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2008年3月26日 (水)

卒業を祝う会

3月23日は、きのくに子どもの村学園の『卒業を祝う会』でした。

楽しかった〜。午前中は卒業イベントとして、きのくに国際高等専修学校生のバンド発表、わらじ組の活動発表、ダンス、工務店の劇、卒業生に関するクイズなど。工務店の劇は笑った〜。夫と互いに、「笑い声でかすぎ!」と言い合いながら・・・。


『卒業を祝う会』本編(?)は午後から。毎年タイトルがつくのですが、今年は、【きみの来た道にありがとう、行く道に乾杯』。それだけでもじ〜んとしちゃいます。

Photo_4


祝う会でとれた写真は、開始前のこの一枚だけ。始まってしまったら、感動!涙!で、写真撮るどころではありませんでした。

なんたって、卒業生が入場してくるところからもうじわ〜んと涙が・・・。胸に花をつけて、いつもよりちょっぴりおめかしして、誇らしげに入場してくる子どもたち。

Nは、小さい子に何か声をかけられたのか、そちらを見て、優しく微笑んだりして。うわ〜、かっこいい!


学園長である堀さんのお話も、来賓のかたのお祝いのことばもあるけれど、どちらも簡潔で、心に残る言葉です。

もちろんメインは卒業生のひと言。

「みんなありがとう。特にAくん、Bちゃん、Cくん、Dちゃんには感謝してる」と、具体的に友達の名前をあげる子や、「もっと早くきのくにに入りたかった。」と言う、途中からの転入してきた子、「自由って、すごく大変なときがあった」と含蓄のある話しをしてくれた子。

みんなみんな、短い時間でありながら、しっかり自分の言葉で気持ちを表現していました。

8年のきのくに歴のうちで、卒業を祝う会に出席したのは、今回で4回目です。それまでの三回は、卒業生の名前を読むのは担任の大人の役目でした。でも、今回は、それも子どもたちがやっていました。そして、各プロジェクト(いわゆるクラス)の子たちが、卒業生へ言葉を送るのです。それもすごくよかった〜。その年の祝う会委員のアイデアで、いろいろと変わるところと守り継がれるところとがあるのがすてきです。


さて、Nは照れ屋なので、どんなことを話すのかな〜と思っていたら、とても落ち着いた様子で語りはじめました。正確には覚えていないのですが、こんな感じの話しでした。

「去年の今頃は、来年はオレたちの番だな、と思っていたのに、もうその日がきて・・・。自分でも、泣くことはないだろうと思っていたけど、やっぱり、・・・一緒に過ごした友達が・・・」と、仲間との別れを実感したのか、楽しかった日々を思い出したのか、感極まった様子でした。

「一つ言っておきたいのは、中学になったら受験だとか、勉強しないと、とか言い出す子が多いけど、オレは焦る必要はないと思うし、中学三年間は、ほんとうにあっという間やから、好きなことをやっていったらいいと思う。」

と、最後は涙を押し留めて、しっかりと思いを伝えていました。

それでも席に戻ってからしばらくは涙が止まらなかったようでした。

大勢の人が見つめるなかでも、今の気持ちをそのまま表現し、人前でも泣けるNが、私はとってもうれしかった。ほんとうに親ばかだと思うのですが、なんて素直な子なんだろう、こんなにすてきな子だったんだ〜、とあらためて気づかされた思いです。

きのくにに出会っていなかったら、こんなふうには成長してなかっただろうな〜。なんたって、私が鬼母でしたから。


そして、この『卒業を祝う会』、すごいな〜、と思うのは、OBがたくさんやってくること。招待状が届きますし、体育館には、ちゃんとOB席が用意されているのです。午前中から参加した人には、申し込めば昼食も用意してくれます。今年は何人くらい来てたんだろう。Nがまだ四年生か五年生くらいのときに卒業したかたも来ていました。Nはそのかたをとても慕っていて、かわいがってもらっていました。ちゃんとNのことも覚えていてくれたようです。

もちろんFも行きました。そして久しぶりに仲間と会って、みんなそれぞれの方面で伸びやかに活動している様子に、刺激を受けたようです。帰ってから、「やっぱりきのくにはいいな」と言っていました。

校長や来賓の長い挨拶があって、卒業生はただ名前を呼ばれて証書を受け取るだけの、いわゆる普通の卒業式なんて、自分が卒業してしまえばもう見たいとも思わないでしょう。ある保護者のかたと、「母校の卒業式に行きたいなんて、全然思わないよね〜」と話しました。


最後はくす玉割り(中からすてきなことばがでてくる)ですが、その前に、みんなで歌を歌います。今年はカントリーロード。もう、私、涙で歌えませんでした。

【ひとりぼっち 恐れずに 生きようと 夢見てた さみしさ 押し込めて 強い自分を 守っていこ・・・】


こんな暖か会でしたが、残念なことが一つ。保護者のマナーの悪さです。

ほとんどのかたは静かに、ハンカチで目頭を抑えて、堀さんの話し、子どもたちの言葉を聞いています。でも、何人か、堀さんが話しをしているのに、自分の子どもの写真を撮っている人がいるのです。びっくりしました。

マナーというか、たぶん、自分と向き合いたくない人なのでしょう。掘さんの話しを真摯に聞けない何かが、無意識のうちに、そういう行動をとらせてしまうのでしょう。

また、卒業生が話している最中に、インスタントカメラをジーコジーコと手巻きする人もいました。前に座っている在校生がその音が気になるらしく振り向いているのに、気づかないのか、ずーっとやってました。いつまでもやめる気配がなく、とうとう「話しているときにフイルム巻くのはやめてください」とお願いしたのですが、多少控えめにはなりつつも、やめてはいただけませんでした。

ほんとうに残念で、また子どもたちにも申し訳ない気持ちになりました。子どもたちは、小学一年生の子でさえ、最初から最後まで静かに真剣に耳を傾けているのに・・・。

こういう保護者が増えないことを祈りたいです。そしてまた、私自身、自分のことにも、意識を向けておかなければ、と思った次第でした。

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コメント

mamiさん、
息子さんのご卒業おめでとうございます。
すばらしい会だったでしょうね。
記事を読みながら。私も息子たちの卒業の日を、思い出して、じーんとしてました。

投稿: さんちゃん | 2008年3月30日 (日) 18時59分

はい、とってもよい会でした。この日の感動はいつまでも忘れられませんね。
でも、つくづく思うんですが、自分の息子の卒業のときだけじゃなくて、毎回行けたら感動も倍増だっただろうなあ、って。

そういえば、さんちゃんとこも、お忙しい週末だったでしょうね。お元気で〜。

投稿: mami | 2008年3月30日 (日) 19時43分

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