« いろいろありまして | トップページ | きの高オープンキャンパス »

2007年9月22日 (土)

修学旅行いろいろ

昨夜Nが帰宅しました。

空港まで迎えに行ったのですが、どこかの中学校の修学旅行の一行と同じ便になったようです。ユニバーサルスタジオに行ったらしく、ほとんどの生徒がユニバのお土産が入っているらしいビニールバックを下げています。もしかして、ユニバにも、制服で行ったの?まさかね・・・。

驚いたのは、制服姿の生徒たちの先頭をきって現れた、教師の姿です。背広にネクタイの男性が、鞄と蛍光グリーンのメガホンを持ってる。

修学旅行にメガホン・・・。飛行機の中までメガホン持って入って、何するのですか?

きっと、あちこちで、生徒をしゃがませて、「指導」してるんでしょうね。


決まりきった服装、教師が生徒を仕切る、こういうことが、ごく当たり前の感覚になってしまってるんですね。

教師も、この暑いのに、全員背広にネクタイですよ。そしてその教師の顔に、全然笑顔がない!キリキリして、明らかに疲れきっているのがわかる表情なのです。


イジメで生徒が自殺しても、まず保身を考える学校側。友達を、とことん追いつめる生徒たち。誰も止めようとしない。羊のように先生について歩いて、みんな同じ格好に安心してるから、人と違う言動をとる勇気がなくなってしまうのでしょうか。


家に帰ってから、夫にそんなことを言っていたら、Nが、「オレらイギリスに行ったとき(修学旅行で)、『ホームズの家』に行ったんやけど、駅に着いたらさ、大人(教師)が、“じゃあ、大人は後ろからついて行くからね”って言って、オレらが先に歩いて『ホームズの家』まで行ったんや。」と話してくれました。


以前、中学生の沖縄修学旅行に行った大人(教師)も、感動気味に、こんなことを言っていました。

「沖縄空港についたら、教師は先に行かないで、“じゃあ、ここからは頼むね〜”と、子どもたちに任せるんですよ。最初は戸惑ってた子どもたちも、ちゃんと自分たちで考えて動くんですよ〜。」

もちろん、車の運転はするし、困ったときは助言もするけれど、基本的には「子どもたちがつくる修学旅行」なんです。


この違いはナンなのでしょう?


子どもを信頼しているかしてないか、じゃないかな、と私は思います。


もちろん、それまでず〜っと管理しまくってやってきて、いきなり修学旅行で、「さあ、好きなところへ行ってごらん」というので、うまく行くはずはありません。


きのくに子どもの村学園では、日々、子どもが考える、子どもが決める、という「自己決定」が尊重されているからこそ、「子どもが主役の修学旅行」がうまくいくのでしょう。


自己決定ができて、教師からも信頼されていると、子どもたちには自尊感情がしっかりと根付きます。自尊感情を持てる子は、人のことを陰湿にいじめたりはしないと思う。


「背広にネクタイと制服とメガホン」の修学旅行に、なんの疑問も持たない人がほとんどなら、イジメは決してなくらないでしょうね。


|

« いろいろありまして | トップページ | きの高オープンキャンパス »

コメント

こういうお話を読むと、「もう心はきのくにへ!」です。もうちょっと年数があるので、何とか子どもにきのくに大好きになってもらい、夫を納得させ・・・と一人きりで案を練っています。そうそう、お金も貯めなくては(笑)。

投稿: まい | 2007年9月27日 (木) 01時59分

まいさん、楽しく計画中ですね!

お金、確かに必要ですね。私、とっても不思議なんですが、息子たちがきのくにに行くまでは、ほとんど貯金ができてなかったんです。それが、きのくにに行くようになって、毎年の学費が出せているっていうのが、我ながら不思議です。これだけ出せるんだったら、それまでどうして貯金ができなかったんだろう・・・?ナゾです。

投稿: mami | 2007年9月27日 (木) 14時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175659/16530974

この記事へのトラックバック一覧です: 修学旅行いろいろ:

« いろいろありまして | トップページ | きの高オープンキャンパス »