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2007年1月10日 (水)

気を取り直して、ひとこと

4日に、「映像の影響」の中で少し触れた、予備校生が妹を殺害した事件。ショックで、もう何も書くまい、と思ったのですが、

ひらおだいのよしのさんから、
【こどもにも、おとなにも、真剣に向き合っていかなくてはと感じました。どんな出来事でも、自分に反映して考えることができれば、情報として生かされると思います。】

というコメントをいただいたし、私もそう思うので、まとまらないなりに、ちょっと書こうと思います。


「成績のいい子ほど自己肯定感が低い」という話しを聞いたことがあります。私もそれは十分あり得ると思います。

世間は、「○○高校に行っているからあの子は優秀」「学年で10番以内なんだから、いいわね」「受験も余裕ね」なんていう見方をするけれど、本人は「落ちるわけにはいかない」という重圧で、毎日が地獄なんです。

もっとも、成績がよかろうが悪かろうが、熱中できるものが他にあって、自己肯定感があって、楽しく生きている子もたくさんいるでしょう。


その違いはどこからくるのでしょう。

やっぱり親のあり方、価値観が、その子の人生を大きく左右するのだと思います。


12月19日の「年賀状で一言申す」で書いたように、子どもを追いつめる親は最悪です。

不思議と医者、歯医者に、こういう親が多いような気がします。

以前、医者の夫を持つ友人が、「やっぱり息子には医者になってもらわないと」と言ったので、

「なんで?子どもの人生なんだから、なんになるかは子どもが決めることでしょ?そんなに医者がいいなら、今からあなたがなればいいじゃん」と言ってしまいました。


「息子は医者になってもらう」とか「医院をつがせる」とか言う人が多いんです。ほんとうに腹がたちます。こういう人は、きっと、「子どもの人生は親が決める」と思ってるんでしょうね。

そういうかたには、カーリル・ギブランの「あなたの子どもは」という詩を読んでもらいたいです。

(この詩は2006年6月24日「奈良の高校一年生の事件で思うこと」に対するコメントの中に、全文記載されています。ご存知でないかたは、バックナンバー2006年6月から、見にいってみてください。)


子どもは信頼されて、自分の人生を任されると、ほんとうにのびのびと成長し、自分の頭で考え、道を切り開いていくのだな、ということを痛感しています。美しい矢がどんどん遠くへ、高く飛んで行くようです。親として、これほどの幸せはありません。

どうしてこういう幸せに気がつかないで、親子で人生を狭めて、苦しんでいるのだろうと、残念でならないです。

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