« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月27日 (日)

重くて、暗いです

2週間ほど前に、映画 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を見ました。

最初は使命感に溢れていた若者が、いつのまにか、仲間同士でリンチをはじめ、どんどん仲間を死なせてしまうことになってしまいます。

見ている最中は、延々と続くリンチの映像に、胸が悪くなり、「なんで誰も止めないのよ!」とムカムカしていたのですが、映画が終わってから考えてみると、もし自分があのなかにいたら、私もリンチに加わっていたかもしれない、そんな気がしてきて、一週間くらい、そのことが頭を離れませんでした。

ネットでも、関連記事を読みまくったりして。

読めば読むほど、正義感が強い、と思っていた自分のことに自信がなくなってきて、とても気持ちが重かったです。


その心の澱が薄くなってきたころに、今度は、光市の母子殺害事件の死刑判決。

私が何か考えても、どうしようもないのですが、これも、頭から離れません。

なんといっても被害者とそのご遺族の悲しみ、つらさは言葉にできないほどだと思うのですが、いっぽう、加害者の生い立ちを知ると、この元少年も、気の毒なことだと思ってしまうのです。

まだ死刑が確定したわけではないのですが、これから最終的な判決がでるまで、彼は、なんらかの、人間的な教育を受けたり、心を受け止めてもらったりする機会はあるのでしょうか?

子どもの頃から父親に殴られ、母親は自殺。そして事件を起こして死刑、では、彼の魂は来世でどうなってしまうのでしょうか・・・。


だいぶ昔の事件ですが、吉展ちゃんが誘拐されて殺され、犯人は死刑になりました。犯人は刑務所の中で、教誨師と話し、深く反省し、短歌にその気持ちを書くようになったそうです。

執行後の母親の言葉が、あるサイトに出ていましたので、転載します。


【一方、吉展ちゃんの母親・豊子さんは小原の死刑執行後の週刊誌の取材で彼の遺した歌を読み、次のように語っている。
「あの人がこんなきれいな気持ちになれた代償が、吉展の死だったとしたら、やはり私どもにとっては大きすぎる犠牲ですね。まあ、あの人がこんな人間になって死んでいったことは、せめてもの救いですけど・・・・天国で、吉展をかわいがってほしいですね」】


最終的にどんな判決がくだるにせよ、光市の加害者には、人から暖かく受け入れられる経験をしてもらいたいし、そのうえで、自分が犯した罪を心から後悔できる人間になってもらいたいと思います。

彼も、先日紹介した、伊藤重平さんのような人と出会っていたら、人生が変わっていただろうと思うのです。


それと、彼の弁護士に批難が集まったようで、「身の危険を感じる」という談話を読みました。

今回の公判での、彼の主張は、一般人からすると、荒唐無稽に感じるのはもっともだし、私もなんてこと言い出すのだろうと、びっくりしました。でも、弁護士が、一般人、というか、「私が遺族だったら」という感覚になってはダメなんだし、どんなにおかしな主張でも、彼がそれを言ったのなら、それをもみ消すことはできないと思います。

うちはテレビがないので、その弁護士さんの話す様子を映像で見たことはないので、新聞やネット上で見る記事だけをもとに判断していますが、あんなに、身の危険を感じるほど、批難されることをしたかなあ、という気持ちです。

逆に、事件の被害者、加害者、どちらとも直接関係のない一般人が、「死刑にしろ!」と声高に言うことのほうが恐いです。陪審員制度になったら、どうなってしまうのでしょう。


こんなことを、ず〜っと頭の中でぐるぐると考え、こんなことをブログに書いてもどうしようもないし、と思いつつ、無視して次へ進めないし、という感じでした。

そして、とてもデリケートな話題なので、私の書いたことで、誰かをとても嫌な気持ちにさせたりしたらどうしよう、という気持ちもあって、ブログ更新できずに今日になりました。


おまけに昨日は、「いのちのたべかた」というドキュメンタリー映画を見てしまい、お肉が食べたくな〜い、気持ちです。


といっても、ずっと、どよ〜んと過ごしていたわけではなく、お仕事してるし、ベリーダンスのレッスンも行ったし、フランス語の勉強は(ちょっと)してるし、いろんなことでたくさん笑ったし、と、相変わらずではあるのですけど。


ふ〜。読んでくださって、ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月20日 (日)

愛は裁かず

『かつやま子どもの村通信』第46号の4面【連載 ニイルのことば 愛は愛を育てる】の最後に、〈おすすめの本〉として、伊藤重平著の『愛は裁かず』『ゆるす愛の奇跡』(黎明書房)が紹介されていましたが、みなさま、もうお読みになりましたか?


伊藤氏は、小学校校長、児童福祉司などを経て、裁判所の調査官などを務められました。
実際の相談の事例を挙げ、問題をかかえた親子との、具体的な会話が書かれています。

私、早速購入しまして、夢中で読んでしまいました。

どの事例も、親や教師が、「困った子」の相談に訪れるのですが、結局、親や教師のほうに問題があったことがわかってきます。

キーワードは、「責めない」「裁かない」「ほめる」「ゆるす」。
具体的なところは、ぜひぜひ、みなさま本をお読みください。


2006年11月6日の記事『宝箱からもうひとつ』の事例は、まさに、伊藤氏が書かれていることだと思いました。

私自身、FとNには、さんざん、「責める」「裁く」、をやってきました。
「なんで早く準備しておかないの!」「明日早いんだから、もう寝なさい」という、詰問、命令口調。


入学を祝う会で、堀さんにお会いしたとき、この本を読んだことを話しました。

そして、「Nがーーしたのも、ーーだったのも、全部、私がいけなかったんだということが、あの本を読んでよくわかりました。」と言いましたら、堀さんは、すべてお見通しだったのでしょう、やさしく笑っていました。

Nがまだきのくにに入る前だったのですが、Nのことでどう対応したらよいか悩むことがあり、半泣きになって相談の電話をしたことがありました。(Fはすでにきのくにに転入していました)

そのとき堀さんは、「くどくど叱るのは意味がないですよ。それより、ぎゅ〜っと抱きしめてあげてください。」と言われたのです。その通りしました。


そして、それから、少しずつ、ほんとに少しずつですが、私は変わったんだと思います。

Nが中学生になったときには、思春期でイライラしていたのか、私が掃除や料理のお手伝いをお願いしても、「え〜!!」と、ものすごく不機嫌になることがあり、悩んだり、衝突した時期がありました。

それでも、少しでもやってくれたときには、「ありがとう、すごく助かる〜」と言うようにしました。「できれば言わなくてもやっといてくれたらいいのに」と思うことも、なかったわけではありませんが、それを言うと不機嫌になることが目に見えていたので、まず、よい方に目を向けるようにしていました。

今ではあの頃がうそのように、何でも気持ちよくやってくれ、言わなくてもお茶碗を拭いておいてくれたり、「なんか手伝おうか」と言ってきてくれたりします。


伊藤氏の本を読んで、やっぱりガミガミ言わずによかったんだな〜、と確信しました。そして、もっと前に、子どもたちがもっと小さいときに、この本を読んでいたら、私の子育てもだいぶ違っていただろうな・・・。


黎明書房さんは、よい本を出版してくれますね。「頭のいい子をつくる本」みたいなのばっかり売れて、はがゆいったらありません。

堀さんも、「あの本、いいでしょう。でも、出版業界は今、ほんとうに大変なんですよ。」とおっしゃっていました。みなさま、この本、絶対にお勧めです。ぜひぜひ、買って、お読みくださいませ。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年4月15日 (火)

入学を祝う会

Fが小四で転入した時以来、8年ぶりに、きのくに子どもの村学園の〈入学を祝う会〉へ行ってきました。

きのくにへ来ると、自然と笑顔になってしまいます。なぜだかとってもホッとする。タクシーで山道をどんどん上って、だんだんきのくにに近づいてくると、「帰ってきた」という気持ちがするのです。


昨年に引き続き、今年も野外での〈入学を祝う会〉でした。なんと、新入、転入生は子どもたちがつくった、なが〜い滑り台をすべって登場!でも全員強制でなく、希望しない子は、普通に歩いて壇に上がることもできます。ここらへんがしなかやで、いい感じ、と思います。


小、中、高の各校長がそれぞれお話しされましたが、堀さん、がつ〜んとおっしゃってましたねえ。

言葉通りに再現できないのですが、だいたいこのようなことでした。


【中学になって受験のことばかり気にして焦って、プロジェクトやチョイスをさぼったり、修学旅行にまでドリルを持ってくるような子もいる。しかし、それでは生活全般が充実していなくて、かえって志望校にも通りにくい。】


志望校に通るかどうかは別として、【生活全般が充実していない】というのは、スタッフや息子たちの話しを聞いても、そういうケースはよく耳にするし、これこそ大きな問題だと思います。


また、親が家庭教師をつけ、本人はやる気がないため、「オレ、こんなんせんといけん」と、家庭教師が作ったスケジュール帳を、嘆きながら見せてくれたという話しも聞きました。

そして、少しでも偏差値の高い高校へ、などと、親の意向で志望校を決めている子の場合、きのくにでの教科学習のときに、私語をしたり寝ていたり、ということも多いそうです。


親が受験受験とうるさいところの子は、きっとせっかくのきのくに生活を、100%は楽しめていないんじゃないかな。あ〜、もったいない。自分たちで考え、工夫し、苦労し、達成感を味わえるプロジェクト活動。友達とのコミュニケーション力も自然と身につきます。こんな大事なプロジェクト活動をないがしろにして、きのくにの醍醐味は味わえないでしょう。


私は、堀さんやスタッフの言う通りにして、間違いないと思っています。

初めて堀さんの話しを聞いて、びっくりした新入、転入生の保護者のかたもいらっしゃるかもしれないけど、素直に「そうだよね」と思って、親としての学びを得られたら、きっと親子でますます幸せになると思います。

親が口を出すのと、子どもがすてきになるのとは、反比例する、これ、実感です!


さてさて、その堀さんのお話とはまたがらっと代わり、高専校長のSさんのお話もよかったです。

【生徒に、Sさんの好きな四文字熟語教えて、と言われて、「ぼちぼち」と言うたんです。そしたら、「それひらがなやん、ちゃんと漢字で言うて」と言うから、「ええ加減」と言うたんですわ。「加減」が漢字ですやん。「それもだめ、ちゃんと四文字漢字で」、て言うから、こう言うたんです。「中途半端」。】

もう、爆笑でした。

新しい学校、寮生活。子どもも保護者も緊張して、力が入っていることでしょう。そんなとき、校長の、こんな言葉を聞いたら、どんなにほっとすることでしょう。こんなこと言ってくれる校長なんて、いるかしら?

このS校長、と〜ってもいい雰囲気のかたなんです。私、Nが高専に決まってほんとうにうれしかった。S校長はじめ、すてきな高専スタッフと親しくなれるんですもの。


会のあとの、オリエンテーションでも、じ〜んとくる話しをしてくださいました。

【きのくに、かつやまから来た人たちは慣れているかもしれないけど、他の中学校から来た人たちは、この小さな学校で、寮生活で、疲れることもあると思う。だから、ぼちぼち慣れてくれればいいし、みんなと仲良くしなくちゃ、なんて思わなくていいです。

もちろん仲良くできればそれでいいけど、気の合わない人がいるのも当たり前のことだから、そういう人とも上手く距離をとって、つき合っていく、そういうことを学んでくれたらいいと思う。】

言葉通りではありませんが、だいたいこんなお話でした。

きのくに国際高等専修学校は、きのくにやかつやまの卒業生もいますが、他の中学校からくる子もいるのです。


祝う会に話しをもどしますと、新入生、転入生の紹介に続いて、ご来賓の紹介で、今回お祝いの言葉を述べてくださったのは、ミキハウスの坂本達さんでした。坂本さんは自転車で世界を旅し、「やった!」という本を書き、その旅でお世話になった人たちのために、井戸を掘るという活動をして、その様子を「ほった!」という本にまとめました。

春の門出に、子どもたちは、すてきな大人に出会い、きっとその年齢なりの何かを、感じたことでしょう。


乾杯、クイズ、のあとは、大人の紹介です。各プロジェクト、寮、事務、保育所、などの担当ごとに、大人たちが工夫して(一部漫才あり?)、挨拶します。どれもおもしろかった〜。

こればっかりは見ないとわからないので、書くのも難しいですが、私は道具のMさん、Kさんと、動植のご夫婦コンビがよかったな〜。みんな、忙しいなか、こういう打ち合わせもしたんだ〜、と思うと、また心が温かくなりました。ハイ、ちゃんと堀さんも台詞がありましたよ!


そうだ、昨年度Nたちがつくった、気球も無事、あがりました。ちゃんと「おめでとう」ってはってあって、ほのぼの〜。気球を上げるときに、扇風機で空気を入れるのですが、その扇風機を動かす電気は、子どもたちがつくった自転車発電からひいているそうです。

せっかく写真をとったのですが、うまくとれていません。なので、その気球の様子含め、他のことも、すてきなYOKOさんのブログでごらんくださ〜い。↓ (YOKOさんお力借ります!)

http://yokodo.exblog.jp/

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年4月11日 (金)

親ばか大会しましょう!

Photo

Nにタイヤ交換してもらいました。

Photo_2

当地は九州ですが、冬は雪が降るので、12月になったらスタッドレスタイヤに、3月にはノーマルタイヤに替えるのが習慣です。いつもは車やさんに頼みますが、今回は、道具製作所で培った力を発揮してもらいましょう、ということで、Nにお願い。

Photo_3

本人「なんかあったらどうしよう」と言っていたけど、大丈夫、快適に走ってま〜す!


さてさて、13日の日曜日には入学を祝う会があります。Fの入学の時以来ですから、8年ぶり。きのくにの入学を祝う会に行ってきます。


その前に、FとNと、料理大公開。

Photo_4

Photo_7

アップルパイ、N一人でつくリました。うちは白砂糖を使わないので、若干黒っぽいですが、お味は最高!

Photo_5

焼きおにぎりがだいすきなF。行きつけのお店でつくりかたを伝授してもらい、3回目の挑戦。毎回おいしいです。
今夜はラーメンと焼きおにぎり。

Photo_6

二人で餃子づくり。兄弟仲がよい、というのもうれしいです。


一年を通じて、家族4人がそろう日数のほうが少ないのですが、そろったときはまた自然と、いろんな会話が生まれて、なごやか〜な雰囲気になります。

FもNも落ちついていて、優しくて、親が怒るようなことがなんにもありません。


そうそう、この春休み中にNはピアスをあけたのですが、最初、かかりつけの皮膚科の先生に相談したら、高校生には開けてないし、トラブルが起こったときケアできないから・・・、と断られてしまいました。

それで本人はピアッサーを買って、自分で開ける、と言ったのですが、私が心配だったので、いろいろ調べて、結局、別の皮膚科で開けてもらいました。町内にはそういう病院がないので、車で小一時間。

帰宅してからNに、「いろいろありがとう」と言われたのには、グッときてしまいました。すっと、こういうことが言えるって、すてきだなあ、と思って。


みなさま、こんなにだらだらと、息子自慢を読んでくださいまして、大変ありがとうございます。

みなさまも、「うちの子、こんなとこがすてき〜」っていうのを、言いたくなったのではありませんか?ねえ、言いたくなりますよね〜。

はい、ということで、コメントは、親ばか大会といきましょう!遠慮なく、息子、娘自慢、してくださ〜い!きのくにに入ってる入ってない、関係なく、です。

私、親ばか話、するのも聞くのも大好きです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年4月 7日 (月)

驚くことばかりです

Photo

これはNが中三のときに入っていたプロジェクト、道具製作所がつくった本です。入学を祝う会、春祭りなどでもし売っていたら、ぜひ、お買い求めください!

環境問題や「印刷機」「火薬」「時計」「アンプ」「針」などの歴史を調べた個人研究や、「ロケット」「環境」「気球」などのプロジェクト活動の様子がよくわかります。


この本を見ながら、Nに、さらに詳しく気球作りの様子を聞いて、驚きの連続でした。2008年1月15日にも少し書きましたが、補足します。


(といっても、私、こういう物理的な問題はとても苦手で、いくらNに聞いても、いまいち理解できてません。なので、文章中、おかしなところがありましたらご指摘ください。Nも、手元に資料がないので、忘れてしまったところがあるとのことで、もしかしたら正確さに欠けるかもしれません。)


まず、薄い黒のゴミ袋にアルミカップをつけて、それで飛ばせてみる、という実験をしてみました。このとき、アルミカップの中にホチキスのシンを少しずつ載せていって、最大何グラムのおもりを載せられるかを調べます。

結果、5グラムまで載せられることがわかりました。

それでは50キロの人間を乗せた場合はどのくらいの体積が必要になるか、を考えて、さらにボイルシャルルの法則を使って、浮力(気球の中の空気の重さと外の空気の重さの比)をはじき出しました。そして、体積から逆算して、気球の表面積を求めました。

次は型紙をつくって布を切り、縫い合わせて、の、気が遠くなるような作業。これを、中学二年生二人と三年生二人のチームでやったのです。

Nは、「すっごく大変だったけど、楽しかったよ。やりたくてやってることだから。」と言うのです。

すごいなあ、と、またびっくり。


そんなわけで、Nがやっていた気球のことは、直接話しを聞いたり、写真を見たりしてわかっていたけれど、環境チームの活動は、この本で初めて詳しく知ることができ、その内容の濃さにびっくりしました。

環境チームは学校のトイレで雨水を利用することに挑戦しました。まず、トイレで使う水の量を調べることから始まります。

そして、最初は中学校のトイレでの利用を考えていたのですが、メリットとデメリットを調べ、検討し、高専のトイレで利用することになりました。この経緯も詳しく書いてあります。職員会議にかけて、了承を得る必要があるので、そのためのプレゼン、職員会議での指摘を受けての再検討などもなされたようです。

また、ホースを通すルートなども図解入りで説明されています。

工事の最後のほうでは、Nたちも水浸しになりながら手伝ったそうですが、とても大変だったということです。


とにかくこの本を見てほしいです!

世間一般で言われるところの『体験学習』とは、ひと味もふた味も違った、ホンモノの活動がきのくににはあるのです。

頭を使う、体も使う、そして、友達と力を合わせ、意見を出し合い、納得するまで話し合い、一つのことをやり遂げて行く。

中学生でも、自分たちの力でこんなことまでできるんだなあ、と、本を読んで、驚きの連続でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 2日 (水)

愛は行動である

【愛は行動である】

このことば、一日のうちで二回、別々のルートから、目に入ってきました。その一日とは、きのくに子どもの村学園の卒業を祝う会の日でした。


一回目は、その日学園からもらった、『かつやま子どもの村通信』の最後のページ、堀さんが書いている、『連載 ニイルのことば』の中にありました。一部転載します。


【愛は行動である:大人はしばしば子どもに「いつもお前のことを大事に思っているよ」という意味のことを言う。しかしニイルは「愛はセンチメンタルであってはいけない」と忠告する。

子どもが実感する愛は、具体的な行動で示されなくてはならない。思っているだけではダメなのだ。盗みをはたらく子を分析し共感するだけでも足りない。その子にご褒美をあげることが愛なのだ。

子ども好きというだけでは、よい教師ではない。子どもにやさしいだけでは不十分だ。子どもが成長の喜びを満喫する活動を用意できるように腕をみがき続ける教師が、子どもを愛する教師である。

サマーヒルは、あるがままの自分が受容され、仲間との触れ合いや共同生活を通して、自然につまりあまり意識しないで無理なく自分を好きになり、他者と認め合いながら成長できる学校だ。

こういう学校をつくり、苦労して維持したことこそ、ニイルの子どもへの最大の愛といってよいだろう。】


二回目は、同じく卒業を祝う会当日、きのくにの保護者であるYOKOさんからいただいた、『クマともりとひと』という本の一ページ目。【愛は言葉ではなく、行動である。】と書いてあったのです。

Photo


この本は日本くま森協会というところがだしています。ここの会の講演会に、YOKOさんの夫様がおでになり、大変感銘を受けたとのことで、この冊子をまとめて購入されたそうです。(詳しくは〈YOKO堂ぶらぶら〉をごらんください。)

表紙には穏やかな顔をして女の子をだっこしているクマの絵と、こんな文章が書いてあります。

【こんこんと水がわき出る森が消えるとき、すべての産業、都市が消える・・・
わたしたちの命は森にささえられています。
日本を自然保護大国に!
でなければ二十一世紀は生き残れません。
クマの棲む豊かな森を次世代へ・・・】

私も読んで、どか〜んと心を動かされ、早速200冊購入しました。(読んでみたいかた、入学を祝う会のとき持っていきますので、お声かけてくださ〜い!お声かかんなくても、持っていきます!)

で、そういえば、この、日本熊森協会については、2007年8月21日の記事『朝2時起きでなんでもできる!』にいただいた、ウルトラママさんからのコメントで紹介されていたのです!なんというご縁!こういうことでつながるって、なんだかとてもうれしいです。


きのくにからつながる不思議なご縁を大切にして、まず行動!と思いを新たにした次第です。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »