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2006年11月 6日 (月)

宝箱からもう一つ

これも夜更かし会で聞いたお話です。

中学生のある子が、友達との関係でとても腹のたつことがあって、いらいらのあまり、学校の壁にドスン、と鉄拳をふるい、壁に穴をあけてしまったそうです。それを聞いたお母さんが、きのくにのスタッフに「すみません」と言ったところ、

「お母さん、○○くんをほめてあげましたか?」と言われたのです。

「へ?なんで? 壁に穴あけたのに、ほめる?」とびっくりしていると、こなんふうに話してくれたのだそうです。

「だって、○○くんは腹のたった友達に暴力をふるわないで、がまんしたんでしょ。だから壁をなぐったんでしょ。そこをほめてあげなくちゃだめよ。」


私、この話しを聞いて、ど〜っと涙がでちゃいました。こんなふうに受け止めてくれるなんて、子どもも保護者もなんて幸せなんでしょう。親でも気がつかない、深い見方です。うちの子も、こんなふうにあったかく見守ってもらっていたんだなあ、と思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

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コメント

「だって、○○くんは腹のたった友達に暴力をふるわないで、がまんしたんでしょ。だから壁をなぐったんでしょ。そこをほめてあげなくちゃだめよ。」

 ここまで、子どもを受容的に受け止められる深さって、本当にすごいですよね。また、目から鱗。

 きのくにを知る前、「あんたのせいで、お母さんが、ええかげんな親と思われる」とか思ったり、言ったりしてました。
(今なら、「どこ見て子育てしてんのよ」と自分で突っ込み入れたくなる言葉です。)

 「きのくにのスタッフは、親が子どもを否定的に見てしまわないように配慮して話してくださってる」と感じていましたが、無理に配慮してるんでなく、深ーいところから自然ににじみ出る「こども観」なのかも知れないと思いました。


投稿: むさし | 2006年11月11日 (土) 11時32分

>きのくにを知る前、「あんたのせいで、お母さんが、ええかげん
>な親と思われる」とか思ったり、言ったりしてました。

ええっ?むさしさんが、そんなだったんですか〜?私も、"そんな"でした。人間、変われば変われるもんですねえ。やっぱりきのくにの影響なくしては、今を語れませんねえ。

>無理に配慮してるんでなく、深ーいところから自然ににじみ出る
>「こども観」なのかも知れない

そう、そうなんです!もう、ずっと子どもの気持ちを考えてきているから、ごく自然ににじみでているんですよね。ああいう捉え方が、すうっとできる。すばらしいです。

投稿: mami | 2006年11月12日 (日) 20時37分

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