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2007年5月14日 (月)

時がきたら伸びる

長男のFは、小学校三年生まで地元の小学校に行っていました。友達も多く、サッカー部にも入って、楽しくやっていましたが、お勉強がイマイチ・・・。

私は息子に偏差値の高い高校、有名大学に行って欲しいとは、全く思っていませんでしたが、学校の宿題の本読みで、あまりにもたどたどしく読む様子を見て、不安になりました。算数の宿題を見てやっても、なんだかあまりわかってなさそう。

「落ちこぼれたらかわいそう」という母心が、私を鬼にしました。

夏休みは、本を数冊買ってきて、それを声に出して何度も読ませたり、要約させたりしていました。できないと、声を荒げてました。


この様子を見ていた次男のNは、後になって、こんなことを言いました。

「前はお母さん、すごかったよね。俺、小学校に行きたくなかったよ。行ったらお母さんあんなに恐くなるのかと思って・・・」


それが、きのくに子どもの村学園に出会って、「一番大切なのは、子どもが今、幸福に生きていることなんだ」と、心から思えるようになりました。

きのくにで、みんなと力を合わせて建物をつくったり、料理をしたり、旅行の計画をたてて、あちこちでかけたり、そういうことをしていくなかで、楽しみながら、いろんな力を身につけていくんだなあ、ということも、よくわかりました。

きのくにの大人は、教師も寮母さんも、口うるさくあれこれ指図しないし、保護者に対しても、「家庭では、のんびりさせてあげてください」と言われます。私も、「口うるさいお母さん」を返上するべく、努力しました。

帰宅したときは、のんびりごろごろ、マンガ、ゲーム三昧。でも、私はもう、「本がすらすら読めるか」なんてことは、気にしなくなっていました。


そして今、16才になったFは、毎朝新聞を隅々読み、心に残った記事や、音楽に関する記事を切り抜いて保存しています。

Fが新聞をじっくり読むようになるなんて、想像できなかったなあ。

さんちゃんが、少し前のコメントに書かれていた「きのくにマジック」、私も感じます。

ほんとは「マジック」じゃなくて、子どもを一人の人間として尊重するようになったら、子どもは自分で必要なときに、必要なだけ伸びる、ってことなんだろうけど、ほんとに、びっくりする変化と成長です。

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コメント

この内容 まさに今です。
私も息子が公立小学校に行っている時
ドリルをどれだけ買い込んで
毎日 家庭教師の先生のように 鬼になっていたことでしょうか。
それを愛情だと 思い続けていたあの時期
泣いて辛そうにしている息子も省みず
自分のためなんだよ と・・・。
今思えば 私も親として人として今以上にかなりぐらついて色々な責任や不安を抱えていたのかもしれません
私も辛かったけれど 息子も とても辛かった思い出。
今 この親愛なるきのくにの大人に囲まれて
日々を過ごしていること
本当にそうです 人は色々いいます 親から離れてかわいそうだと 勉強は大丈夫なの?そんなところに行ってたら ニートになっちゃうんじゃないの?
はぁっ??と思いますが
少し前の自分は分からなかったことですから
今 ここにいることに 本当に感謝です。
そして 本気で求めなければ 何も与えあられん ということでもあり
勇気を持って 今の現状から ジャンプして飛べば
新しい世界が 広がる
そうなんですね♪
お会いしてゆっくりお話させてもらいたいです。

投稿: YOKO | 2008年3月12日 (水) 01時47分

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