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2006年11月24日 (金)

ミシシッピー・バーニング

アラン・パーカー監督、ジーン・ハックマン、ウイレム・デフォー主演のこの映画、ご覧になったことありますか?

私は以前レンタルで見て、とてもよかったので、ぜひ息子にも見てもらいたいな、と思っていたら、先日、ビデオショップで50円で売られていました!!ラッキー!早速お買い上げ。


この映画は、1964年にアメリカで実際に起こった実話をもとにつくられています。

黒人差別がはびこるミシシッピー州のとある町で、公民権運動家の3人の若者が失踪します。映画では、最初から地元保安官らによる殺人、という設定で話しは始まります。

この事件を操作するため、二人のFBI捜査官(ジーン・ハックマンとウイレム・デフォー)が派遣され、聞き込み、捜査を始めるのですが、報復を恐れて、誰も捜査に協力しようとしません。

しかし二人は、あまりにひどい黒人に対する焼き討ちやリンチを目の当たりにして、怒りが込み上げ、禁じ手と思えるような手段まで使い、とうとう犯人逮捕にこぎ着けます。


その、逮捕の突破口を開いたのが、犯人である保安官の、妻の証言だったのです。彼女は夫のアリバイを握っていたのですが、町の人々の争いや醜い心に嫌気がさし、何もかも捜査官に告白します。そのときの言葉が印象的でした。


「憎しみの心は、最初から持っていたんじゃなくて、人から教えられたの。7才のときにはもう、黒人を憎むようになっていたわ。」


KKK(クー・クルックス・クラン)団の集会の様子もありましたが、集会には赤ちゃんを抱いた母親から、親に手を引かれた子どもも参加しているのです。そして、団の代表者は、目を吊り上げて、「愛するミシシッピーを、黒人が大手を振るうシカゴにはしないのだ。白人のデモクラシーを守るのだ!」と叫んでいるのです。


これって、最悪の愛国心ってやつじゃあないでしょうか?利己的な、排他的な愛国心。

日本も、こんな醜い「愛国心」は教え込まないでもらいたいものです。教育の力は大きいのです。

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