« 生きることへの愛 | トップページ | 南アルプスー最近の様子 »

2010年2月16日 (火)

受容のちから

昨年の秋から、きのくに子どもの村学園の保育所で仕事をしている上田さん(うえちん)から、こんなすてきなメールをもらいました。


【すっごい今でも印象に残っているのが、保育所に来たてのころのことです。

子どもがこけて泣いた時、ケガもしてなかったので、「大丈夫!大丈夫!」って私はその子に声をかけました。

でも・・・近くにいた丸ちゃんが
「(こけて)びっくりしたねぇ。痛かったねぇ」って声をかけたんです。

そしたら、今まで泣いていたその子が丸ちゃんの声かけに「うん」ってうなずいて、泣き止んだんです。

そのとき、この子は大丈夫だよっていうことよりも共感して欲しかったんやなぁ。そして共感するってこういうことなんや・・・って思いました。

ホントにきのくにに来れてよかったなぁ。今までの私は子どもにがんばることを強要してばかりで、そんな見方や接し方はできなかったです。】


文中の「丸ちゃん」はきのくに子どもの村学園小学校と北九州子どもの村小学校の校長です。


子どもの気持ちに共感できて、受容してくれる校長がいる学校。
そして、その様子を見て、大事なことをしっかりキャッチできるスタッフ。

子どもの村は、そんな、すてきなところです。


子どもの村の基本方針、三つあります。

【自己決定の原則】
活動の計画や約束ごとなど、子どもがいろんなことを決めます。自分のことは自分で、みんなのことはみんなで決めます。

【個性化の原則】
一人ひとりの違いや興味が大事にされます。個性や個人差を尊重して、ひろい範囲のさまざまな学習や活動が選べます。

【体験学習の原則】
直接体験や実際の生活が学習の中心になっています。実際に作ったり調べたり確かめたりする活動を重視します。


この三原則、もちろんとても大事で、すばらし〜、と思うのですが、私がなにより感動するのは、子どもの村の大人は、ほんとうに暖かく子どもたちを見守り、受容してくれるところです。


うえちんのように、私もきのくに子どもの村学園にお世話になって以来、「こんな見方や接し方はできなかったな〜」と思うことが何度もありました。


そして、こういうふうに丸ごと受容してもらえるから、子どもたちは自己肯定感を持って、たくましく成長しているんだなあ、と感じるのです。


私たち親も、子どもの村からたくさん学ばせていただきましょう!

アンテナを張っていれば、堀さんや丸ちゃん、スタッフの、子どもたちへの接し方に、開眼させられることが、きっと、たくさんあるはずです。


|

« 生きることへの愛 | トップページ | 南アルプスー最近の様子 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 生きることへの愛 | トップページ | 南アルプスー最近の様子 »