« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月28日 (水)

保護者いろいろ

『自由学校の設計』を読んで、
「うわ〜、こんな学校が日本にあるんだ〜。私も行きたかったな。息子たちがこんなところに行けたらいいな〜。」と、ものすごく心惹かれました。

実際、学園長の堀さんにお会いしたり、スタッフと話したり、子どもたちの様子を見たりして、ますますきのくに惚れ込んでいきました。


私、最初の一年くらいは、保護者み〜んな、自分みたいな「ぞっこん!」な人ばかりだと思ってました。

でも、数年過ごすうち、「あれ?」と思うことに出くわすようになりました。

・自分の子をほめない、どころか、けなす
・小学生でドリルさせてる (親は「子どもがやりたがるから〜」と言うが・・・)
・「受験はどうなるの〜」と、子どもより先に、心配している

などなど。


私はそんな話しを聞くたびに、ムカムカして、「きのくに入りたくても、定員一杯で入れない人もいるんだから、きのくにの理念が受け入れられないなら、やめればいいのに!」と思ってしまうのですが、夫は冷静に、保護者分析してくれました。

それが、おみごと〜、という感じで、よく考察されているので、紹介します。


【青組】:自由は良いけれど基礎学力、受験大事と考える人たち。

【赤組】:自由意志大事、学力は後からでもついてくると考える人たち。

 
【青組の特徴】
 学力大事の裏は、学歴大事、肩書き大事、収入大事、地位大事、体裁大事。

 その心理状態は、人からどう思われているかや外からの評価が大切で、 いつも隠れた不安があり、現状に不満。自己肯定感がない。

 失敗はひどい事、恐ろしい事に感じる。表情が硬い。
 自分を守る事が最大の関心事。(だから、お金や地位が大事)

 自分と他人は別と信じている。分離している。
 わが子のことばかり心配で、他の子の成長が妬ましい。


【赤組の特徴】
 自由意志大事。ゆえに自分の決定に責任を取る事ができる。

 物事の判断基準は自分自身が持つべきだと考える。
 ゆえに他の人の自由意志を尊重する。

 不安から解放され、自己肯定感がある。

 失敗や不満を改革のバネにできる。表情が柔らかい。
 不安がないから自分を守る事に使われない。

 自他は区別しても、まったく別とは思わない。つながっている。
 他の子の成長が我が事のように嬉しい。


この考察は、きのくに、かつやまの保護者&OB保護者限定のメーリングリストに投稿されたものでして、彼は最後に以下のような文章で締めくくっていました。


【私は5、6年前まで、きのくにに御縁を頂いてからも、明らかに青組でした。きのくにの理念に憧れながらも、心理的には不安があり、自分と家族を守る事だけが大事と、言葉には出さなくとも、そういう低い価値観で生きていました。

ここでは書ききれませんけど、価値観の大切さと、自分の誤りに少しづつ気付いて、今は、赤組の考え方が幸福な考え方だと、確信できるようになって来ました。

きのくには、子ども達が自由な子どもに育つのを援助する事、を目的に作られました。そのおかげで、私のような不自由だった大人が、自由な大人に生まれ変わる環境も与えてくれたと、感謝しています。】


私も、自分では最初っから赤組のつもりだったけど、青組に片足突っ込んでる頃もあったのかもしれない。

人は出会いによって、変わっていけるのですよね。


子どもやスタッフの話しを総合的に聞くと、やはり何年きのくににいても、親が常に不安を抱えていたり、勉強勉強とせき立てて、口うるさいところの子は、友人関係で問題が起こったり、プロジェクト活動に真剣に取り組めなかったりしているようです。


真に幸福な親子であるためには、まず親自身が、自分を振り返って、自分はどういう価値観で生きてきたのか、何が一番大切だと思っているのか、ということに直面する必要があるのです。


『自由学校の子どもたち』の中で、ある保護者のかたが、こんなふうに書かれています。

【きのくには恐ろしい学校だ。親に自分の哲学が本物かどうかを、つねにためしてくる。子どもの幸せとは何か、生きることとはなにか、などの難問をいつも突きつけてくる。 ー略ー  ともかくきのくには、こんなふうに、親にも学びを強いる恐ろしい学校であることは間違いない。】


きのくには、親自身が自分を見つめ直すチャンスを、与えてくれるところなのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月24日 (土)

親バカ三昧

東京から夫の弟夫婦が遊びにきました。義父母も一緒に。

弟夫婦は三年前に結婚したばかりなので、義弟の奥さんのA子さんは、うちの息子たちと会うのは、まだ4回目です。そして今回は、1歳二ヶ月になる、従兄弟との、初対面です。

FもNもちっこい従兄弟におもちゃをもってきて、遊んであげています。
おじいちゃんおばあちゃんとも、なごやかにおしゃべりしています。


A子さんが感心して言いました。

「FくんNくん、すっごく性格がよくて、びっくりしちゃう。私の姪っ子が中学生のときなんて、ほんっとに不機嫌で腹がたっちゃった!」


おじいちゃんおばあちゃんには、きのくにでのミーティングの様子を見てもらいました。(テレビ放映のDVD)


「Fは高校生と思えないくらい、大人の顔になったなあ。
Nの司会ぶりは立派なもんだな。しっかりしてて、びっくりしたよ。」
と目を細めています。


そして、私は二人の息子を見ながら、

「そ〜なんです〜。ふたりともとってもかっこよくて、いい子なんです〜。」と、うっとり。


それでNのひとこと。

「お母さん、親バカ丸出しじゃん。」


親ばか、けっこうじゃないですか!ね〜!

相手のお子さんをほめても、「外面がいいだけなのよ」とか「でも全然勉強しなくて・・・」なんて、親がけなしたりするのを聞くと、がっくりしちゃいます。

みんなで親バカで、幸福な空気に浸りたいものです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年3月22日 (木)

きのくにを愛する気持ち

Nのわらじ組での主な活動のひとつが、キルクハニティスクールの歴史を調べて映画にすることでした。その完成DVD、『Legend of Kilquhanity』を見ました。

子どもたちが堀さんやジョン・エッケンヘッドに扮しての再現場面は、なかなかよくできていました。


視察官が来て、「ユースフルワークを認めない」とか、とても大切にしていた木の上の小さな家を「取り壊すように」、など、指導され、それに対してどうすべきか、深刻な面持ちでミーティングする様子には、じ〜んとしました。ジョンのキルクハニティに対する深い思い入れを感じることができたのです。

結局ジョンは、キルクハニティの大事な部分で妥協することはできないと、1997年に閉校を決めました。


もとキルクハニティの職員で、現在もきのくにの子どもたちがキルクハニティに滞在しているときに料理を教えているメアリーさんや、堀さんへのインタビューもありました。

堀さんがどんな気持ちで閉校したキルクハニティを買い取ったのか、知っているつもりだったけれど、子どもたちのインタビューに答えて真剣に話す様子を見て、さらにその気持ちが伝わりました。


1997年7月初版の『自由学校の設計』に、堀さんはこんなふうに書いています。

【私は確信している。ジョン・エッケンヘッドは、教育史に名の残るべき偉大な教育家である。彼の仕事はもっと広く知られなければならない。そして彼の仕事は、後継者によって長く引き継がれなければならない。】


ニイル、ジョン、堀さん、熱い情熱とゆるぎない信念を持った人たちがいたからこそ、息子たちはきのくにに出会うことができました。このDVDを見て、きのくにを愛する気持ちが、よりいっそう深まったような気がします。


FとNも、「愛国心とか愛校心とか、強制されたらいやだけど、こういう話し聞くと、堀さんとかきのくにってすげえなって、思うよな」と言っていました。


自分が学んだ学校を、心から愛せるって、すてきだな。
大切な我が子が行っている学校を、心から愛せるって、ありがたいな。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年3月16日 (金)

ミキハウス

来週、東京からこちらへ遊びにくる義弟の子ども(一歳)へのプレゼントに、ミキハウスの洋服を買いました。

「高級服」のイメージがあったので、自分の息子が小さいときは、なかなか手がでなかったのですが、プレゼントだし、久々にかわいい子供服を買うのも楽しくて、奮発しちゃいました!

夢一杯の店内で、店員さんにいろいろ説明してもらって、ゆっくりじっくり品物を見ました。

色使いがおしゃれでかわいいし、リバーシブルで着れたり、ズボンの長さを調節できたり、見た目も機能性も丈夫さも、文句なしです。ああ、楽しいお買い物だった!


実は、きのくに子どもの村学園は、このミキハウスに大変お世話になっています。開校時、またその後も、ミキハウスの木村晧一社長は、多大な援助をしてくださったのです。

堀学園長も、「ミキハウスの支援がなければ、開校はだいぶ遅れただろう」とおっしゃっています。


木村社長は、何の見返りも求めず、支援していることを宣伝することもなく、純粋にきのくにの理念をご理解なさった上で資金援助してくださいました。

「偏差値教育で育った子は、これからの社会には要らない。個性のきらりと光った子を育てて欲しい」と、よくおっしゃるそうです。


この話しをきいて、ミキハウスが大好きになりました。なので、自分の子どもはもう大きくなってしまったけれど、誰かの出産祝いを買うときは、できるだけミキハウスのものを買うようにしようと思っているのです。

だって、きのくにがあるのも、木村社長の協力があればこそですもの。
心から、感謝、です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月12日 (月)

悩む季節

三月、きのくにでは、来年度のプロジェクトと担当の大人が発表され、子どもたちは、どれにするか、考えに考えて決定します。


Nは今、すご〜く悩んでいるのだそうです。


今年度は『歴史館』に入ろうと思っていたら、なんと、そのプロジェクトはなくなり、別のプロジェクトが立ち上がることになったというのです。


中学一年のときは、『歴史館』で活動しました。このプロジェクトのテーマは「昔のくらしを再現し、現代の生活を考える」というものでしたが、このときは、鐘楼(鐘つき台)と梵鐘の作成に取り組みました。溶解炉をつくって、銅を溶かし、鋳型に流し込むという、本格的な復元です。(このときの様子はまた後日)


二年生では『わらじ組』にはいり、二ヶ月間のイギリス滞在中はキルクハニティについて調べ、ビデオを作成。また、きのくにのある彦谷地区の研究など、調べものとフィールドワークが多かったようです。(ちらっと聞いただけなので、いまいち詳しいことがわかりませんが・・・。)


そして、きの中最後の年。
 二月に帰ったときには、「俺、やっぱり体を動かして、何かつくったりするプロジェクトがいいな」と言っていました。

昨日の日曜日に電話したときは、なにやら二つのプロジェクトの間で、「迷ってる〜。どうしようっかな〜。」と、苦しそう(?)でした。


今週は最後の週、もう決めたかな?


どんなに悩んでも、「自分のことは自分で決める」、という、生きる上でほんとうに大切なことをさせてくれるきのくに。

こういうことの積み重ねで、みんなたくましく成長していくんだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月10日 (土)

画面レイアウトについて

このブログでは、本文記事の右隣に、【プロフィール】【最近の記事】【カレンダー】【カテゴリー】【コメント】・・・などが、上から順に並ぶように設定しています。

しかし、私の別のパソコン(Mac OS9)で見ると、これらが、本文記事の一番下に来るような設定になってしまっています。


これは、私が使っているMac OSXのsafariでInternet Explorerを使用という環境が、ココログ推奨環境外であることが原因だそうです。


実際、他の環境(例えばウィンドウズなど)をお使いのかたで、同じようなレイアウト(本文右には何もなく、下にプロフィール等が並んでいる)になっているかたがありましたら、大変お手数ですが、ご一報いただけないでしょうか?

コメント欄にてでも、メールでもかまいません。

状況を把握したうえで、今後の対策を考えたいと思います。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月 8日 (木)

学ぶ意欲

暗〜いPC画面に向かっています。Fが「ますます目が悪くなるやろ」と心配そうに覗き込んできます。
ほんとにね、でも、今日中に書きたいし・・・。(あ、でも、日付が変わってしまった。)

毎日新聞の記事に【日本の小学生は中韓より「学ぶ意欲」低い】という記事がでていました。(最後に添付)


日本の子どもたちが、他国の子どもたちに比べて、「学ぶ意欲が低い」とか、「自己肯定感に乏しい」ということは、以前も本や新聞で読んだことがあります。

先日もブログで取り上げましたが、本田由紀氏が朝日新聞に、そのようなことを書かれていました。


今回の記事では東京大学の佐藤学氏が、

【「勉強をすれば、いい仕事に就ける」という関係が、低成長時代の今は崩れてしまった。】

と考察されていますが、そういう問題ではないと思うんですが・・・。


堀さんは、「授業時間数を増やす、というのではなく、授業の質を変えるべきだ」と主張しておられます。その通りですよね。学ぶ意欲が低いのは、教育や授業の質、中身が原因なのだと思います。


【もともと子どもは、好奇心のかたまりのような存在のはずだ。せっかちに大人が教えたり手伝ったりすると、激しく拒否する子どもも珍しくはない。それがいつの間にか、受験戦争や将来の心配を持ち出して脅さないと、自分からは学ぼうとしないようになる。

その理由の一つは、子どもにとって学び甲斐のないことを強制されているからであり、もうひとつは、抽象的な結果の記憶だけが大事にされ、探求のプロセスがおろそかにされているからだ。算数を例にとれば、実際的な生活や具体物から離れて、抽象的などうでもいい問題を与えられ、解き方(公式)を覚え、数字をあてはめて教師から○×をつけてもらう。

自分たちの誕生パーティーをするのでパウンドケーキを焼こうと思うが、材料がどれだけ必要かとか、それを3種類つくって8分の1ずつ分けるとすると、29人では何個ぶん焼かなくてはいけないか、などという問題に直面すれば、子どもたちは必死で頭をひねるだろう。

しかし、「周囲が120メートルの池があります。このまわりに8メートルおきに桜の木を植えるとしたら、苗木は何本いりますか」などというドリルに、いったいどれだけの子どもが、興奮したり胸を躍らせたりするだろうか。】

(『自由学校の設計』P.161より)


「この池のまわりに8メートルおきに木を植えるとしたら・・・」

ああ、こういう問題、たくさんやりました。何度もやりました。ちゃんと回答できたけど、ぜ〜んぜん面白くなかった。こういう教育のやり方をしていて、学ぶ意欲が旺盛になるとは、とても思えません。

私もきのくにに入って、小学生からやり直したいなあ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<学習意識調査>日本の小学生は中韓より「学ぶ意欲」低い
3月7日20時46分配信 毎日新聞

 日本の小学生は中国や韓国の小学生よりも「学ぶ意欲」が低い――。財団法人「日本青少年研究所」(千石保理事長、東京都新宿区)の調査で、学習を巡る子供の意識に日中韓で大きな差があることが分かった。近年、日本の子供たちの学力低下が取りざたされているが、中韓両国に比べ「学力」以前の「意欲」の低さが浮き彫りになった形だ。


 調査は昨年10〜11月、3カ国の首都に住む小学4〜6年生計5249人を対象に通学先の学校を通じて実施、全員から回答を得た。対象は東京1576人▽北京1553人▽ソウル2120人。


 目指す人間像の一つとして「勉強のできる子になりたいか」と質問したところ、「そう思う」と答えたのは東京が43.1%だったのに対し、北京78.2%▽ソウル78.1%といずれも7割を超えた。「将来のためにも、今がんばりたい」と考える小学生も、東京48.0%▽北京74.8%▽ソウル72.1%で、日本は将来の夢に向けた学ぶ意欲が低くなっている。


 また、「先生に好かれる子になりたい」と答えたのは、北京60.0%▽ソウル47.8%に対し、日本はわずか10.4%。教師への関心や尊敬の念も薄れているようだ。


 生活習慣では「テレビを見ながら食事をする」のは東京46.0%▽北京11.8%▽ソウル11.7%。「言われなくても宿題をする」と答えたのは北京が82.7%と最も多く、東京42.1%▽ソウル37.1%と続いた。【高山純二】


 ▽佐藤学・東京大教授(教育学)の話 高度経済成長期にはリンクしていた「勉強をすれば、いい仕事に就ける」という関係が、低成長時代の今は崩れてしまった。(学ぶ意欲の低下について)約10年前から「学びからの逃走」と指摘してきたが、それが小学校段階でも表れた調査結果と言える。また、大人への信頼や権威が崩れ、大人たちが子供のモデルになっていないため、目標を見失い、さまよっているのではないか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月 5日 (月)

不都合な真実

3週間ほど前、このパソコン(Power BookG4)を、オープンしたまま室内を移動していて、電気カーペットのコードにつまづいて、思いっきり落っことしてしまいました。

そのとき、フレームがずれたらしく、ちゃんと閉まらなくなったのですが、中身は問題なくほっとしていました。

が、3日前より、画面が突然暗くなってしまいました。見にくいことこのうえなし。書きたいことはいろいろあれど、ド近眼がさらに、チョード近眼になりそうなので、直るまで、ちょっと更新が滞りがちになるかもしれません。


さて、昨夜はかねてから話題の、『不都合な真実』を見に行きました。


数年前、「一瞬アメリカ大統領になりかけた」アル・ゴア氏が、環境問題を研究し続け、講演活動をしている、その様子を映画にしたものです。


私も、環境問題には関心があり、スーパーのレジ袋を断る、というのは、かなり前から試みていました。

でも、私一人がこんなことやって、何になるの?という気もしてくるんですよね。


ゴア氏の講演を聞いて、まだまだできることはあることに気がついたし、こういう映画がつくられること自体、希望が持てます。


Fが小学校二年生のときに買った車は、そろそろ限界に近づいているのですが、大型なので、Nの卒業のとき、寮から荷物を運び出すのに、まだ働いてもらわなくてはなりません。それが終わって、買い換えのときは、見かけやブランドではなくて、とにかく燃費で選びたいです。ハイブリッド車がいいかなあ。


夏はあちこちで冷房が効きすぎて、私はそれが大嫌いなのですが、今年も「冷房が効きすぎてます。緩めてください。」と、あちこちで言い続けたいと思います!

(昨年夏の、きのくにでの教育講座では、冷房がなくて、とてもうれしかった!)


映画の最後に、「あなたができること」がいくつかあげられるていたのですが、「この映画を人に勧める」というのがありました。


なので、みなさんにお勧めします。ぜひ見てください。

当地では、2月24日に公開されたのに、3月9日で、もう終了です。興行成績、よくなかったのかなあ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月 3日 (土)

いくつになっても・・・

きのくにの夜更かし会では、食べたり飲んだりしながら、スタッフや保護者とたくさんおしゃべりしてきました。

小学校から高等専修学校の保護者まで参加するので、子どもの年齢も、保護者自身の年齢も、幅広いのが特徴です。


ほとんど毎回参加して、いろんな話しをしてきましたが、中でも性教育に関する話しでは、オープンに話されるかたが多く、とても参考になりました。


「夏休みに、息子ともめちゃって、“お父さんとお母さんはこそこそしちゃって、信用ならん!”とか言うから、私も頭にきて、“こそこそなんてしてないわよ、セックスしてたのよ!”って言っちゃったわ〜。」

とか、

「子どもがまだ幼稚園くらいのとき、一緒のお風呂に入ってて、“赤ちゃんってどこからでてくるの?”って聞くから、お風呂のふちに片足かけて、“ここよ!”と見せたわ。」

とか、

「性教育みたいな大事なことを、人任せにはできないわ。自分で息子に話すのが楽しいのよ。息子が何か聞いてきたときが、絶好のチャンスよ!」

とか、いろんな話しを聞きました。


「性の話しは恥ずかしい」という考えが染み付いてる私は、そのたびに、目を白黒させて聞き入っていましたが、こんなふうにサラッと話しができる家庭って、あったかくていいなあ、と感じるようになりました。


そんなある日、小学校4、5年生だった息子に、突然「コンドームってなに?」と聞かれました。

読んでたマンガの中のシーンで、【鞄の中に学校に関係のないマンガやら、携帯やら、コンドームが入っていた】、という場面だったようです。

一瞬、うわっ、どうしよ〜、と思いましたが、夜更かし会で聞いていたことを思い出しながら、平静を装い、たんたんと説明しました。聞いた本人は、途中から「エラいことを聞いてしまって」というような顔をしていました。

そのとき、エイズのことなども話しましたので、焦りながらも記憶には留めておいてくれたのでは、と思っています。


私の家庭は、男兄弟はおらず、父も長年単身赴任だったので、いつも女三人の生活でした。それでなんとなく、男性が異質な存在のように感じていました。親も、性の話しを口にすることはありませんでしたし、テレビにラブシーンが映ると、とたんにし〜んと、気まずくなるので、性の話しはタブーという空気でした。


長年に染み付いたものを取り払うのは、なかなか大変ですが、だからこそ、私もちょっとばかり努力をして、柔軟な考えをもちたいな、と思うのです。


それで、先日友達に勧められた、性に関する本を読んでみましたら、とてもよかったので、ご紹介します。


『こんなときどうする? 現代っ子の性』 北村邦夫著 主婦と生活社 (Amazonで120円でした!)


実は私、新婚のころ、夫がエロ本を持っているのを見つけて、この人は変態かと思い、激怒したことがあります。だって、そういうものに免疫がなかったんですもの。ああいうのを見るのは、どこかおかしい人だと思ってたんですもの。

気の毒に、彼は庭でその本を焼いていました。(焚書坑儒?)

若い頃にこの本を読んでいたら、激怒することもなかったのに・・・、と思います。(夫よ、ごめんね)


子どもに性教育を、と言う前に、まず自分で自分の性教育をやり直しています。(^ ^)

いくつになっても、学ぶことはありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »