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2007年7月31日 (火)

息子から逆輸入

今、『オオカミ族の少年』(ミッシェル・ペイヴァー作  評論社刊)という本を読んでいます。分類分けするとすれば、ファンタジーに入るのでしょうが、とてもその一言ではおさまりきれません。舞台は6000年前です。


Nが、「すごく面白かったよ。続き(二巻、三巻)が読みたいなあ。」というので、購入しました。

この本は、ミッシェル・ペイヴァーの『千古の闇』というシリーズもので、六巻までの予定で、現在二巻の『生霊わたり』、三巻の『魂食らい』まででています。


きのくにでの国語の授業のとき、自分がお勧めの本を、みんなに紹介する、という課題があったのだそうです。すでに読んだ本を紹介してもいいし、特に思いつかない人へは、国語の教師が、いくつかお勧め本を紹介してくれて、その一つが、『オオカミ族の少年』だったそうです。

きのくに子どもの村学園中学校の図書室には、すてきな本がたくさんそろっているのです。

授業では、1人ひとりが本を紹介して、「どんな話しなのか」「読んだ感想」などを文章にまとめ、発表したということです。

Nは、「オレの紹介した『オオカミ族の少年』を読みたいっていう人がすごく多かったよ」とうれしそうに言っていました。


夏休みの宿題で、「読書感想文」を義務づけられて、しぶしぶ書くより、興味を持って本を読んで、みんなに紹介して、友達にも興味を持ってもらう、って、ずっと楽しそう。


そして、その国語の教師は、きのくにの教員、という、それだけで十分忙しいなか、読書量も多いし、おまけに剣道でも大会に出場するほど打ち込んでおられます。


そういう姿を見て、子どもも尊敬の念を抱いているようです。尊敬している人が勧めてくれるから、よけいに興味もわくのでしょう。

「○○くん(教師のニックネーム)、すっごく本読んでるよ。いい本紹介してくれるんや。」とNも言っています。

きのくにの、こういう雰囲気が、私は大好きです。

そして私は、大好きな息子が勧めてくれる本、ワクワクしながら読んでいます。これからも、息子からの逆輸入で、読書の幅が広がりそうです。

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2007年7月25日 (水)

学ぶ喜び

きのくに子どもの村学園も夏休みになり、Nが帰宅しました。

たくさんしゃべるわけではないのですが、食事しながら、片付けしながら、ぽつぽつと、普段聞けない話しがでてくるのが楽しみです。


一学期最終日には、夜更かし会といって、スタッフと保護者がゆっくりお話できる会があります。(2006年11月4日『夜更かし会は宝箱』11月6日『宝箱からもう一つ』をご参照ください。)


そのとき、堀さんが、「今の中三は、授業してても楽しいよ〜。終わったら、みんな“ありがとうございました〜”って言うんだよ。もう、うれしいね〜。」と目を細めておられました。

それで、Nに、「あなたたち、授業が終わったら“ありがとうございました”なんて、言うの?」と聞いたら、

「うん、みんな言ってるよ」とのこと。

そりゃあ教師もうれしいですよね。


そして、Nは、いろいろと授業のことを話してくれました。

「もうすぐ理科は宇宙のところに入るんや。すげ〜楽しみ!」だそうです。

授業が楽しみなんて、すばらしい。
試験のためじゃないから、学ぶことを楽しめるんだろうな。
そしてうちでは勉強とは無縁で、の〜んびり過ごしているし。


堀さんが本に書かれていた通りやな、と思います。

【さて、中学の教科学習の方は、普通の学校よりかなり時間が少ない。しかし、子どもが自分で学べる教材さえきちんと用意されていれば、必要な学力はつけられる。ただし、それには一つの条件がある。

子どもが「勉強をしなければならない」という脅迫観念から解放されていることだ。とくに学力が心配でたまらない親が、土曜や日曜に塾へ行かせたり、ドリルをさせたりすると、学校では基礎学習や教科学習を極端にいやがることになる。「週末に学習を強要しないでください」と、何度もお便りを出している。】

ー『自由学校の設計』よりー


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2007年7月20日 (金)

うすっぺらな知識

何日か前の記事に、息子が『伊豆の踊り子』を買って来た、という話しを書きました。

もちろん息子は読むために買ってきました。尊敬するギタリストのブログに書いてあった、というのは、影響力が大きいようです。多分彼は、「川端康成」も知らなかったはずです。


で、私は、川端康成を知っているし、『雪国』の出だしが、「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」というのも知ってます。でも、読んだことないんですよ。

小林多喜二が『蟹工船』を書いたとか、ダンテの『神曲』とか、試験にでるから、そういうセットでちゃんと覚えてる。でも、よく内容を知らない。これってどうよ、と自分に突っ込みたくなります。


全然、先入観、というか、予備知識なく、自分の尊敬する人が読んでいた本を、自分も読んでみよう、って、いいなあ。その新鮮さが、ちょっとうらやましかったです。

私もまた、新鮮な気持ちで、読書、しようかな。そして、彼みたいに、じっくり、ゆっくり読んでみよう。

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2007年7月18日 (水)

何度聞いてもええ話しやな〜

ブログを通じて、たくさんのかたとメールのやりとりをするようになりました。うれしいなあ。


そんななかで、最近ブログを読み始めてくださったかたに、「すご〜い感動話がたくさんあるのよ〜。特にお勧めの、2006年8月25日の『電車を間違えて』っていう記事、ぜひ読んでみて!」とお伝えしました。


そしたら、「読んでて涙がでました。なので、他のも読みたくなって、夜中まで読みました〜」というお返事をいただきました。


そうか〜、やっぱり、感動するよね、と思って、自分でももう一回読んでみました。

うん、何度聞いてもええ話しやな〜、と自分で書いておきながら、また感動しました。

2006年の8月は、感動話てんこもりです。23日の『上の子に下の子の面倒を見させないで。』とか、30日の『パスポート盗難事件』も、うるうるです。


みなさま、字が多くて大変ですが、お時間ありましたら、バックナンバーもお読みくださいね。

【バックナンバー】というところをクリックしていただくと、最初の頃の記事にとべます。昔の記事にコメントしていただいてもうれしいです!

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2007年7月14日 (土)

変わったことは・・・

きのくに国際高等専修学校(きの高)は、今年で10周年を迎えます。

きの高では、広報部が週一回、【きの高This Week】という新聞を発行しているのですが、そこに載っている生徒(もう、子ども、とは言いにくいですね)の文章が、すばらしいです。【陽のあたる場所】というコラムがあって、そこは、毎回違う生徒が文章を書いているのですが、どの子も、自分と向き合った文章なのです。

高専から転入してきた子のお母さんは、最初、スタッフが書いた文章だと思ったそうです。

【きの高ThisWeek】は、このブログのトップページ【自由教育】のところにある、きのくに子どもの村学園のHPから、高専のページに飛ぶと、開くことができます。


先週は10周年特大号ということで、スタッフへのインタビューが載っています。スタッフのみなさんも、どうやって集めたの?と思うくらい、生き生きしていて、すてきなかたばかりなんです。


その特大号の中に、「きのくにに来て、自分は変わったと思いますか?」という質問があるのですが、あるスタッフが、こんなふうに応えておられました。


【自分の中で固まっていた因習が溶けていく、殻が割れていく、う〜んもっとわかりやすくいうと、枠がはずれます。すこしずつですが。自分で自分に規制をかけていたことに気付くからです。気付くと気持ちが楽になっていきます。】


すごく気持ちがわかります。ああ、私もそうだなあって思います。


『自由学校の設計』を初めて手にしたのが、今、高二のFが小学校二年生のときだったから、ちょうど10年前のことになります。そして、Fが転入できたのが、8年ちょっと前。


私は何が変わったかなあ、と考えてみました。


知らないことを、知らないって、言えるようになりました!だから、すっごく楽です!

以前は、なんか、小中学生の頃の、優等生の鎧をず〜っとかぶってたみたいで、人からバカにされないようにって、力が入ってたような気がします。

「たくさん知識があるっていうこと、それがナンなの?」と今なら思えますが、昔は知らないことが恥だと思っていました。

なんで、変わったのかな〜。

きのくにの子どもたちが書いた文章を読む機会がけっこう多いんですが、そういうのを読んでると、小学生でも、みんな、何かに熱中したことがあったり、すごく真剣に自分に向き合っていたりして、感動するんですよ。

私が、小、中、高、と、机に向かって、溜め込んだ知識(ほとんど忘れてるけど)が、すごく薄っぺらく思えてきたからかな〜。


先日、ギタリストの福田進一さんのブログを読んでいたら、ジョークの中に、「伊豆の踊り子」が出て来て、Fはそれを知らなかったんです。多分、10年前の私だったら、「どひゃー、そんなことも知らないの?これってジョーシキだよ」って、叫んだと思います。

今は、なんとも思わないもんね。それより、関心するのは、Fが後日、その本を買って来たということです。(しかもブックオフで買ったというのが、またエラい。)

私は、「知っといたほうがいいよ」とか「読んでみたら」とか、一言も言ってません。


なんだか話しが脱線して来ましたが、とにかく、きの高のスタッフのかたがおっしゃってるように、「自分の中で固まっていた因習がとけていく、殻が割れていく、枠がはずれる」という感じなんです。

不思議だけど、きのくにの理念に浸かっていると、そういうふうになってくるみたいです。


Nが言うには、

「お母さん変わったよね。はっきりもの言うようになったな。」

だそうです。これ、彼は、ちょっと悪い意味で言ってますが・・・。^^”

でも、これも当たってます。前は、人から嫌われないようにとか、どう思われるかばっかり気にしてたから、言うべきときに、言うべきことを言えなかった。今は、恐いくらい(?)言えるようになりました。(苦笑)

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2007年7月11日 (水)

コメントについて

7月6日の記事【きのくに卒業生Mさまへ】では、「いった何が書いてあったの〜?」「その後、どうなったのかしら」と、妙に気になったかたが多いと思います。

結局、その後、Mさまからは連絡がなかったので、私も、その内容等については、何も書くつもりはありません。削除しましたが、パソコンには文章が残っていますので、何度か読みましたが、親がスカートのすそをふんずけながらきのくにに行かせたのかなあ、という印象でした。

けれど、ほんとうに卒業生だったのかも不明です。身元を証さなくてよいコメントは、いくらでもなりすましができますから。


とはいえ、ブログ上で本名、アドレスを証していただく必要はありません。

迷惑メールが来たりして、危険ですので。ただ、初めてコメントされるかたは、どちら経由でこのブログにいらしたのか、どのような立場のかたなのか、を書いていただきたいな、と思います。これは、初対面のマナーとして、社会生活上も当然のことと思いますが、いかがでしょうか?


ただ、「きのくに関係者」(保護者、OB、現役生等)と名乗った上で、きのくにの悪口を書くのはやめてください。気付き次第、削除します。


それは、きのくにのいいところだけ広めたい、という意味ではありません。


もっとも、私には、よくない面というのが、ほとんど浮かばないわけですが、これだけ児童、生徒、保護者が多くなれば、いろいろとトラブルがあったり、納得いかないことがあったり、どうしてもきのくにの理念に賛同できない、など、いろいろあるでしょう。


しかし、それらは、個人の問題であり、当事者が解決すべき問題です。私のブログを利用しないでいただきたいです。私も、かつて、小さいことですが、いくつか気になったことがあり、それらは堀さん、スタッフに直接話しをして、すべて解決しています。


また、冒頭に書きましたように、コメント者の身元がはっきりしない意見は、真偽も不明です。そのような意見を載せて、きのくにの名誉を毀損することがあってはならないと考えます。


きのくにに関するコメントとしては、以上のことをお願いいたします。私に直接メールをくださるぶんにはかまいません。ちゃんとお名前を明記してくださるならば、ですが。


自分の言葉に責任を持つ、自由教育を語る大人として、これは不可欠と思います。


他の一般的なご意見のコメント、例えば

「つり銭を間違えないくらいでいい、っていうのは極端すぎると思う。それだけでは、これこれ、こういう場面で困ると思うので、やっぱり百ます計算で、基礎を叩き込んだ方がいいと思う」とか

「ホームズみたいに地動説を知らないのは、大変な問題だと思う。」とか、

こういうのは、個人の考えですので、私と反対の意見でも、いっこうにかまいません。いろんなご意見、大歓迎です。


なんだかえらそうに書いてしまいましたが、私の真意が伝わるとよいのですが・・・。
みなさま、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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2007年7月 9日 (月)

つり銭を間違えなければ

本日の朝日新聞4面、【きょうの予習 参院選特集ー教育改革ー】の、堀田力氏(さわやか福祉財団理事長)が、【多様な受け皿こそ必要】という見出しで、とってもよい話しをされていました。

朝日をとっていらっしゃるかたは、ぜひ、お読みください。とってないかたも、ぜひ。


少しだけ転載します。


【ー略ー
このように「自分なりの生き方をして、物質よりは心の満足を」と考えているいまの多くの子供たちを、旧態依然とした偏差値教育に閉じ込めたら、どうなるか。精神がゆがむに決まっている。

小学校も低学年から荒れる学級が生じ、以降も無気力、引きこもりの子供たちが増えて、非行の質も残虐になってきているのは、大人たちの押し付けや締めつけに、彼らがあげる悲鳴である。

それなのに、それに応えようとした「ゆとり教育」が一歩踏み出そうとしたとたん、待ったをかけたのは、「そんなことではウチの子は有名校に入れなくなる」と不安がった保護者たちと、自分たちの「成功物語」を否定された官僚、政治家、財界人だった。そして、そのような声に乗り、時代の変化に極めて鈍感に、子らの意欲をそごうとしているのが安倍内閣の進める教育改革といえる。

ー略ー

ことあるごとに「いまの子は基礎学力が落ちている」と強調する人たちに言いたい。一律の要求が子供の意欲を奪ったのである。すべての子供に要求する義務教育としては、つり銭を間違えないだけの算数の能力と、新聞の見出しの意味をおよそ理解できる国語力で足りるだろう。あとの能力は、その子の希望で伸ばしたいだけ伸ばせばよい。みんなの自立の意欲と共助の精神を育てることが大切だ。】


教育バウチャー制度とか学校選択制とか、話題になっていますが、「どれだけ知識を詰め込んで、有名校にたくさん合格させるか」という基準しかないなら、選べる意味がないと思います。いくら学校がそれぞれ工夫して、親と子に選ばれるような努力をしても、その価値基準が「学力アップ」だけでは、どうしようもないです。


堀田氏は、【教育現場に競争を持ち込むのもいい。だが、それなら学校同士を「多様性」で競わせるべきである。】とおっしゃっています。

その通りだと思います。


結局、親が価値観を変えないと、教育は変わらないってことですね。

【すべての子供に要求する義務教育としては、つり銭を間違えないだけの算数の能力と、新聞の見出しの意味をおよそ理解できる国語力で足りるだろう。】

こういうふうには、どうしても思えない親が多すぎる!


Nの愛読書のシャーロック・ホームズ第一巻の裏表紙の紹介文に、こんな文章が書いてあります。

【文学の知識ー皆無、哲学の知識ー皆無。毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを匠に奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た。】


そう、シャーロック・ホームズは名探偵だけれど、知識にものすごい偏りがある、という設定なのです。

ホームズが地動説や太陽系組織を全く知らないことを発見したとき、ワトスンはものすごく驚きます。それに対して、ホームズは、こんなふうに言うのです。

「僕にとってそんなものがなんになるものか!君は地球が太陽の周囲を回っているというが、たとえ地球が月の周囲を回転しているとしても、そんなことで僕の生活や僕の仕事に、なんの変化もおこらないんだからね。」


これを読んで、クスッと笑える家庭は、幸せだよね。

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2007年7月 8日 (日)

序列化、優越感、劣等感

先日、新聞の折り込みに、某塾の夏期講座案内が入っていました。B4サイズ二つ折り、カラーで、お金がかかってそうな、しっかりした案内です。

めったに目にすることがないので、じっくり見てみました。


対象は小6から中三までで、小6は○○・△△進学コース、中一、中二は学力強化コース。
*○○・△△というのは、県内の偏差値上位校です。


中三になると、コースが4つに分かれます。

S:特進コース(公立トップ校、私立特進を目指す生徒)
A:学力強化コース(公立上位校、私立特進、高専を目指す生徒)
B:学力完成コース(公立高校受験希望者で今ひとつ学力不足を感じている生徒)
C:基礎徹底コース(公立高校受験希望者で、部活堂などで勉強不足になり、今の成績に不安を抱いている生徒)

と、こんな具合に分けられています。


私は、こういうのを見ると、すごく気分が悪くなります。要するに、偏差値で子どもをランクづけしているってことでしょう?。子どもたち一人一人が、何がやりたい、ではなくて、どのランクの高校にいくか、ってことしか見えてきません。

Sコースの人は、自分では意識しなくとも、優越感を感じるし、B,Cコースの人は、「おれはダメだ」「勉強ができない」と、卑屈になる。たとえSコースにいても、その中で成績が下のほうだったら、自己否定感が生まれます。


以前送られて来た、別の塾のパンフレットには、「高校入試は中三の1学期までの内申点で勝負。他の子はそれを知らないから、今のうちに差をつけよう」という文章があって、げんなりしてしまいました。


でも、多くの家庭は、こういうのを見て、不安に駆られたり、焦ったりしているんだろうなあ。


堀さんの本に書いてありましたが、見学にくる人の中には、「このような体験学習中心で、入試は大丈夫でしょうか?」というかたが必ずいるそうです。そういう心配するより、「今の受験制度、勉強の仕方で、子どもの心は歪まないでしょうか」、とそっちのほうを心配してほしいです!

実際、私は、この、モロ序列化の塾のパンフを見て、恐ろしくなりました。こういう価値観は、間違っていると思います。


おまけに、笑っちゃうんですが、この塾の特色というのがいくつか書いてあって、その一つが、「自ら学び自ら考えることで自立心を育てる!!!」なんですと。とのためのポイントはなにか、といえば、「自習室完備」ですって!

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2007年7月 6日 (金)

きのくに卒業生Mさまへ

本日20時50分頃、「きのくに卒業生M」というかたからコメントいただきましたが、内容が不適切であると判断し、削除いたしました。

不適切と判断した理由は以下の通りです。


1)匿名でのきのくに批判は無責任であるということです。再度掲載希望でしたら、私個人宛でけっこうですので、お名前、連絡先を教えてください。


2)きのくにに入った生徒、その保護者は何百人(何千人?)にものぼり、そのうち数パーセントは、きのくにの教育に批判的な思いをいだいたり、好きになれなかった人もいるでしょう。それぞれの家庭環境、価値観が違うので、やむを得ない部分はあると思います。
しかし、その思いを、このブログ上で言い募られても困ります。「卒業生M」さまのコメントを一読した限りでは、ブログ上で、よい議論が生まれる可能性が少ないと判断いたしました。


3)私のブログにあのコメントを書かれた意図を教えてください。きのくにに言いたいことがあるのなら、ここではなく、堀さん、きのくにのスタッフに直接おっしゃっていただいたほうがよいかと思います。


以上、多くのかたには、わけのわからない文章で、申し訳ありませんが、削除しっぱなし、というのもよくないかと思い、記事として書きました。


いずれにしましても、きのくににも迷惑をかける可能性のあるコメントを書かれるときは、正々堂々と、お名前、連絡先を証してくださるよう、お願いいたします。


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2007年7月 3日 (火)

ひろがれ、自由教育

やっと更新です。毎日見に来てくださったみなさな、どうもすみません。

告知していましたように、6月28日に、ひらおだい四季の丘小学校の説明会を致しまして、しばし、放心(?)しておりました。


参加者ゼロだったらどうしよ〜、1人だったらどうしよ〜、とどきどきしていましたら、9人も来てくださいました。そして、それぞれにとても意識が高いかたたちで、会が終わってからも、1時間くらい、みなさん帰らずにおしゃべりがはずんでいました。

「こんな教育をしているところがあるんですね〜」
「子どもの教育について、真剣に考え、取り組まれている様子に大変感動した」

など、いろいろうれしい感想をいただきました。

きのくに子どもの村学園長の著書も紹介し、販売したのですが、わざわざ「本を買いたいので、銀行に行ってお金をおろしてきます」といって、数冊本を買ってくださったかたもいらして、感激でした。


説明会では、子どもたちの活動の様子を見ることができました。

秘密基地を作っていましたね〜。その説明で、「材木を市場に買い付けに行くことからはじめました」という説明があり、参加者から、「そういうこと(材木の買い付け)をさせてくれるなんて、すばらしいこと。私の知っている体験学習といえば、たとえ何かをつくるとしても、すでに材木は用意してあって、ちゃんと必要な長さに切ってあって、どうかすると、釘を打つ穴までもう空いているような、そんな状態です。」という発言がありました。


そうそう、そうなんですよ。教師がすべてお膳立てして、子どもは体だけ使う、それを体験学習だと思っている教育者が、ほんとうに多いんです。


堀さんはつねづね言っておられます。「体験学習というのは、なによりもまず、頭を使う学習なんです。」と。


それをきちんと理解できていれば、きのくにやひらおだいでの、子どもたちの様子をみて、「こんなこと(建物をつくったり、料理をしたり、動物の世話をしたり)ばかりしていて、学力はどうなんですか?」という疑問がでてくる余地はないですよね。


自由教育、まだまだ認知されていないかもしれませんが、この教育は間違いなく、子どもも大人も幸福にしてくれるのです。

一回の説明会で放心してないで、また次回につなげていきたいと思います。来てくださったみなさま、ほんとうにどうもありがとうございました。吉野さん、kuuさんもおつかれさまでした。

そうだ、次は熊本で説明会があるのですね。HPかkuuさんのブログで告知していただけたらよいな、と思っています。どうぞよろしくネ。

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