« りら創造芸術高等専修学校 | トップページ | 報道の問題 »

2007年10月 4日 (木)

誰に感謝すればいい?

きのくに子どもの村学園では、ほぼ毎週、「weekly きのくに」というお便りが出されるので、保護者は離れていても、学園の様子を知ることができます。

修学旅行があったときには、引率の大人がそれぞれ、子どもたちの様子や感想などを綴ってくれますので、それを読むのがとても楽しみなのです。

今回も、Nが行ったイギリス修学旅行のお便りが届きました!どなたの文章も、子どもの深いところ見てくださっている文章で、毎回ながらじ〜んとします。


その中で、すこ〜しだけ抜粋します。

なお、きのくに子どもの村学園中学校の、海外修学旅行は、福井県にある、かつやま子どもの村学園中学校との合同です。


【子どもの村のイギリス修学旅行も15回目を越えた。天気は運としても、やはり、前向きな子どもたちと経験を積んだ職員が多くなり、修学旅行が充実してきている。常に笑いが絶えず、日に日にかつやまときのくにの子どもたちがいっしょになって会話に花が咲いた。

ことばも文化も違う遠い国で過ごす戸惑いは、日に日に自信となって、新しい感動が素直にからだに入っていくのがわかる。気持ちの安定とたくましさは裏表だとつくづく感じた20日間だった。冗談のなかにも自分を振り返り、生き方に触れる会話が多く聞かれた。共に大笑いしたが、印象に残ったのは一つや二つではない。

最後のきわめつけは世界遺産のIron Bridgeだった。堀さんが人類の発展の証しととられがちな産業革命の裏で、自分の意志で生きる権利や生活を奪われた人々の話しをされた。

「子どもの村のみんなは、歴史をそのような面からとらえられるようになってほしい。」

中学生たちの真剣な目は今回の旅行の締めくくりになった。世界で最初の鉄の橋は、私には特別なものになった。】


修学旅行で、教師(*寮母や事務職員も行くことがあります)と子どもたちが、「笑いがたえない」とか「大笑い」っていうのが、まず、いい感じですよね〜。目に浮かびます。整列させられたり、怒鳴られたり、っていうのがないから、みんなピリピリすることがなくて、自然体なんです。

そして、自然の中で、友との関わりの中で、見学先で、ふと、自分を振り返り、人生を考える。ああ、いいなあ。


息子がこんな経験をできたのも、堀さんがきのくにをつくってくれたから。で、その前には、サマーヒルのニイルやキルクハニティのジョン・エッケンヘッドがいたから。

自由教育の先人たちに、心からありがとうと言いたい気持ちです。


そして、悲しいニュースも届いてしまいました。

ジョン・エッケンヘッド(故人)の奥様、モラグさんが9月21日の夜になくなったそうです。95歳でした。ジョン亡き後も、暖かいまなざしで子どもたちを迎えてくれて、キルクハニティに、きのくにの子どもたちの声が響くのを、とても喜んでくださっていました。心から、ご冥福をお祈りいたします。


|

« りら創造芸術高等専修学校 | トップページ | 報道の問題 »

コメント

こんにちは~先週、きのくにへ見学に行ってきました!
みんな”それぞれ””おのおの”というのでしょうか、一人一人ちゃんといるなと感じました。
統一、統制、均一・・・ではなく。
息子もなんとなく馴染んでたり。

次は体験!ってはりきってます^^

きのくにを知るきっかけとなった本は

ミキハウスグループ編:”ミキハウス流 本気でやれば、できる”
三起商行株式会社 発行

です。これからわくわくどきどき!です

投稿: ayu | 2007年10月 9日 (火) 10時03分

ayuさん、見学行ってこられらんですね〜。
なかなか新鮮でしょう?これから楽しみですね。

本、教えてくださって、ありがとうございます。読んでみます。ミキハウスの社長さんの援助がなければ、開校も遅れていたでしょうから、社長さんには、ほんとうに、感謝です。

投稿: mami | 2007年10月12日 (金) 15時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175659/16656969

この記事へのトラックバック一覧です: 誰に感謝すればいい?:

« りら創造芸術高等専修学校 | トップページ | 報道の問題 »