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2010年2月22日 (月)

南アルプスー最近の様子

きのくにも、かつやまも、南アルプスも、北九州も、子どもの村のホームページがとても充実してきていますね。


私が気に入って、特によく見るのが、南アルプス子どもの村小学校の【最近の様子】というページです。

http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php

(↑このページの上部、真ん中あたりの【最近の様子】をクリックしてみてください。)


今日は、2月20日の『失敗は成功の源』という記事に感動!

「失敗することはよくないことだと考えがちですが、この学校の大人は失敗した子をしかることは絶対しません。そもそも失敗するために学校はあるのです。すべての学びは失敗から始まります。」


こんな大人に見守られて育つ子どもたちは、きっと、表情豊かで、いろんなことに挑戦できる、好奇心溢れた子どもに育つでしょう。


少し前の記事になりますが、2月5日の『ブランコのルール』というのも、ぜひ読んでみてください。(もちろん、他の記事も全部、すてきなんですよ!)


堀さんの著書『自由学校の設計』の中で、ある保護者からの手紙が紹介されています。

「きのくに子どもの村を希望したのは、自由ということばに強くひかれたからです。だけど、“自由”という漢字は読めても、それを理解するのに二年もかかってしまうなんて、想像もしていませんでした。・・・・・でも、今は何が真実なのか、はっきり見えるようになり、すっかり楽になりました。

・・・・・きのくにほど、我慢強くて、愛情深くて、信念を持っている人達がいるところはないと思います。」


この、最後の一文を読むと、いつも涙がでてしまうのです。きのくにで見聞きした、あんなこと、こんなことを思い出すと、ほんとうに、この保護者さんの言う通りなんですもの。


私は今まで、たくさんのかたに、「お子さん、小さい時(小四と小二)から寮生活で、お母さん、寂しくなかったですか?」と聞かれてきました。


たぶん、私にこの質問をしたかた、30人は越えていると思います。

で、そのたびに答えてきました。


「息子に会いたいなあ、という気持ちはもちろんあったけれど、そんな寂しい気持ちより、彼らが、こんな学校で学べるんだ、という喜びのほうが大きかったです。」


質問したかたは、一様に、わかったようなわからないような笑みを浮かべるのです。


多分、子どもの村の良さがほんとうにわかったとき、私の答えも理解してもらえるんだろうな、と思っています。


子どもの村にはとても興味があるけれど、寮生活が・・・、と気にされているかたは、とにかくまず、堀さんの著書を読まれることをお勧めします。

『自由学校の設計』
『自由学校の子どもたち』
『ニイルと自由な子どもたち』(三点とも黎明書房)
『きのくに子どもの村ー私たちの学校づくり』(ブロンズ新社)

後者三冊は書店では入手しにくくなっておりますが、図書館にはありますし(多分)、アマゾンでも中古で出ていることがあります。


本はしっかり読んだ、それでも、「何となく不安」とか、「とにかく子どもの村に行かせた人のナマの話しが聞きたい」というかたもおられますよね。そんなときは、私、いつでも力になりますわよ〜!happy01

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2010年2月16日 (火)

受容のちから

昨年の秋から、きのくに子どもの村学園の保育所で仕事をしている上田さん(うえちん)から、こんなすてきなメールをもらいました。


【すっごい今でも印象に残っているのが、保育所に来たてのころのことです。

子どもがこけて泣いた時、ケガもしてなかったので、「大丈夫!大丈夫!」って私はその子に声をかけました。

でも・・・近くにいた丸ちゃんが
「(こけて)びっくりしたねぇ。痛かったねぇ」って声をかけたんです。

そしたら、今まで泣いていたその子が丸ちゃんの声かけに「うん」ってうなずいて、泣き止んだんです。

そのとき、この子は大丈夫だよっていうことよりも共感して欲しかったんやなぁ。そして共感するってこういうことなんや・・・って思いました。

ホントにきのくにに来れてよかったなぁ。今までの私は子どもにがんばることを強要してばかりで、そんな見方や接し方はできなかったです。】


文中の「丸ちゃん」はきのくに子どもの村学園小学校と北九州子どもの村小学校の校長です。


子どもの気持ちに共感できて、受容してくれる校長がいる学校。
そして、その様子を見て、大事なことをしっかりキャッチできるスタッフ。

子どもの村は、そんな、すてきなところです。


子どもの村の基本方針、三つあります。

【自己決定の原則】
活動の計画や約束ごとなど、子どもがいろんなことを決めます。自分のことは自分で、みんなのことはみんなで決めます。

【個性化の原則】
一人ひとりの違いや興味が大事にされます。個性や個人差を尊重して、ひろい範囲のさまざまな学習や活動が選べます。

【体験学習の原則】
直接体験や実際の生活が学習の中心になっています。実際に作ったり調べたり確かめたりする活動を重視します。


この三原則、もちろんとても大事で、すばらし〜、と思うのですが、私がなにより感動するのは、子どもの村の大人は、ほんとうに暖かく子どもたちを見守り、受容してくれるところです。


うえちんのように、私もきのくに子どもの村学園にお世話になって以来、「こんな見方や接し方はできなかったな〜」と思うことが何度もありました。


そして、こういうふうに丸ごと受容してもらえるから、子どもたちは自己肯定感を持って、たくましく成長しているんだなあ、と感じるのです。


私たち親も、子どもの村からたくさん学ばせていただきましょう!

アンテナを張っていれば、堀さんや丸ちゃん、スタッフの、子どもたちへの接し方に、開眼させられることが、きっと、たくさんあるはずです。


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2010年2月12日 (金)

生きることへの愛

昨日行われた、北九州子どもの村小学校でのオープンデー&講演会、大盛況でした!


おいでいただきましたみなさま、大変ありがとうございました。


私、九州在住という幸運を生かして、しっかりずかずか上がり込んで、働かせていただきました。書籍お買い上げのみなさまも、どうもありがとうございました。


堀さんのお話、1時間半では足りないですものね。もっと知りたい方は、まず、黎明書房発行の『自由学校の設計』をお読みください。

そして、更にさかのぼって、堀さんが多大な影響を受けたA.S.ニイルの本を読まれますと、子どもの心理のことがよくわかりますし、親としての子どもへの向き合いかたについても、非常に参考になると思います。


先日紹介した、『こころの時代』の最後のほうで、堀さんが語っておられます。


【ニイルが一番訴えつづけたのは、「生きることへの愛」ということ。みんなそれを持って生まれてくるのだから、それを持ち続け、発展させていくのが教師の仕事だいうことです。

子どもたちが、「とにかく毎日が楽しい」「なんかわからんけど笑えてしょうがない」「早く明日がこないかな〜」と感じるとき、その子の中には「生きることへの愛」がみなぎっているんだと思います。】


堀さんがこう語る場面を見ると、いつも泣いてしまう私です。weep


なんせ私、小学生のときから、遺書、書いてましたから〜。gawk

成績も良く、学級委員もしていた女の子が自殺したら、周囲の人は、「全く理由がわからない」と、首をひねったでしょうね・・・。


勉強ができるとか、躾が行き届いてるとか、そんなことよりまず、「生きることへの愛」が感じられる毎日にしてあげることが、大人の役目なんだと、つくづく思います。


すでに何度も書いたかもしれませんが、我が家の長男が、きのくに子どもの村中学校を卒業するとき、

「おとうさん、おかあさん、きのくにを見つけてくれて、ありがとう」

と言ってくれたのです。


最高にうれしい言葉だったな〜。


だから私は、まだ、子どもの村のことを知らない人たちが、「見つけられる」ように、お手伝いしたいんです。


そして、「見つける」には、そもそも、それが存在しなくちゃならない。

だから私は、子どもの村をつくってくれた堀さんと、そこで働いてくださるスタッフの方々に、少しでもお役に立てれば、と思っているのです。


・・・と、また、こんなにアツくかき出すと、ヒカれてしまうかな〜、と、いつも心配しているのですが、昨日お会いした初対面の参加者のかたに、「あのブログ読んで、ほんとにいい学校なんだな〜、と思いました」と言われて、すご〜くうれしかったです。ありがとうございます!


私の、うっとおしいほどのLOVEにあきれているかたも、いないわけじゃないと思うけれど、私の愛は止まらない〜、なので、ご勘弁を!

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2010年2月 9日 (火)

日本史の授業

『関ヶ原の合戦』、日本史に特別関心がなくても、多くの人が知っている、有名な戦いですよね。

さて、この、『関ヶ原』は何県にあるでしょう?


バカにしないでよ、そんなこと知ってるよ〜、と思ったかた、すみません。


私は知らなかったもので・・・。catface


岐阜県なんですね。


その岐阜県関ヶ原に、Nたち、きの国国際高等専修学校で日本史を選択している生徒たちが、行ってきました。7日の日曜日に。


石田三成と徳川家康の本陣があったところを見たり、資料館に行ったりしたそうです。


こういうことするなら、日本史も身近で楽しいですよね〜。

私も早速、地図で場所を確かめてみました。地図をじっくり見るって、楽しいですね。小中学生のころは、自分から進んで地図を開くなんてこと、なかったのに。

だって、○○山脈とか、○○湖とか、覚えなくちゃいけないことばかりで、楽しくないんだもの。しかも、そこに行く予定もなく、知り合いが住んでいるわけでもなく、ただ、「試験にでるから覚えろ」って言われても、楽しくないですよ。


きの高は、ほんとにフットワーク軽く、あちこちおでかけします。

『時事問題』というクラスでは、やはり日曜日に、京都の大学やJICA大阪に、国際協力についての話しを聞きに行ったそうです。


いいな〜、私もこういう学校で学びたかったです。


それにしても、日曜日返上のスタッフに、感謝です。ありがとう〜。


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2010年2月 3日 (水)

堀さん講演会 in 北九州

さて、いよいよ来週は、堀真一郎さんの講演会が、北九州子どもの村小学校で行われます。

詳細と便利情報が、KUuさん(北九州子どもの村小学校保護者)のブログに出ていましたので、下記にそのままコピペさせていただきました。その他にも、平尾台周辺のうまいもん情報や、先日のおもちゃづくりの様子がアップされていますので、ぜひご欄ください。


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2010年2月11日(木)建国記念日 
北九州子どもの村小学校 オープンデー・第3回子育て講座の追加情報です。

○オープンデー 10-15時 (要申込)
学校見学及びお子さんは、在校生と一緒に授業に参加することができます。


○子育て講座 13:30-15:00 (開場13:00) 
テーマ: 『体験学習は学習の宝庫』
講師:九州自然学園、きのくに子どもの村学園 
        学園長 堀 真一郎 (元大阪市立大学教授)

①送迎バス(要申込)が12:30に小倉南口から出ます。
③託児所があります。3歳以上のお子さん5~6人受け付けます。(要申込)


○懇親会 15-16時予定(申込不要)

講座後に学校の大人や在校生保護者との懇親会を予定しています。
堀さんにもっと聞いてみたいこと、学校の大人に質問、在校生の様子など、気軽におしゃべりできる、退出自由の気楽な会です。お茶とお菓子をご用意していますので、小さなお子さんもご一緒にどうぞ。みなさん、ぜひお気軽にご参加下さい。


お申込み・お問い合わせは学校TEL(093)452-2602までお願いします。


赤ちゃんのおむつ替え・授乳用のお部屋もご用意しています。受付でご案内いたしますのでお気軽にお声がけ下さい。

お車でお越しの方は、すぐ近くの公共駐車場(自然観察センターそば:無料・夜間施錠)等をご利用下さい。

また近隣にはコンビニ等がない為(上記駐車場そばに飲料自販機はあり)飲食品などが必要な方は山道(平尾台入口)を上がる手前にご準備されることをお勧めします。

あと、山の上は気温が4℃位低いので、お子さんは温度調節のできる服装がよいですね。汚れてもOKな動きやすい服装で、上靴もお忘れなく。

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細やかな配慮がいい感じですね〜。

南アルプスも、かつやまも、きのくにも、北九州も、『子どもの村』は保護者が心から愛せる学校、協力したくなる学校なんだな〜、と思います。

もちろん私も行きます!

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