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2008年11月 3日 (月)

きの高の、すばらしい試験

10月25日から11月2日まで中間休みで、Nが在宅していました。なので、久しぶりにいろいろと話しが聞けて、楽しい日々でした。


きのくに子どもの村学園小学校、中学校にはない「試験」が、きのくに国際高等専修学校には、あります!

Nにとってははじめての試験。わくわくしながら話しを聞きましたが、想像以上に“すばらしい”試験でした。少し、ご紹介します。

*なお、実際の試験問題を見たわけでなく、Nから聞いたものを書いているので、言葉、表現は、試験問題の文章通りではないことを、ご了承ください。学園には、ブログに載せることに関して許可を得ました。


『現代社会』の試験では、まず、一週間前に、三つのテーマがだされます。

○『戦争と平和』と聞いて感じるあなたの意見を書いてください

○あなたは死刑制度に賛成ですか?反対ですか?その理由と、あなたと異なる意見を持っている人にメッセージを書いてください

○大人になるにあたり、何が大切で、何に留意しなければならないと思うか

試験当日はこの中から二つがでて、それぞれ350字から400字でまとめる、というのが問題の一つです。この試験の時には、辞書、本など、何を持ち込んでもよいそうです。


もう一つは、事前に教科書のページ数を指定し、そこから出題された文章の空白をうめる問題です。(25問)


『日本語』の試験は下記のような問題がでたそうです。

○住所の表記に於いて、日本語と英語とでは、順序が違うが(日本語では国、県など、ひろいところから、細かい番地へ、英語ではその逆)、どうしてそのようなことが起こるか

○俳句が17文字で世界を表現できるのはなぜか。「コンテクスト」という言葉を使って説明せよ。

○日本語と英語では、Yes,Noの意味が逆になる場合があるが、それはどのような理由によるか


難しいけれど、やりがいのある試験だと思いませんか?

点数という結果よりも、考える過程を大切にしてくれている試験だと思います。

「なんでだろう」と、好奇心を持つこと、考えること、自分の考えをまとめること。どれも、とても大切なことだと思うのだけれど、多くの青少年が不得手とするところではないでしょうか。

点数で序列をつけ、偏差値を割り出すだけの試験では、あまり必要とされないチカラです。


私、高校時代、予備校時代と、何十回も試験を受けたけれど、できるかできないか、覚えているか忘れたか、のどちらかしかありませんでした。できないとき、覚えていないときは、試験時間が何十分あろうと、どうしようもなく、無駄に時間が過ぎていくしかありません。虚しかったな〜。


きの高みたいな、大人な試験なら、私も受けてみたかったです。


*他にも試験の科目はあったと思うのですが、上記二つの試験に感動してしまって、後は詳しく聞いていません。bearing

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コメント

う〜む、すごい内容ですね(もちろん誉めています)。特に「日本語」は私、ほとんどわからないかも。夫にこのページを見せたら「いいねえ〜」と感心していました。子どもはいま、体験入学の2日目です。明日の面接、ちょっと緊張してます。

投稿: まい | 2008年11月 5日 (水) 21時39分

この試験のすごさを共感してくださるかたがいて、うれしいです。夫さまも、すてき!

今、体験入学中なんですね。面接、きっと楽しいと思いますよ。あ〜、私もわくわくしてきました。

投稿: mami | 2008年11月 5日 (水) 23時50分

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