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2009年4月30日 (木)

もうすぐ春祭り

5月2日は、きのくに子どもの村学園で、『春祭り』が開かれます。

この言葉の響き、いいですね〜。毎年とっても楽しみな行事です。

小学生から高校生まで、各クラスが、その一年のテーマ(プロジェクト)に沿って、食べ物をつくって販売したり、調べたことを発表したり、ゲームをしたりと、盛りだくさん。

午後からは、学園長の堀真一郎氏の講演会もあります。

子どもたちの様子を見て、ニッコニコになり、いっぱい食べてお腹パンパンになり、講演会を聞いて、ジ〜ンと感動して、幸せな一日なのです。あ〜、楽しみだなあ。


先日から、けっこう寒い日が続いたけれど、また暖かくなってくるようですね。・・・多分、ジーンズに、白のブラウスに、ベージュの上着、あと、カーキの帆布のトートバッグで行くつもりです。みなさま、見かけたら、声かけてくださいね〜。

YUさん、多分、YUさんが感動した青年さんのお母さんも、春祭り(講演会のとき)にはいらっしゃると思います。なので、お引き合わせできますよ〜。私は多分、前のほうの席に座ります。


そういえば、今年の春祭りには、北九州子どもの村小学校の子どもたちが、おいし〜いお店をだしてくれると聞いています。昨年はきの高のほうばっかりに行っちゃったけど、今年は小学校のほうもしっかりチェック、ばっちり食べますわ!


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2009年4月24日 (金)

子どもが証明してくれる

先日の、北九州子どもの村小学校での『一年のはじまりの会』の挨拶のなかで、堀さん(きのくに子どもの村学園学園長・北九州子どもの村小学校学園長)が、こんなことを言われました。


「こういう学校が、ほんとうにいいんだ、とういことを証明するのは、みなさん(子どもたち)なんですよ。」


これを聞いて、Nが中学生の頃、「堀さんはな、“きのくには、きのくにだけのものじゃない。学校のよさを証明するのは子どもたちだよ”って言うんやけどな、俺ら別に、そういうつもりないしなあ。」と言っていたことを思い出しました。

確かに、子どもたちにしてみたら、楽しいから行っている、くらいの気持ちかもしれません。


でもね、そのNが、この前、こんなことを言ったのです。

その前に、Nのバイト事情を簡単に説明しますと、Fと同じビザ・パスタのお店でバイトさせてもらってます。高校生バイト数人が登録しているようですが、最近は、常勤の人数も増えたせいか、あまり高校生バイトを使っていなくて、高校生で使ってもらえてるのは、FとNくらいなんだそうです。Nは長い休みのときなどに、集中して働いています。ちなみにFは厨房、Nはギャルソンです。


私:「あんた、たまにしか帰ってこないのに、よくバイトの声かけてもらえるねえ。」

N:「俺がな、たまにしか帰ってこないのに、○○(バイト先)に使ってもらえるのは、きのくにのおかげやと思う。」

私:「なんできのくにのおかげなん?」

N:「多分俺は、普通のとこでバイトしたら、めちゃ生意気やと思われるで。仕事のことを考えて、こうしたほうがいいかな、とか、気がついたこと、普通に話すから。俺ら、きのくにで、年上とか下とか、あんまり気にせんやろ。でも、他の高校生は、オーナーやスタッフの大人に対して、目上の人、っていう接し方やから、ただ、なんでも、言われた通りにするだけなんや。だから、○○は、かえって俺らのほうが使いやすいと思うんや。」


その後、Fだけがバイトに行ったとき、オーナーがNのことをとてもほめていたそうです。


F:「○○さんがNのこと、すごくほめちょったよ。“お客さんに対する言葉遣いとか、どこで覚えたんだろう。笑顔もいいし、他の高校生バイトの子たちと、全然違うよ”って。」


オーナー夫妻も、他のスタッフも、二人がきのくに子どもの学園に行っていることを知っていますから、「いったいどんな学校なの?」という話しになったそうです。


F:「Aちゃん(スタッフ)が、”私も、そんな学校に行きたかった〜”って言ってたよ。」

私:「わあ、うれしいね、そんなこと言ってくれて。ところで、FくんとNくんがすごいのは、”お母さんがすばらしいんだね〜”って、誰か言ってなかった?(笑)」

F:「う〜ん(苦笑)、ああ、”寮生活でも、子どもをそういうところに行かせるってゆう勇気がすごいね”って言ってたよ。」


まあ、とにかく、すくすく育った子どもたちが、自由主義教育のよさを、証明してくれているようです。

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2009年4月20日 (月)

一年のはじまりの会

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快晴の19日、北九州子どもの村小学校に来ました〜!

ひらおだい四季の丘小学校は、今年度より、「北九州子どもの村小学校」に名称を変更し、学園長に、きのくにの堀さん、校長に丸山さんの、新体制で再スタートをきりました。

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日焼け覚悟の校庭での会。開放感いっぱい、気持ちよく過ごしました。

写真は、子どもたちが、くす玉割り、ならぬ、風船割り、をしているところです。遠くからとったので、わかりにくいと思いますが、その様子が、奥のほうにちょこっと写っています。(写真をクリックすると、大きくなります)

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バンバンバ〜ンと風船を割っていくと、下からこんな言葉が!

きっと、楽しい毎日が始まるねsun

私もゲームや大声大会に思い切り参加させてもらって、大いに笑い、楽しみました。


一番感動したのは、すてきな保護者さんが、い〜っぱいだったことです。みなさん、笑顔がすてきです。お顔がやわらかくて(?)ニコニコしているかたは、きっと、心もやわらかいんだと思います。

それに、こういう教育を子どもに受けさせてあげようと思う、その価値観が同じですから、すぐ打ち解けられるんですよね。


学力アップ(?)のために塾や家庭教師にお金をつぎ込んだり、成人式に高い振り袖を着せてあげたり、そいうことより、子どもが小さいうちに自由教育をプレゼントしてあげようという気持ちで、一生懸命働く親御さんたち(私含む)。「私たち、よくやってるよね〜」って、健闘を讃え合いたい気分になっちゃうんです。


すでに、このブログを読んでくださっているかたも多く、感激しました。ありがとうございます。親バカがちりばめられた文章を、飽きずに読んでくださって、恐れ入ります。


そして、これから読んでくださるかたへ。
まず、『プロフィール』をお読みください。息子たちがきのくにに行くようになった経緯、その後のことが、まとめてあります。


また、過去記事は『きのくに』のカテゴリーをクリックしていただくと、さかのぼって読んでいただくことができます。また、『バックナンバー』をクリックすると、開設当初の2006年4月から、順を追ってみていただけます。ただ、とにかく膨大ですので、ぼちぼち読んでくださればうれしいです。


会も終わり、保護者への説明会にも30分だけ同席させてもらったのですが、校長の丸山さんの話しに、またまたじ〜んとしてしまいました。

北九州子どもの村でも、ユースフルワーク(キルクハニティで行われていたもので、朝、みんなで、生活を気持ちよくするために、校内を掃除したり整えたりすること)をする予定だそうです。そのことについて、

「子ども自身が、自分は何ができるかな、と考えてやってもらうようにしたい。不都合があれば、そのとき話し合う。たとえば、テーブルの上がちらかっているのに、子どもたちが窓の桟なんかを丁寧にふいたりしていると、効率悪いなと思ったり、何か言いたくなったりするけれど、子どもたちに、“能率よく掃除させる”というのではなく、子どもたちが生活の中から気づいていくようにしたい。」

というような話しをされました。


忍耐力、いりますよね。大人が仕切るほうが、手っ取り早いですよね。でも、それをしないんです。

掃除を「やらされる」のと、自分たちの住む場所を快適にするために、何をしようかな、と、自分で考えて、取り組むのとでは、全然違います。うまくいかなければ、そのとき話し合って、また、考える。

何年も続く学校生活で、どちらが自主的に考えられる子に育つでしょうか?

うちの子たちも、こんな深い配慮で見守られて成長してきたんだなあ、と幸せな気持ちになりました。


ますます楽しみな、北九州子どもの村小学校、みなさまも、ぜひ、一度、足を運んでみてください。

今年度は、三回も、堀さんの講演会が開かれます。

6月27日(土):創造的な子どもに育てるー伸びる子と伸びにくい子
9月23日(水):自由な学校で子どもは育つーイギリスのサマーヒルの実例
2月11日(木):体験学習は学習の宝庫ー子どもの村の楽しい『プロジェクト』

時間はいずれも13:30〜15:30です。

関西、関東在住のかたも、もし、九州方面、お知り合いがいらっしゃいましたら、講演会のことをお知らせください。学校の周りは、広々とした自然がいっぱいで、洞窟にも入れますよ!


それから、サマースクールの日程も、きのくに、かつやま、北九州、すべて決まっています。くわしくはきのくに子どもの村学園のHPをご覧ください。

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2009年4月17日 (金)

朗報&速報

きのくに子どもの村学園長、堀真一郎氏の著書
『自由学校の子どもたちーきのくに子どもの村のおもしろい人々』
みなさまお持ちでしょうか?

この本、増刷していないのか、なかなか手に入りにくようです。

でも、今、Amazonに数冊出ています。しかも、中古で1000円代から。

まだ読んだことのないかた、人から借りて読んだかた、今がチャンス!ぜひ、お買い求めになることをおすすめします。


この本のなかで、特に私が好きなのは、第四章「そしてタロウは残ったーきのくにのミーティングー」の部分です。

私、きのくにのすごさは、なんといっても、ミーティングにあると思うんですよね。すべての要という気がします。でも、我々保護者は、なかなかミーティングの様子を見ることができません。

この本のなかで、子どもたちの生き生きしたやりとり、自分の意見を言い、人の意見を聞く、考える、そんな様子を目の当たりにすることができます。そして、教師の深い洞察と配慮。

ここに全文紹介したいくらいですが、ちょっと無理、なので、ぜひぜひみなさまに読んでいただきたいです。

新品は6000円くらいになっちゃってますが、それでも、買って絶対後悔しないと思います。


あるときFに「きのくにに行って、なにが変わったと思う?」と聞いた時、彼は「俺、強くなったと思う。自分の意見を言えるようになったし。前の学校のときは、自分の意見、っていうか、あんまり考えんでよかったんや」と言いました。

そのとき、きのくにの価値を、さらに強く実感しました。

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2009年4月16日 (木)

まだまだです

きのくに国際高等専修学校には、四つのプロジェクトがあり、木曜日の三限から7限までを使ってじっくり活動します。

その四つとは、昨年度と同じであれば、下記の通りです。
・音楽文化を探る
・土と炎から見た世界
・プロジェクト日本
・人権博物館から学ぶ

Nは昨年「音楽文化を探る」を選択しましたので、そのことについては、時おり書いたと思います。

今年は何にしようかなあと、選ぶ楽しみがあるのも、また、きのくにの特徴ではないでしょうか。もちろん。親も、わくわくどきどきです。


春休み中の話しでは、「今年は『土と炎』にしようかな〜。でも、入れんかもなあ〜。そんときは、音楽文化にしよう」と言っていましたので、どうなったかな、と思っていました。

昨日電話がありまして、「音楽文化にした」とのこと。『土と炎』は、希望者が多過ぎて、入れなかったのだそうです。

それを聞いて、ちょっと、がっかりしてしまったんです、私。

せっかくいろんなことが体験できるきの高。
『人権博物館』とか『プロジェクト日本』にも入ってみたらいいのにい〜。

そんなふうに思っちゃって、また『音楽文化』を選んだこと、すんなり受け止められなかったんです。


あ〜あ、まだまだだなあ、私。
Nが決めたことを認めてあげられないなんて・・・。

そんなわけで、ちょっと、落ち込みました。


でも、この気持ちをFに愚痴ったら、「でも、きの高はプロジェクト以外にも、いろいろ勉強してるじゃん。言葉とかにも興味持ってるし。N、よくやってるよ。」と、穏やかに、諭されました。

はい、そうですね。F、私より、ずっと大人です。

お母さん、まだまだです。


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2009年4月 8日 (水)

動じない

今日の話しの前に、この間書いた「Fの進路」のことですが、その後、福田進一先生のマスタークラスがありまして、今後のことのアドバイスなども受けたようです。本人も、それをもとにいろいろと考えているみたいです。

いずれにしても、Fが決めるんで、何も心配いらないなあ、という感じがします。よい出会いがいっぱいあって、よい師匠がたくさんいて、Fは幸せものです。


さて、Nの春休みもあと数日。本人、きのくにに行く(帰る?)日を、指折り数え始めました。(\(*`∧´)/)


そうそう、今回帰ってきたとき、二個目のピアスがついていました!寮で、友だちにあけてもらったんですって!

メールで、「ピアスもう一個あけるよ」って一応知らせてくれたんだけど、「実はな、あのときはもうあけちょったんや」だと〜。


それにしても、寮で開けるって、寮母さんは何も言わなかったの?消毒は大丈夫なの??

「ピアスあけるわって言ったら、○○さん(寮母さん)、じゃあ、私、部屋出とくわ〜。消毒は、これね。」とあっさりしたものだったそうです。

さすが、肝っ玉寮母さん。

私は、こういうところが、いいな〜、と思うんですよ。人に迷惑かけることや、特別危険なことでなければ、干渉しない、という動じない姿勢。


それからもういっこ、「いいな〜」話し。


昨年12月に受けた英検2級。1月に学校に言ったら、合格の知らせが来ていて、本人、びっくり。でも、二次試験は受けなかったんですって。

理由は、「忙しかったから」。

私:「あんたが、二次受けないって言ったら、大人(教師)になんか言われなかったの?」

N:「受ければいいのに〜、って言ってたけど。」

でも、特にしつこくは言われなかったそうです。二次試験は二回先まで持ち越せるそうですが、次回は多分、授業の一環の、海外研修でイギリスに行っているので、受けられません。その次のときに受けられるのかどうか。それに、普段の授業の充実度を考えれば、受ければ多分受かったであろう、と思えます。それなのに・・・。


私が教師だったら、「せっかくなんだから、絶対受けたほうがいいよ。今度いつ受けられるかわからないんだよ。」なんて、つよ〜く勧めちゃうと思うし、だいたい、私が本人だったら、英検2級っていう肩書き(?)が欲しくて、絶対受けるやろうなあ。


それにひきかえ、教師もNも、あっさりしていること!

こういうところも、「いいな〜」です。


あ、もいっこ、おまけ。

学園長の堀さんとNの会話。

堀さん:「Nくん、英検受かったんだってなあ。だいぶ勉強したんか?」

N:「いいや、ぜんぜんしてない。」

堀さん:「そうか〜。じゃあ、きのくにの授業がいいんやなあ。」

N:「うん、俺もそう思う。」


この会話、堀さんから聞きました。happy01

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2009年4月 3日 (金)

Fの進路

「小学生のうちから、どこかわかんないけど、遠いとこの学校に行って、かわいそうに、寮生活してた、歯医者さんとこの息子さん、たしか、もう、高校卒業する頃やね。どうしてるのかしら。」

こんなうわさ話が聞こえてきそうな小さな町に住んでいます。

お風呂は毎晩、共同浴場に入りにいっています。


このあいだ、久しぶりに会ったかたに、

「息子さん、もう、高校卒業ですよね?」

と、さりげな〜く、聞かれました。
「大学行くの?どこの大学?」と、聞きたい気持ちが伝わってきました。


先週は、新聞の集金の奥さんに、

「おたくんとこ、うちの孫と同じ年やったよね。もう、卒業やろ?就職?大学?うちの孫はね、○○(会社名)に決まったんよ。」

と、矢継ぎ早に話しかけれました。


あ〜、みんな、気になってるんだね〜。


それにしても、それほど親しくない、きのくにのことも、ほとんど何もしらないだろうな、っていう人と、こういう話しは、難しいです。どこまで話しするかな〜って。通じるのかな〜って。

だから、面倒くさいときは、「あ、息子ですか?基本的にはうちにいますよ。福岡に泊まることもあるしなんで、いたりいなかったりなんです。」と、非常にアバウトに説明して、終わり。


でも、このブログを見にきてくださってるかたには、もうちょっと、丁寧にご報告しますね。


無事、通信制高校を卒業したFは、今年は引き続き、福岡にある、フォレストヒルギターアカデミーにて、修行に励みます。

そして、練習と平行しながら、いろいろ調べて、留学先を決めていくのだそうです。留学したい、というのは以前から言っていましたが、先日のイタリア旅行で、さらに気持ちが固まったようです。


今年は人前で演奏する予定もいくつか入っているので、練習と披露、きっと、ちょうど良いバランスで、腕を磨いていけるでしょう。


これからますます楽しみで、私もワクワクしているのですが、世間様(って誰?)は、高校卒業してから、進学も就職もしない、というのが、なかなか、理解しがたいみたいで、説明するのも難しいです。


そういえば、このところ、「きのくに卒業生」とか「きのくに 進路」とか「きのくに卒業生 進路」というキーワードで検索して、このブログを訪問されるかたが多いんです。

気になってる人、多いのでしょうね。

でも、うちは、あくまで、ほんの、一例ですから。

きのくに卒業生の進路は、ほんとうに多岐に渡ってる。だから、楽しいんですよね〜。


あ、そうだ、アルバイトは引き続き、続ける予定です。イタリア旅行の費用も、全部、自分で工面しました。お母さん、助かるわ〜。

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