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2008年1月21日 (月)

携帯電話について

冬休み最終日に、Nの携帯電話を買いました。これまでは特に必要を感じていなかったようですが、卒業を控え、友達との連絡に使いたいようです。

携帯電話といえば、我が家で初めて使うようになったのは、8年前、Fのきのくに入学が決まったときでした。普段の連絡には、寮の電話にかければいいので必要はありませんが、帰宅するときになにかあった場合の連絡用として、親がもつために一台購入しました。つまり、Fが持つのでなく、迎えに行く私たち(親)が持っておくためのものです。

8年前とはいえ、すでにそのころはかなりの人が携帯を持っていましたが、子どもに持たせるという発想は、全く浮かびませんでした。そうしたら、入学して数ヶ月後のお便りに、きのくに子どもの村学園長の堀さんが、こんなことを書かれていたので、それで初めて、「へえ、子どもに携帯持たせてるんだ〜」とびっくりしたというわけでした。


【携帯電話を学校へ持ってきている子があります。携帯電話そのものがいけないというのではありません。しかし、できれば持たせないでいただく方がよいと思います。確かに遠くから来ていて、帰宅の際のお迎えの連絡などに必要な子はあります。そういう子は、普段はためらうことなく大人に預けています。(mami注:現在は大人に預けるシステムがあるかどうか不明)

私たちの見るところでは、問題なのは「親ばなれ」(そして敢ていえば「子ばなれ」)の十分とはいえない子の場合です。これは、年齢とは関係ありません。

いつも携帯電話を持っていないといられないのは、大きい子にも多いのです。そういう子は、ほかの子に見えるように電話をおいたり、ポケットからストラップを出して見せたりします。いずれにしても電話を持っているために、見えないヒモで家としっかりつながった状態になっています。

さびしい時に電話できるのはいいことばかりではありません。そのさびしい気持ちを噛みしめたり、ほかに楽しいことをさがしたりして、子どもたちは自立していくのですから。

保護者の皆さんには信じられないかも知れませんが、家から携帯にかかってきたり、Eメールが入ったりすると、途端に調子が悪くなる子さえあるのです。携帯電話を持つのをやめてから調子がうんとよくなった子もあります。(それだけが理由とはおもえませんが。)】

私はけっこう早い段階でこの文章を読ませていただいたので、とてもよかったなあと思います。

Fも中三の三学期から携帯を持ったのですが、たしかに、携帯があるとなると、それほど必要でなくても連絡とりたくなっちゃうんですよね。中三にもなってるからそれほどでもないけれど、これがきのくにに行って間もない頃だったり、小さい頃だったら、「寒くない?」とか「ちゃんと手洗い、うがいしてる?」とか、たいして必要もないのに、ちょろっと電話したりメールしたりしちゃっただろうなあ。


それと、行き帰り中のトラブルは、一度、電車を間違えて、とんでもないところに行ってしまった、ということがありましたが、そのときは、車掌さんに携帯電話を借りてうちに電話してきました。なきゃないで、自分で考えてなんとかするもんだなあ、と、後になって、妙なところで感心したりしました。(この件は2006年8月25日の『電車を間違えて』の記事をご覧ください。)


ちょっと不自由なくらいがいいのかな。

息子たち二人とも携帯電話を持つようになって、今、一番気をつけなければいけないのは、私がしょうもないことで電話やメールをしないように、ということですね。(^^)


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コメント

はじめまして きのくに小学校4年生の親です。我が家の息子も携帯がほしいほしいと いいますが 私も必要を感じません もちろん色々な心配はありますが あの学校と一緒で 経験と 勘と 発想 で乗越えてもらいたいと この記事を読んで 改めて感じております。
また 遊びに来させていただきます。

投稿: YOKO | 2008年1月23日 (水) 16時09分

 うちは、転入学と同時に携帯を買ってしまいました。堀さんのお便りを読んで、なるほどと思ったのは、しばらく経ってからで、子どもたちはみんな、携帯電話が手放せない派になってしまってます。
 仕事先から、「洗濯物とりいれといて」とか「米洗っといて」と遠隔操作するのに役立つ反面、「○○を買ってきて」と逆パターンもあり・・・。そして、確かに一番よくないのは、「無事に着いた?」等いらないメールをつい送ってしまうことですね。なるべくしないようにしよう。

投稿: むさし | 2008年1月23日 (水) 23時12分

YOKOさん、こんにちは。YOKOさんのブログ、拝見しました。すてきですね。もしかして1年くらい前に、テレビ東京の取材を受けていらした方でしょうか?
こちらは大分なので多分放映はなかったと思うのですが、ちょうどあのとき息子のNがミーティング委員で議長をしていたもので、むさしさんが、DVDにして送ってくださったので、見ることができました。それで、あのときのお母さんとお話してみたいなあ、なんて思っていたんですよ!

堀さんのお手紙、よいでしょう?読んでくださって、うれしいです。息子は長期滞在です。中学になると、寮の部屋も遠くなって、電話で呼び出してもらうのも面倒なんですが、その「面倒」っていうのがよかったんだな、と思います。私が口を出しすぎないで済みましたから。(笑)

むさしさん、こんにちは〜。
昔は携帯なんかなくても、なんとかなってたんですもんね〜。でも、持っちゃうと便利だし使ってしまうのよね。

>確かに一番よくないのは、「無事に着いた?」等
>いらないメールをつい送ってしまうことですね。
>なるべくしないようにしよう。

そんなふうに意識するだけでも、だいぶ違いますよね!

投稿: mami | 2008年1月24日 (木) 22時48分

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