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2009年11月25日 (水)

自由学校子どもサミット

11月21日、きのくに教育研究所が主催する『自由学校子どもサミットー高校生編』に行ってきました。

http://www.kinokuni.ac.jp/nc_labo/html/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=17


韓国のガンディ・スクール、和歌山のりら創造芸術高等専修学校、東京シューレの三校からもお客様をお招きして、各校の紹介とパネルディスカッション。

準備から当日の発表、進行などのほとんどを、きのくに国際高等専修学校の生徒たちが取り仕切ったそうです。


この日の様子、感動したことばなどがYOKOさんのブログ↓に書かれています。

http://ameblo.jp/yoko-do/entry-10393896711.html

もう私、自分のブログで何も書かなくてもいいな〜、と思うくらい、気持ちドンピシャ表現してくれちゃっています!
YOKOさんのブログを読んでいただければ、十分で〜す!


とは思うものの、「mamiさん、なんか書くでしょ?」と思って見に来てくださるかたもあるかもしれないので、ちょこっとだけ、書きますね。


パネルディスカッションでは、司会(きの高の二人)がいくつか質問をするのですが、その質問自体、難しいというか、深いというか・・・。


「どんな人間になりたいか」という質問に対して、

ガンディ・スクールの女生徒が

「自分が生まれる前より、よい世界にしてこの世を去りたい。自分が存在したことで、一人でも良い人生を送れる人がいれば、それが成功と言えると思う。」

と答えたのには、胸が熱くなりました。


それから、学校紹介のときには、りら創造芸術高等専修学校の生徒で、一年生の女の子が話しをしたのですが、静かめで、朴訥としたしゃべりながら、なにか、心を打たれるものがありました。

彼女は、公立中学からりらに進んだそうですが、絵が好きで、絵を学びたくて、りらを選んだそうです。


「でも、りらでは、ダンスをしたり、楽器を演奏したりすることもあって、自分はそういうことと無縁だと思っていた。でも、やってみると、ダンスをすることや楽器を演奏することで、身体の動きのことがよくわかるようになった。絵を描くこととつながっていることがわかった。」


と言っていました。文章で書くと、それだけのことなんですが、直接彼女の口からそれを聞いたとき、

「私たちは、自分自身の魂の船長にならなければならない。」

という、ニイルのことばを思い出しました。

彼女が、しっかりと、「自分の魂の船長」として、道を歩んでいるように見えて、とても幸せな気持ちになったのです。


いえ、彼女だけではありません。

あのとき参加していた生徒たちの話し振り、態度、言葉から、「魂の船長」になっている、少なくとも、なろうとしている、というふうに感じました。


それから、どの学校でも、みんなでなにかひとつのことをする、生徒だけでする、という機会が必ずあるようです。

「ミュージカルを制作、上演する」「音楽祭をする」「不登校の子どもの権利宣言をつくる」などなど。

そんなときはとても大変だったそうです。


「20人いれば20通りの意見がある。それをひとつにまとめるのはとても大変だった。」

「40時間話し合った。議論の内容が今も思い出せる。」

「ぶつかって、けんかして、泣いて、笑って、最後は達成感でいっぱいになる。私たちは、“友だち”じゃなく、“仲間”。」

「トラブルが続出しても、自分たちで解決する。学校中を走り回って、なんとか準備してきた。そしてできたもたものは、最高だったと思う。」


なんてすてきな10代でしょう!


最後はコメンテーターの大人から、各々15分ずつくらいお話がありました。

心に残っているものだけ、箇条書きにしてみます。


「小学校から高校まで、12年あります。そのなかで、“あなたはどうしたいの?どう考えるの”と、相手を尊重し、尊重されて12年過ごすのと、その反対では、どう違うでしょうか? 」

ー大きな違いがありますよね。


「皆さんはこういう青年時代を過ごせてとても運が良いですね。でも、それを、“運が良い”だけで終わらせないで、他の人へ、次の世代へ伝えてほしい。その責任があるのです。」

ーハイ、私も、その言葉、しかと受け止めました!


「人間には3種類の人がいます。周りに害を与える人。害も良い気も与えない人。良い気を与える人。私はみなさんに、良い気を与える人になってほしい。」


「人から苦しめられたことのない人は、人も苦しめないと思います。それが、平和への近道なのです。」


「みなさん、自分とよく向きあっているな、と感じました。平和な社会は、こういう学校がつくるんだと思います。」


ほんとうに、全部、同感です。

お客様も、きのくにの大人も子どもも、保護者友だちさんも、みんなみんな、あったかくて、とても居心地のよい時間でした。

それとともに、自由教育のすばらしさ、底力を、もっともっと、多くの人に知ってもらいたい、伝えていきたい、それが私の使命、と、強く感じました。


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コメント

読んでいて涙が込み上げて来ちゃいました
本当に素晴らしい時間で
こんなに濃い時間
高校生のサミットといいながら
人間サミットです
どう生きてゆくのか
そんな問いに 自分と向き合いながら
自らの可能性と方向性を指し示しながら答える
私たちは 子どもからたくさんのことを
いえ 生き方を教えてもらっていることを感じ
本当にありがとうございます
そんな言葉でいっぱいになっています
mamiさん いつもありがとうございます。

投稿: YOKO | 2009年11月26日 (木) 04時50分

追伸 子どもからたくさんのことを教えてもらうという 子どもという表現がどうしても引っかかるので 改めて 子どもサミットだからそう表現させてもらいましたが 誰が子どもで でれが大人なのか

みんな同じ人間だということをとても強く感じます
そして あえて子どもという表現を使うのなら 魂の清い人たちから教えてもらう無限の可能性 そして輝きは 本当に素晴らしく 教えてもらうことがいっぱいです あらゆる子どもに感謝です。

投稿: YOKO | 2009年11月26日 (木) 04時58分

YOKOさん、こちらこそ、ありがとうございます。YOKOさんのブログから、たくさんの暖かさが伝わったと思います。

私も「子ども」という言い方が、ひっかかるのですよ。
私の方が、まだまだだなあ、と思わされることたびたびですもの。なのに、私は「大人」。
大変刺激を受けた一日でした。

それにしても、高校生に全部任せるきのくにの大人って、すごいです!私が教師だったら、心配だったり、少しでも学校をよく見せたいみたいな思惑があったりして、なんやかん、や、口を出してだだろうなあ。

投稿: mami | 2009年11月27日 (金) 16時03分

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