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2007年7月14日 (土)

変わったことは・・・

きのくに国際高等専修学校(きの高)は、今年で10周年を迎えます。

きの高では、広報部が週一回、【きの高This Week】という新聞を発行しているのですが、そこに載っている生徒(もう、子ども、とは言いにくいですね)の文章が、すばらしいです。【陽のあたる場所】というコラムがあって、そこは、毎回違う生徒が文章を書いているのですが、どの子も、自分と向き合った文章なのです。

高専から転入してきた子のお母さんは、最初、スタッフが書いた文章だと思ったそうです。

【きの高ThisWeek】は、このブログのトップページ【自由教育】のところにある、きのくに子どもの村学園のHPから、高専のページに飛ぶと、開くことができます。


先週は10周年特大号ということで、スタッフへのインタビューが載っています。スタッフのみなさんも、どうやって集めたの?と思うくらい、生き生きしていて、すてきなかたばかりなんです。


その特大号の中に、「きのくにに来て、自分は変わったと思いますか?」という質問があるのですが、あるスタッフが、こんなふうに応えておられました。


【自分の中で固まっていた因習が溶けていく、殻が割れていく、う〜んもっとわかりやすくいうと、枠がはずれます。すこしずつですが。自分で自分に規制をかけていたことに気付くからです。気付くと気持ちが楽になっていきます。】


すごく気持ちがわかります。ああ、私もそうだなあって思います。


『自由学校の設計』を初めて手にしたのが、今、高二のFが小学校二年生のときだったから、ちょうど10年前のことになります。そして、Fが転入できたのが、8年ちょっと前。


私は何が変わったかなあ、と考えてみました。


知らないことを、知らないって、言えるようになりました!だから、すっごく楽です!

以前は、なんか、小中学生の頃の、優等生の鎧をず〜っとかぶってたみたいで、人からバカにされないようにって、力が入ってたような気がします。

「たくさん知識があるっていうこと、それがナンなの?」と今なら思えますが、昔は知らないことが恥だと思っていました。

なんで、変わったのかな〜。

きのくにの子どもたちが書いた文章を読む機会がけっこう多いんですが、そういうのを読んでると、小学生でも、みんな、何かに熱中したことがあったり、すごく真剣に自分に向き合っていたりして、感動するんですよ。

私が、小、中、高、と、机に向かって、溜め込んだ知識(ほとんど忘れてるけど)が、すごく薄っぺらく思えてきたからかな〜。


先日、ギタリストの福田進一さんのブログを読んでいたら、ジョークの中に、「伊豆の踊り子」が出て来て、Fはそれを知らなかったんです。多分、10年前の私だったら、「どひゃー、そんなことも知らないの?これってジョーシキだよ」って、叫んだと思います。

今は、なんとも思わないもんね。それより、関心するのは、Fが後日、その本を買って来たということです。(しかもブックオフで買ったというのが、またエラい。)

私は、「知っといたほうがいいよ」とか「読んでみたら」とか、一言も言ってません。


なんだか話しが脱線して来ましたが、とにかく、きの高のスタッフのかたがおっしゃってるように、「自分の中で固まっていた因習がとけていく、殻が割れていく、枠がはずれる」という感じなんです。

不思議だけど、きのくにの理念に浸かっていると、そういうふうになってくるみたいです。


Nが言うには、

「お母さん変わったよね。はっきりもの言うようになったな。」

だそうです。これ、彼は、ちょっと悪い意味で言ってますが・・・。^^”

でも、これも当たってます。前は、人から嫌われないようにとか、どう思われるかばっかり気にしてたから、言うべきときに、言うべきことを言えなかった。今は、恐いくらい(?)言えるようになりました。(苦笑)

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