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2007年4月 9日 (月)

大切な記念品

2007年3月22日の記事『きのくにを愛する気持ち』に寄せられた、むさしさんと私のコメントのなかに、「卒業記念に○○をいただいた」という話しがでてくるのですが、この「卒業記念」について説明します。


きのくにでは、卒業を祝う会のとき、堀さんや来賓のかたの簡単な挨拶はありますが、メインは卒業する子どもたちの挨拶です。


卒業証書を受け取ったあと、30秒くらいで(多少長くなる子もいます)ひとこと話します。それがとても感動的なのですが、そのときに、卒業記念の品を受け取ります。


その品は、小学生は2500円まで、中学生は3000円くらいの予算で、欲しいものを紙に書いて提出します。それをきのくにのスタッフが祝う会当日までに買ってきて、用意してしておいてくれるのです。高専になると、もうちょっと予算もアップするのかな?


Nの小学校卒業のときには、ギターのピックをもらい、Fは、小学校のときは、漢和辞典、中学卒業時には、きのくにスタッフの寄せ書きとスタッフに囲まれた写真(額入り)をもらいました。


他の子の記念品では、(ほんものの)ウサギとか、サッカーボールとか、○○くん(スタッフ)のつくった机とか、いろいろバラエティーに富んでいます。


バックとか、ぬいぐるみとか、時計とか、いろんなデザイン、種類のあるものは、好みを詳しく書いておくのだそうです。


準備するスタッフも、学年末の忙しいときに、ほんとうに大変だと思います。でも、それをやってくれるんですよね。こんなに愛情深い教師のいる学校を、私は他に知りません。体験もしたことがありません。


それから、寮生活の子は、寮の仲間や寮母さんがつくった、寄せ書きや写真入りのアルバムをプレゼントされます。これも、最初の頃の幼い顔の写真、大人っぽくなった顔など、いろんな写真があって、楽しいのです。


卒業証書自体も、子どもの写真入りでなので、しまい込まずに壁に飾りたくなるもなのです。


たくさんの思い出と心のこもった品を抱えて卒業する子どもたち、幸せですね。


*Fの卒業を祝う会の一言は、2006年8月7日の記事『教育講座の感動と感想』の一番最後の部分に書いてあります。

*記念品の予算は、Fに聞きました。その頃と現在と、多少の変動があるかもしれません。


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コメント

去る8日、家族みんなで「入学を祝う会」に参加してまいりました。

上の娘も無事、きのくにの一員に。

「当日まで何があるやらわからんなあ」と腹をくくっていましたが、とりあえず杞憂に終わり、少しホッとしました。

堀さんのご挨拶の中で 「総合学習の時間の削減や土曜の授業復活への動きなど、教育を取り巻く流れが変な方向へ向かおうとしている今こそ、きのくにから本当に大切なことを発信していこう」 という主旨(と思います)の話があり、いろんな意味で心に残りました。

芝生広場に座る在校生や保護者等の方々、懸命に準備・進行してくれている実行委員会?の方々、みんなが醸し出す柔らかく温かい空気に包まれながらステージ上に座る娘を含む新入生の姿、そして彦山の自然の中にあるきのくにを眺めながら、15年にわたり「思い」を抱き続け、歩んでこられた堀さんをはじめスタッフ、関係者の方々の強さと優しさ、厳しさの一端を感じられたように思いました。

そして、高専のオリエンテーションでも話された「まあ、ぼちぼち行きましょう」という堀さんのことばが、私にとっては、入学を祝う会での一番の「記念品」でした。

急停車、急発進、右往左往を繰り返してきたような時間がひとまず過ぎ去り、いまは緊張やら不安やら期待やらでいろんなことを受けとめる余裕もないかもしれない娘にも、いずれ堀さんや皆さんのことばの大切さ、重さが感じられるようになる日がくるであろうことを祈ります。

当日、お声がけくださったむさしさん、そしてmamiさんをはじめきのくにゆかりの皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

まあ、ぼちぼち行きます。

投稿: やっくん | 2007年4月12日 (木) 10時02分

やっくんさん、入学を祝う会、楽しいひとときだったようで、よかったですね。ほんとうに、きのくにに行くと、暖かく柔らかい雰囲気に、つい顔がほころんでしまいます。

>そして、高専のオリエンテーションでも話された「まあ、ぼち
>ぼち行きましょう」という堀さんのことばが、私にとっては、
>入学を祝う会での一番の「記念品」でした。

堀さんの「ぼちぼちいきましょう」、私も大好きです。堀さんご自身は、きっと、「ぼちぼち」どころではない人生だったかもしれないけど、それでも、「ぼちぼち」の気持ちで、情熱を持ち続けて、きのくにをつくり、維持してこられているのですもね。この言葉を聞くと、なんだか妙に落ち着くし、気持ちがじ〜んとします。

これから、娘さんとともに、たくさんの「記念品」が心の中に蓄えられることでしょう。楽しみですね!

投稿: mami | 2007年4月12日 (木) 20時56分

お久しぶりです!
先月、中3、小6の卒業式を体験した感想を…。こんな所もある、という紹介です。
地元の小さな公立学校ですが、ほのぼのとして暖かくて、感動しました。在校生や職員、保護者等が心を込めて送り出す子どものための式なんだという原点を見せられた気がします。
小学校は、体育館の壁や渡り廊下、6年生教室を在校生が手分けして色紙などでとてもかわいらしく飾られてました。ステージは卒業生(もちろん旗などはありません)の力作です。中学になると「かわいい飾り」はなくなりますが、全生徒で分担したステージいっぱいのモザイク貼り絵は毎年圧巻です。呼びかけや歌も卒業生を思う心がこもったものでした。式後、教室では担任がお別れに独自のメッセージを用意してくれています。今年の小6年では、それぞれの子どもたちにお手紙と一語をプレゼントしてくれました。その一語がそれぞれの子どもたちをあらわすぴったりの言葉、いつも子どもたちを見、ふれあった人ならではの深い意味と励ましを含んだ贈り物でした。こんなに暖かく送り出される体験を積む子どもたちって、幸せだなあと思います。
私自身は都会の学校育ちなので、規模は大きく、式というと形式だけ、退屈で堅苦しくて大嫌いでした。それは多分、子どものための式ではなくて、学校や行政のための儀式だったからでしょう。今の公立学校で、まだこんなすてきな『式』ができる学校があるとは、すばらしいことです。さすが、大分! 大事にしたいです。

投稿: ゆう | 2007年4月23日 (月) 10時03分

ゆうさん、お久しぶりです。
そういえば、先日は、通信をありがとうございました。メールしようと思ってて、そのままになっちゃってました。継続されていること、すばらしいです。

ゆうさんとこ、中三と小6だったんですね。おめでとうございます。さすが○○町、すてきな式だったんですね。ハタもないなんて!やっぱり「形式」より、「まごころ」ですね!

投稿: mami | 2007年4月25日 (水) 22時53分

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