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2009年10月30日 (金)

わらじ新聞

10月17日の、海外研修発表のことと、夜更かし会のことは書いたのに、18日の、きのくに子どもの村学園の運動会のことは、書いていませんでしたね。


実は、今年は参加できなかったのです〜。weep


なぜなら、18日は、福岡で、Fのギターの先生のリサイタルが行われたから。こちらにもぜひ行きたかったので、きのくに歴10年目にして、はじめて運動会を欠席しました。


ということで、18日、朝2時半くらいまで夜更かし会でおしゃべりして、それから、少し寝て、5時半にはきのくにをでて、通天閣のところのラジウム温泉に入ってきれいになって(?)、それで、福岡でのコンサートに向かったのでした。


さて、たった一日のきのくにデーでしたが、十分楽しみ、さらに、よいものを見つけてしまいました。


『わらじ新聞』


みなさま、ご存知ですか?


息子がきの高生になると、なかなか、小中の情報が入らなくて、ずっと知らなかったのですが、きのくにの事務室前に、ひっそり置いてありました!周りに誰もいなかったのですが、カンパ箱が置いてあったので、お代はそのなかに入れてきました。


きのくに子どもの村中学校の『わらじ組』の子どもたちが作っています。


私が持っているのは、今年7月10日と10月18日発行の分です。7月のが第一号になるのかな?


最初のところに、このように書いてあります。


【私たちわらじ組は、「世界の子どもの住む環境」をテーマに活動しています。ひとりでも多くの人に世界の様々な現状を知ってもらうため、新聞を発行することにしました。 今回のテーマは身近なところから入り『食』です。】


中身は、「食料不足 飢餓」「地球温暖化の影響」「紛争による被害」「輸入」「水不足」「フェアトレード」について、各自がひとつ担当して、書いています。


参考文献もちゃんと記載してあって、かなり下調べした様子がうかがえます。しかも、資料の丸写しではなく、説明とともに、自分の気持ちや考えなども丁寧に書いてあります。


10月発行のほうは、「自殺」「不登校」『児童虐待」「麻薬」「サイコパスと子どもの脳」「森林破壊」「ゴミ山で働く人々 スカベンジャー」。


こちらは枚数も多くなり、さらにパワーアップしています。


私は「スカベンジャー」という言葉を、この新聞で初めて知りましたので、とても勉強になりました。


Nは「わらじ新聞」を読んで、「今年のわらじ組、すげえな」と感心していました。


これ、シンポジウムのときに、販売してくれるのかな?わらじ組に聞いてみよう。


みなさま、もしあったら、ぜひ購入して、読んでみてくださいね。とても中学生とは思えませんよ!

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2009年10月27日 (火)

充実の夜更かし会

10月17日は、きのくにに行き、きの高二年生による『海外研修発表』を見てきた、というのは、先日書きました。


今日は、その続きです。


海研発表の後は、運動会前夜の夜更かし会がありました。

これに参加するのも、とても楽しみにしていました。


今回も充実してたなあ。


少人数で、じっくりじっくり、お話できました。親バカばなしもたくさんしたなあ。

自分の子どものすてきなところを話してくれる人がいて、聞いてくれる人がいて、互いに感動しちゃって、涙ぐんだりして・・・。ああ、幸せ。


そして、Nの担任の大人とも、ゆっくり話しができました。


進路の話しになったのですが、いわゆる、普通の高校での教師の話しとは全然違います。


「17、8で、将来の道を決めるって、なかなかできませんよ。私も、あのころ考えていたのと今とでは、違う仕事をしています。まあ、堀さんも言うように、急がないで、30歳くらいまではスネをかじってもええんちゃいますか。これからいろんな出会いがあって、変わっていきますから。」


「僕は授業中の余談で、自分の家族のことを話すんです。親がどれだけ子どものことを思ってるものかっていうのを伝えたいんですよね。それで、“君たちがどんな道に進みたいか、それは、ちゃんと、親に説明して、説得できなきゃあかんで。そして、安心させてあげないと。それが一番の親孝行やで。”と、よく話します。」


Nは、学校で、こんなふうに話しをしてもらってるんですね。親として、とってもうれしいいことです。


尊敬できる大人の話しは、素直に聞けるんだと思います。


Nは、きの高に行ってから、ますます優しく、すてきになったように感じます。


そうそう、この間、「そういえば、定額給付金って、どうなったんだっけ?」と、Fが言いだしました。

実は、給付金に関しては、家族全員、半額ずつもらい、残りは生活費にあてる、ということに決めたのでした。
でも、生活費の口座に振り込まれたので、私、「子どもたち、もう、忘れてるなら、このまま、あげなくてもいいかな?」と思っていたのです。


で、Fが思い出したこともあり、ちゃんと、家族で決めた通り、それぞれに支給(?)することにしました。


それで、私が、「あ、そうだ、このお金を、熊森協会のトラスト資金に寄付しよう!」と言いましたら、Nが、「じゃあ、俺のもそれにまわして」と言ったのです。

もうびっくりです。少し前までは、お金、全然ためられない人で、全部自分のために使っていた人だったのに!

アルバイトをするようになって、余裕もできたのか、貯金もするようになって、しかも、今度は寄付!!


おまけに、そのときFはいなかったのですが、私が、「Fは自分で使うだろうから、Nが寄付するっていったら、立場ないかなあ」と笑ったら、「そんなん、兄ちゃんには言わんでいいよ。」と言うのです。


Fが音楽の勉強のため、なにかと出費が多いのを知ってのことでしょう。


私だけが育てたのでは、こんな広い心の息子には育たなかったと思います。

きのくにの大人に、感謝感謝です。


「教育は人生の準備ではない。生きることそのものである。」A.S.ニイル


この言葉を、心ふか〜く感じる日々です。

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2009年10月24日 (土)

海外研修発表会

10月17日土曜日の17時から、きのくに国際高等専修学校の二年生による、海外研修発表会(略して海研発表)が行われました。


きの高では、二年時に、約一ヶ月の海外研修が必修となっています。

行き先はイギリス。その中で、どういうテーマを持って行くとか、どこに行くとか、話し合いが行われます。

海研発表では、旅行前のミーティングから、旅行中の様子など、劇仕立てで見せてくれました。


私が一番感動したのは、ミーティングの様子です。

20人で話し合うんですから、そりゃあ大変ですよね〜。

意見がでないとか、一部の人しか発言しないとか、険悪な雰囲気になるとか、いろいろあったみたいです。イギリス滞在中も、夜中まで話し合ったりとか・・・。

でも、そうやって、十分意見を言い合って、しんどいことも乗り越えて、成長していくんですね。


私、数ヶ月前、ある集まりで、ささいな意見の違いから、なぜだかどろどろの状態になってしまって、本来のその集まりでの目的を達成できず・・・ということを経験しました。

そういういことがあったから、よけいに、一ヶ月も共同生活をして、たくさん話し合いを積み重ねてきたきの高の子どもたちを、尊敬してしまいます。どれだけ大変なことかもわかるから。

人の意見を聞き、自己主張もし、賛成意見、反対意見を言って、聞いて・・・、こういうこと、子どものころからしっかりやってないと、大人になってからだと難しいですね〜。


あるときNが、きのくにでの週末に、友だちのところに泊まりにいく、というのを聞いて、あらっ?と、ちょっとびっくりしたことがありました。

その子は、高校になって初めて会ったそうで、最初のうち、何度か衝突したというのを聞いていたからです。

で、そのことを私が言ったら、

「でも、そのときはそういうことがあっただけで、仲が悪いとか、そういうことないし、別に、俺、あいつのこと嫌いじゃねえよ。」

と言うのです。

うわあ、なんか、大人だなあ。見習いたいです、ハイ。


話しがそれましたが、その、きの高二年のみんなは、旅行後のレポートにも、頭を悩ませているようです。あと一ヶ月後には完成するかな?


11月21日、和歌山県橋本市の教育文化会館で行われる『自由学校子どもサミットー高校生編』では、きっと、海外研修の本が販売されているのではないでしょうか?


みなさ〜ん、11月21日(土)13時からのシンポジウム、ぜひぜひいらしてくださいね!!詳細は下記の通りです。


○きのくに教育研究所 教育シンポジウム
『自由学校子どもサミットー高校生編』

4つのユニークな学校から集まった若者たちが、教育、そして世の中について話し合います。

場所:橋本市教育文化会館(和歌山県橋本市東家1−1)・・・難波、新大阪など、和歌山中心部から約1時間です。

費用:は無料(資料代が1000円)

参加校:ガンディ・スクール(韓国)
            東京シューレ
            りら創造芸術高等専修学校
            きのくに国際高等専修学校


私はその日の早朝、うちを出て、新幹線で行きます。九州でも、当日出発で十分間に合いますよ〜。

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2009年10月13日 (火)

南アルプスのオープンデー

南アルプス子どもの村小学校が開校して二週間目ですね。

すぐ近くには果樹園が広がり、富士山も見えます。

楽しくて真剣になれる活動がたっぷり用意されています。


こんな学校で学べる子どもたち、幸せですね〜。


11月3日と20日は、オープンデーが予定されているそうです。
プロジェクト授業の様子を見たり、参加したり、学校説明会があったりと、南アルプス子どもの村小学校を知るのに、とてもよい機会になりそうですね。


詳しくは、HPをご覧ください。

きのくに子どもの村学園のHPから、関連校、すべてのHPに飛ぶことができます。


南アルプスのHPでは、サマースクールの様子をスライドショーで見ることもできます。
また、「最近のようす」では、文字通り、「最近のようす」がよ〜くわかって、たのしいです。

私も行きたいなあ、こんな学校。


あと、12月には、東京で、堀さんの講演会があるらしいという情報をゲット!詳しいことがわかり次第お知らせいたします。

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2009年10月 9日 (金)

水源の森 トラスト 

健康が取り柄の私が、不覚にも、数日ダウンしておりました。

といっても、風邪でもインフルエンザでもありません。


ジンマシン  だったのです。 きゃ〜、今思い出しても、恐ろしくて鳥肌がたってしまいます。


10月4日、日本熊森協会が主催する、東京でのシンポジウムに参加してきました。そのことも書きたかったのに・・・。


朝一番の飛行機で行き、シンポジウムの前に、20年来の友人と、久々に会って一緒にランチしました。1時間しかなかったので、近場で目についたところに入りました。

私が頼んだのは、『明太子シラススパゲティ』・・・ああ、これ、書くだけでも、なんか、いや〜な気分。

食べてすぐ、「う〜ん、おいしくない」と思ったものの、友だちとの会話に夢中で、全部食べてしまいました。


13時からのシンポジウム、始まって15分くらいしたら、腕、肩、膝の裏あたりが、チクチクかゆくなってきました。

もともと肌が弱く、アトピーの気もあるので、「足早に歩いて汗かいたから、かゆくなったのかなあ」と思っていたのですが、かなりかゆい!


合間に、そっと、腕をまくって見てみたら、たくさんの蚊にさされたみたいに、肌がぼこぼこになってる〜〜!

途中休憩でトイレに入り、足やお腹を見てみたら、もう、真っ赤でぼこぼこ。卒倒しそうになりました。weep


今から16年くらい前、父の葬儀に向かうときにも、ジンマシンがでたことがあります。そのときは、電車のなかで、チクッときて、それからどんどん広がり、夜には顔まで。夜間救急で病院に行き、注射一本で治りました。あのときは、多分、疲れとストレスだったんですね。


食べ物ででたのは初めてでした。


必死にかゆみと闘いながら17時までシンポジウムに参加し、後はひたすら、薬局で薬を買うために帰りを急ぎました。

でも薬ではおさまらず、月曜日、なんとか仕事はしたものの、頭はぼーっとした状態。早々と布団に入ったものの、身体があたたまったらさらにヒドくなり、とても寝られず、夜11時、病院に行きました。

キョウミノ(ってどんな漢字?)という、肝臓のための注射をし、飲み薬、塗り薬ももらい、それから3日かけて、徐々におさまってきました。

この数日、仕事だけして、あとは寝る、という生活。もう、読書も、勉強も、ブログも、なにもできなかった〜。(泣)


でも、自業自得なんです。

もともと、そんなにお酒に強くないのに、8月から9月、ストレスがあって、毎晩ちょこちょこお酒を飲み、ジンマシンがでる1週間前は、二日酔いになるほど飲んでしまったのです。このときは楽しいお酒だったのですが・・・。

肝臓が弱ってると、悪いものが入ったとき、解毒できず、こういうことになってしまうそうです。←夫が解説してくれました。


来週末はきのくにに行きます。もうお酒は飲みません。(ホントですよ!)自分の身体は自分で守って、やるべきことをドンドンやっていかなければ!


はい、では、気を取り直して、シンポジウムのときの話しです。


現在、日本熊森協会は、水源の森を買い取って永久保全すべく、トラスト活動を進めています。↓こちらをご参照ください。

http://homepage2.nifty.com/kumamori/okuyama-trust-top.htm


シンポジウムのときには、三重県大台町の森、676haの買い取りを決定したとの発表がありました。


その土地の持ち主さんも来て、経緯を話してくださいました。


「おじいさんがなくなったとき、相続税が1億円。それを払うために土地の一部を売ったけれど、今後も相続税の問題は起きてくる。企業から、買いたいという申し入れも来たが、企業に売ると開発される。自分としては、このまま残して、動物の棲める森を残したいので、日本熊森協会さんにトラストしてもらうことにした。」


ということでした。

企業に売ったほうがよほど高く売れるでしょうに、「動物の棲める森を残したい」という言葉が、とてもありがたく感じました。


でも、熊森も、購入を決定したとはいえ、まだ9000万円足りないそうです。

そのため、現在寄付金を募っています。振込先は、上記HPの一番下に記載されていますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。


日本は海に囲まれていますし、国際河川(たくさんの国にまたがる川)がないので、水の問題に疎いところがあるかもしれませんが、水源を守ることは、次世代のために、大切なことだと思います。


水ジャーナリストの橋本淳司さんのお話に、なるほどなあ、と気づかされました。

「現在日本の食料は多くを輸入に頼っています。食料をつくるにはたくさんの水が必要です。牛肉を作るにはその2万倍の水が必要です。現在、アメリカ、中国、オーストラリアは水不足に陥っています。そうすると、食料生産がおぼつかなくなる。日本は 食料を買う=水を買う ことができるのか?」


国連は、「21世紀は水を取り合って戦争になるだろう」と言ったそうです。


その言葉を裏付ける情報も入ってきています。


トラスト地購入資金の寄付、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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