
学校のM君(職員の赤ちゃん)との2ショットもかわいかったなー。
ぜひ次回もみなさんで楽しんでくださいね!
それと、ブログにナイス!ありがとうございました(^_^)vこの場をお借りして・・・。
また28日にお会いしましょう!!!

投稿: KUu | 2010年3月 8日 (月) 13時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 南アルプスー最近の様子 | トップページ | 文楽のこと »