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2008年12月11日 (木)

目ざめてほしい

10日発売の『AERA』 12月15日号に、良い記事がでていました。

【わが子に「学校」はいらないー公立でも私立でもない、もう一つの選択
 ゆとり教育の反動から再び「お受験」が過熱している。だが、受験エリートが社会で通用するとは限らない。教育に携わる親たちがわが子の選択肢から「学校」を捨てた】 P.75


ここで取りあげられているのは、東京コミュニティスクール(TCS)、よみたん自然学校(沖縄)、神戸フリースクールの三校です。


それぞれ、自然体験や、自分たちで考え、学ぶことを重視した、ユニークな教育を実践しており、子どもたちはたくましく成長しています。


TCSに8才の息子さんを行かせているのは、私立大学の教授のAさん。

Aさんは
【一方的な伝達形式の日本の教育では世界に通用しないー。根底には大学時代、アメリカへの留学体験がある。語学力以前に、プレゼンスキルがなく、議論に参加できない。悔しかった。相手に伝える力、主体的に学ぶ力が最も重要だと感じた。】
ということです。


TCSの理事長さんは、「大事なのは学ぶ意欲」と言います。

その通り、ですね!

そして、少人数では社会性が育たないのではないか、という指摘に対しては、こう答えています。

【30、40人学級だと、気に入らない相手は無視すればいい。でも、この人数だと、どの人ともかかわらざるを得ない。異年齢集団で、自分の判断で人とかかわることで本当のコミュニケーション力が生まれます。】

これも、その通り!


以前、きのくに国際高等専修学校に興味を持った友人がいて、パンフレットを差し上げたことがあったのですが、「教育は良いけど、人数が少ないね。うちの子には、もっとたくさんの人とかかわらせたいから、ここには行かないわ。」と言われたことがあります。

大人数だから人とかかわれる、っていうのは、幻想だよな〜、と思ったけど、多分、きのくににあまり心を動かされなかった故の後づけの理由なのでしょうから、何も言いませんでした。

でも、実際きのくには、人間関係の密度がとても濃いですよね。多分、心が解放されてないガチガチの大人は、やっていけないでしょう。

海外生活、一ヶ月同じメンバーで過ごすなんて、できますか?

しかも、その間に、旅行計画をたてたり、興味のある分野を掘り下げ、学び、皆が満足できるような活動を作っていくんです。

黙って、先生と黒板を見つめていれば日々が過ぎる毎日と比べて、どちらがコミュニケーション力が身につくでしょうか。


とにかく、今回のAERAの特集、よかったです。まだ書店にでていますので、みなさまご覧ください。


ただ、どれもすてきな学校ですが、学校教育法で定められた学校ではないので、例えばTCSは、【籍を置く地元の公立学校にTCSでの学習状況を伝えることで、公的な出席記録や卒業認定がされる。】ということになっています。

それを考えると、きのくには、学校教育法で定められた正規の学校法人なので、そのような手間や心配が必要なく、親としては(私としては)有り難い存在です。


記事に出てくる親たちのような考えを持つ人が、もっともっと増えたら、暗記中心、管理主義の公教育が廃れ、真の自由主義教育が当たり前になっていくんじゃないかな〜、と期待しています。


後半は、【大人になるキッカケが 学校にはないー「学校」を捨てた人生のその後】と題して、10代の頃から学校以外の場で自分の道を模索し、はつらつと行きている若者たちの取材記事が出ています。


こういう記事を読んで、今まで興味のなかった人たちが、目ざめてくれないかな〜。

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コメント

mamiさん、こんにちは。

もしかしたらmamiさんもこの記事読まれるかも…と
思っていましたら、やっぱり♪

私はネットでの記事(全文ではないのかもしれません)でしたが、
「そうそう!これなんだよ~」と共感しました。

ネットでの記事はこちらにあります↓
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081208-00000001-aera-soci

またお便りします♪

ikuさん、こんにちは。
私もネットで見たので買うことにしたんです。で、私も、「ikuさん、もしかして見たかな?」って思ったんですよ。アドレス書いてくれて、ありがとうございます。ネットに載ってない、若者のインタビュー記事もよかたですよ。
メールも、ありがとね〜。

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