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2007年2月28日 (水)

気になる人

桑田真澄投手、ここ最近、私が気になっている人です。


PL学園で活躍し、注目を一身に浴びて、電撃的な巨人入団。その後、紆余曲折ありながらも、常に精進し、今は38才でアメリカのマイナーリーグからの出発です。


マイナーリーグに移籍することが決まったときの取材に、こんなふうな話しをされていました。残念なことに、そのときの記事を保存しておらず、記憶が少し曖昧なのですが・・・。


「とにかく野球が好き。そして、アメリカでプレーすることは、国際平和につながると思っている。他の国の人をよく知るようになって、好きになったら、その人の国を攻撃したいと思わなくなるでしょう?」


この言葉通りではありません。すみません。でも、こんな感じのお話だったのです。


そして、先日は、チームに受け入れられ、慕われている、という記事が載っていました。

「巨人時代から、他の選手を『ライバル』なんて、考えたことがない。人は人。昔から、自分がやるべきことを、思うようにやっているだけ。」

「パイレーツの他の外国人選手を見ても、誰も通訳なんてつけていない。特別なことはしたくない。ここには、修行に来ているのだから。お手伝いさん、通訳さんがいたら、何も身に付かないと思う。苦労するのが、自分のスタイル。こいいうものを乗り越えたとき、新しい何かが得られると信じている。」

2007年2月20日付け朝日新聞朝刊15面の記事より)


自己肯定感がある人って、強いなあ。

今まで桑田選手のことを、というか、野球選手全般を、よく知りませんでしたが、桑田選手から、目が話せません。彼の言葉を聞くたびに、すごいプラスのエネルギーが伝わってきます。


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2007年2月23日 (金)

テレビ放映

2月25日(日)10:05より、NHK総合「HVふるさとドキュメント」にて、ひらおだい四季の丘小学校が紹介されます。約50分の番組です。みなさま、ぜひご覧ください。


開校してから今年1月までの様子が、丹念に取材されています。
少し前にBSで放映されたもので、私はすでに見ましたが、子どもたち、生き生きしていますね。


子どもたちみんなで力を合わせて活動するとともに、一人で何かをすることが許される環境でもある。そしてまた、子どもがじっと、自分に向き合う時間を持てている様子なのが、すてきだなあ、と思いました。

大人たちが、子どもに干渉しすぎないで、ほんわか寄り添って、見守っているふうなのが、いい感じでした。


ひらおだい四季の丘小学校、これからますますすてきになっていくと思います。


もし、九州方面でお知り合いのかたがいらっしゃるかたは、日曜日のテレビ放映、どうぞ宣伝してくださいね。


それから、ひらおだいのホームページが、自然塾と四季の丘小学校に分かれて見やすくなっています。このブログトップページの【自由教育】の「ひらおだい自然塾/四季の丘小学校」から飛べますので、ご覧ください。


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2007年2月20日 (火)

受験で親は何をする?

「今年中三なの。受験で大変だわ〜。」
「塾の送り迎えも忙しくなるのよ。」

久しぶりにお会いした方と、「お子さんいくつになりましたっけ?」なんて話しをしていると、こんな返事が返ってくることがよくあります。

年賀状にも、
「今年は息子が受験です。忙しくなりそう。」 などと書いてあることがよくあります。


受験って、家族の一大事みたいですね。
「大変だわ〜」と言いながら、みなさん、どことなく嬉しそう、というか、張り切っているというか・・・。

でも、「大変」って言っても、親がすることって何かあるんでしょうか?
自分が受験するわけじゃあるまいし、何がどう大変なんだろう・・・。

ナゾです。

それにしても、親にこんなにはりきられたら、子どもは重くないかしらん。


きのくにの保護者さんに聞いた話しですが、あるスタッフがこんなことを言っていたそうです。

「子どもさんに、“うちの親はな〜んにも言わないけど、俺が今年受験って、わかってんのかなあ。”って言わせるくらいがちょうどいいんですよ。」


私は、スタッフがこういうふうに言えちゃう、そんなきのくにが大好きです。


息子、娘が新たな道に歩みだす、そのことはとてもわくわくすることです。でも親は、彼らの人生を静かに見守り、ヘルプを求められたら、できることをしてあげる、そんな立場でいいはずです。


Nも4月から中三。

中間休みが明けて、きのくにに戻る日、
「今度帰ってくるのは一ヶ月後やな。それで二週間したら、もう中三や。早いなあ。」

とつぶやいていました。

Nはどんな道を選ぶのかな。楽しみです。

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2007年2月15日 (木)

バックナンバー

古い記事もだだ〜っと読んでくださっているかたがあるようで、うれしいです。ありがとうございます。


それで、バックナンバーなんですが、現在トップページには2006年の5月から表示されていますが、このブログは2006年の4月から始めました。


【バックナンバー】というところをクリックすると、4月から見ることができますので、始めてお越しのかた、以前の記事を読みたいかたは、そこからご覧ください。


実は、私自身、「え〜、4月のバックナンバーは消えちゃったの〜?」と焦ったのでした。いったいどのくらい保存されていくものやらわかりませんが、当分流れずに保存されそうです。(ホッ)


それから、いろんなかたの「コメント」が、とてもすばらしいんです。全部読むのも大変でしょうけれど、どうぞコメントも見てくださいね。

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2007年2月13日 (火)

かっこいい子どもたち!

2月10日から18日まで、きのくには中間休みなので、中二のNが在宅してます。あ〜楽しい。


そろそろ来年度のプロジェクトをなんにしようか考え始めているようです。きのくにでは自分が一年間入るクラスを、子どもたちが選ぶことができるのです。その【クラス】は、【プロジェクト】といって、一年間どんな活動をするのか、テーマがあり、前年度末に発表されます。(詳しくはきのくにのHP、書籍をご覧ください。)


楽しそうに、考え中のプロジェクトのことを話すNに、思わず言ってしまいました。


私:いいなあ。お母さんのときなんて、もちろんクラスなんて決まってるし、誰が担任になるのかで、ドキドキして、喜んだり、がっかりしたり、っていうだけだったよ。自分で選べるっていいよねえ。


N:そうやな。俺も○○小(Nが二年生まで行っていた地元の小学校)のときは、担任以外にどんな先生がいるのかとか知らんやったし。友達も同じクラスの子だけ。よその学年だと、全然知らなくて、話すことも、一緒に遊ぶこともなかったな。


そうですね。きのくにでは、担任以外の教師(きのくにの大人)とも、いろんな場面で交流があるし、子ども同士にいたっては、小学校低学年から中学生まで、自由につき合えます。

一同に会して話し合うこともあります。ミーティングです。

きのくにでは、ミーティングが多く、プロジェクトで、寮で、みんなの問題をとにかくよく話し合うのです。

週に一回は全校ミーティング、というのがあって、小学一年生から中学三年生までと、きのくにの大人たち全員で、話し合います。ミーティング委員の子たちが、書記、議長を務め、進めていきます。


私は実際の様子を見たことはないのですが、昨年末、テレビ取材があったそうで、そのミーティングの様子も放映されました。


たまたまそのとき議長をしていたのが、息子のNで、友人が録画したDVDをくれたので、何度も見ました。


議題は、小学二年生の男の子Aくんが、一年生の男の子Bくんにいじめられる(内容を聞くと、ちょっかいをだされる、という感じでしたが・・・)、ということについてでした。


初めて見たきのくにのミーティングに感動してしまいました。

きのくにのすごいところは、こういう問題を、みんなの問題として、子どもたち全員が、どうしたらよいか考えるところです。普通の学校だったら、教師が当時者を呼んで、個別に「指導する」というやりかたではないでしょうか?


きのくにでは、小学一年生、二年生のもめごとなのに、中学生の子たちも真剣に考え、意見を述べています。その口調が、また優しいんです。


Nにこのときのミーティングのことを聞いてみました。


私:ああいう小さい子同士のもめごとが議題でも、みんな、関係ない、なんて思わないで、真剣に話し合ってるんだねえ、すごいねえ。

N:そうやな、最初、ちっちゃいうちは、関係ない議題のときはめんどくせえ、とか思ってたけど、だんだんそう思わなくなるな。小学六年生くらいからだったかな、上級生の自覚がでてくるっていうか・・・」

私:へえ、かっこいいなあ。みんな言い方もすごくやさしいしね。


普通だったら、中学三年生の子が小学校低学年のもめ事について、一緒に話し合うなんて、ありえないと思いませんか?

「受験で忙しいのに、なんで俺らが小学生のイジメのことで話しに加わらないといけんの?」とか言って。


どんな「イジメ対策」よりも、きのくにのやり方は、効果的であろうと思いました。


自己中心でない、ほんとうに暖かい人を育てる教育がここにはあるのです。

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2007年2月12日 (月)

街宣車に乗っている人たち

この間の土曜日、眼科の受診のため、隣町まででかけました。

行くときから、やたらと警察車両が出動していて、なにかあったのかなあ、と思いつつ、受診後、喫茶店で本でも読もうと、立ち寄りました。


そしたら、もう、すごい数の黒塗りバスがぐるぐるとゆっくり走っていて、なんかわめいてるんです。


喫茶店の店員さんに聞いたら、なんでも、日教組の集会があってるとかで、それで、街宣車が走り回り、それを警戒する警察車両が出動しているとのこと。


「この国の教育をだめにしたのは、教員組合だ〜・・・・」とか

「○○(わめきすぎで声が割れてよく聞こえない)は、でていけ〜」とか、

ず〜っとわめきながら、会場周辺をぐるぐる走っています。


喫茶店を出てから、信号待ちでそれらの車両とすれ違ったので、中がよく見えたのですが、大型バスなのに、中はがらがらで運転席と助手席にしか人が座ってない車がほとんどでした。


それでもとにかくたくさんの車を走らせて威嚇することがポイントなのかな?


乗ってる人たちは、老若男女、様々でした。


どうしてああいうふうな活動をするのでしょう?
ああいうやり方が、効果的だと、ほんとうに思っているのかなあ?


でも、どんどん行き過ぎる車の中の人たちを見ていて、私もあの車に乗っていたかもしれない、と、ふと思いました。

もし、子どもの頃から、信頼できる人が誰もいなかったら、ああいう、一つのイデオロギーに傾倒する集団の一員となって、一体感を感じていたかったかもしれない。


中には、ほんとうに使命感を持って活動されているかたもいるのかもしれないけれど、なんだか、見ていて、切なくなってしまいました・・・・。


とりとめなくて、すみません。


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2007年2月 9日 (金)

どうしても考えてしまう

だいぶ前のテレビドラマで、イジメで自殺してしまう中学生の話しがありました。

野島伸司(漢字合ってる?)さんが脚本で、堂本剛くんが自殺してしまう子の役で、赤井英和さんがそのお父さん役でした。タイトルがどうしても思い出せません。どなたか覚えてますか?


それが、ぞっとするくらい陰湿でひどいイジメだったんですよ。おまけに先生も、見て見ぬ振りどころか、いっしょにその子を追いつめていて、ほんとにしんどいドラマでした。


先日読んだ『教室の悪魔』そのものです。ドラマ見たときは、「実際のイジメはここまでひどくないだろう」と思ってたのですが、認識が甘かったです。


昨年末に福岡の中学生が自殺した事件がありましたが、その事件の後も、ターゲットを変えて、同じメンバーでイジメが続いていた、という報道もありました。


自分がいじめた子が死んでしまって、ショックじゃないの?
どうしてそんな卑怯なことやってしまうの?


最近、アメリカではKKK(クークルックスクラン)の活動が、また活発になってきているそうです。

KKKもそうだし、ユダヤ人を根絶やしにしようとしたナチスもそうだし、「人種隔離政策」なんてことを考え、実行した人々もそうだけど、今の子どもたちの陰湿なイジメと根っこは同じなんでしょうか?

幸福でなくて、何かを恐れていて、怒りがあって、誰かをスケープゴートにせざるを得ない、気の毒な人たち。


なにをどうすれば、イジメはなくなるのだろう・・・。

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2007年2月 5日 (月)

教室の悪魔

東京都児童相談センター心理司、山脇由貴子氏が書いた本です。


最初、新聞の書評で見たときは、タイトルがセンセーショナルだったので、人目を引ける、格好の話題に飛びついた本なのかな、と思って読む気がしませんでした。でも、実際手に取って読んでみると、薄いけど、しっかりした内容の本でした。


実際に受けたいじめ相談の事例と、昨今のいじめの傾向、そして親はどうすべきか、ということが、的確に簡潔に書いてあります。


今まで、いじめ自殺の報道を目にしても、どうして自殺までしてしまうんだろう、とよく理解していないところがありました。

でも、これを読んで、私の子どものころとは、いじめの残酷さ、執拗さが、桁違いであることがよくわかりました。

朝日新聞で昨年末くらいに、【いじめられている君へ】というコラムがあって、いろんな有名人がアドバイスや意見を書いていましたが、「いじめに負けるな」というメッセージもいくつかありました。これ、よくないんですね。私も違和感を感じていました。


山脇さんは、きっぱりと書いています。

【マスコミの論調に、いじめに「負けないで」というメッセージを聞くことがある。けれど、いじめというものは立ち向かうに値するものでもなく、耐えるべきものでもない。被害者はとにかく逃げればよいのだ。立ち向かう意味などないし、耐える意味もない。殺されそうになったら、人間は逃げるではないか。いじめは、いじめという言葉にくるまれた、犯罪なのである。】


数年前、女性弁護士が書いた、『だからあなたも生き抜いて』という本がベストセラーになったことがありましたね。あのかたも、中学時代にひどいいじめを受け、自殺をはかったけれど死にきれず、そこから転落していったという過去が書いてありました。


あれを読んだときも、「こんな陰湿ないじめ、よっぽど特別なんだろう」と思っていたのですが、もう、特別じゃなくなっているのかもしれないですね。


クラス全員で無視するとか、嘘のメールを流して本人や家族を誹謗中傷するとか、徹底的に恥ずかしい思いをさせるとか、どうしてこんな卑怯なことができるんだろう。


私が子どものころは、数人で一人をいじめていたら、誰かが、「やめなよ」って言っていたと思う。ちょっとしたいさかいはあっても、徹底的に一人をいじめるなんて、かわいそうでできなかったと思う。


何が変わったんだろう。


子どもたち全体に、ストレスがたまっているのかなあ。

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2007年2月 2日 (金)

笑いの効果

『お熱いのがお好き』中毒のFと私は、夕食後、「電車の場面だけ見ようか」と、意気投合し、一番面白いところだけ、お茶を飲みながら見てきました。また爆笑してしまった。


ここ最近、仕事で使うパソコンの調子が悪くて、ものすごくイライラしていたので、笑って、ちょっと落ち着きました。(- -#)


「パッチアダムス」っていう映画、ありましたよね。

私は見ていないのですが、実在のあるお医者さまが、「笑う」ことの心身に与える効果に注目して、自ら笑いをかもす格好で診療にあたっている、そのお話だったと思います。


確かに、笑うって、いいですね。


ある日の夕食後、なんだかやたらと夫に腹がたって、きつい言い方してしまったのですが、ちょうど読んでいた本のなかに、爆笑する場面があって、(まじめな本だったのですが)、これを夫にもFにもタイムリーに話したくなって、大笑いしながら、その場面を声に出して読んだことがありました。

Fがひとこと。

「お母さん、いっぺんで機嫌が直ったな。」

たしかに不思議でした。自分でもどうしてこう腹が立つんだろう、と思うくらい苛立っていたのに、声に出して読んで、大笑いしたら、すっきり機嫌が直っちゃいました。


ここ最近起きた、家族間での殺人事件、みんなで大笑いすることなんて、ずっとなかったんでしょうね。


完全に険悪になってしまってからでは遅すぎるのかもしれないけど、何か、笑いの種になるもにが家の中にあったら救われることもあっただろうに・・・、と詮無いことを思っています。

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2007年2月 1日 (木)

お熱いのがお好き

ビリー・ワイルダー監督のこの映画、今、我が家でブームです。

以前、レンタルで見て、すっかりはまり、また見たいなあと思っていたのですが、Amazonでは7000円くらいの値段がついていました。それが最近1980円に値下がり、即買いました。(多分、そのうちもっと安くなるんでしょうけれど・・・。)


もう、最高のコメディなんです。


こんなあらすじです。

【場所は禁酒法時代のシカゴ。酒場でサックスを吹くジョー(トニー・カーチス)と、ベースのジェリー(ジャック・レモン)はギャングが密告者を殺す場面を目撃してしまい、一味に追われるはめになってしまいます。そこで女装して女ばかりのジャズバンドに潜り込んで、マイアミへ脱出するのですが、二人はバンド歌手のシュガー(マリリン・モンロー)に一目惚れ。その上ある大金持ちの初老のおじさまは、女装したジェリーに夢中になり、求婚します。そこへギャング一味が現れて・・・。】


白黒のせいか、どぎつくないし、ちょっとエッチな会話やお色気場面も、最近の映画に比べてとてもおしゃれなんです。


息子と一緒でも、落ち着いて(?)見ていられます。(- -")


こういう昔の映画(1959年製作)を見ると、現代はなんでもかんでも刺激的になってしまってるんだなあ、と感じます。今の映画でレンアイの場面っていうと、すぐ服ぬいじゃうし。そういう場面を盛り込まなくても、イイ感じは、十分だせるのに・・・。(その意味では、「或る夜の出来事」の最後の場面も好き!)


それと、お金がなくても楽しそうにサックスとベースを抱えて、ノリノリで演奏する様子も、見てて幸せ気分になります。なんたって、雪の降るシカゴで、コートを質に入れてしまうくらいお金がない!


仕事で疲れた時、なんか気がめいったとき、ぜひこの映画をご覧ください!


最後におじさまが言う、

「Nobody is perfet」  (完全な人間なんていないよ)

っていう台詞も、見ている人の気分で、爆笑したり、ほんわかしたり、じ〜んとしたり、暖かい余韻が残ります。

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