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2007年12月14日 (金)

しみじみ・・・

今日、小学四年生の患者さんが来ました。「かわいいなあ」と思いながら見ていたのですが、そういえば、Fが一人できのくにに行き、寮生活を始めたのが、四年生だったんだ〜、と思い出しました。Nは、Fが先に入ってたとはいえ、二年生から行ったんだし。

当時は、いろんな人から、
「ええ〜?そんな小さいうちから寮生活なの?」
「送り迎えもなしで、子どもだけで行かせるの?かわいそう」
(FとNを涙目で見つめて)「頑張ってね」
「育児放棄じゃないの?」

などなど、思い返せば、ほんとにいろんなことを言われました。


そのときは、多少むっとしたものの、「わ〜い、きのくにに行けるんだ〜」って感じで、子どもと離れる寂しさより、嬉しい気持ちのほうがまさっていたので、外野の声は聞き流していました。

で、今日、四年生の男の子を見ると、まだまだ子どもだし、もしこの子がこれから遠くの学校行って寮生活、って聞いたら、びっくりしちゃうかなあ。ああ、このくらいの時に、FもNも飛行機に乗ってきのくに行って、寮生活してたんだあって思ったら、しみじみとしちゃいました。

でも、一年生でも東京から来ている子もいるし、結局出会うタイミングときのくにの理念にどれだけ共感できるかっていうことなんだろうな。きのくにのどこがすばらしいかがわかっていたら、迷いはそんなにでてこないと思うし。


【きのくには、笑ってほがらかにすごせる自尊感情の高い人間を育てることができる貴重な学校です】

これはきのくに卒業生の保護者さんの言葉ですが、私もほんとうにその通りだと思います。必死に覚えてすぐに忘れてしまうようなチャチな【学力】をつけるための教育なら、私はいらない。きのくには、かわいい子どもと離れても、選ぶ甲斐のある学校だと、心から思えます。


とはいえ、自己決定、個性、体験を尊重するきのくにの教育が、日本の、いえ、世界のあちこちで、普通に受けられるようになってほしいものです。

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