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2006年9月13日 (水)

自己主張&人の話しを聞く

ある卒業生の女の子(そのとき大学生)が、こんな話しをしてくれたことがあります。

「きのくにでのミーティングが終わってから、堀さんに、“ちょっと自分の意見ばかり言い過ぎるんじゃない?”って言われたことがあるんです。そのときはショックでしたけど、ああ、そうだな、と思って、それから人の話しもよく聞くようになりました。」

きのくには民主主義を重んじる学校です。人の言いなりになるのでなく、きちんと自己主張できることが大切です。Fもきのくにに入って何が変わったか、という問いに対して、「自分の意見が言えるようになった」と言っています。(4月25日の記事『ミーティング』をご覧ください。)

そして、自己主張と同じくらい大切なのが、相手の話しをよく聞いて、互いのニーズを知り合い、楽しいことはより楽しく、嫌なことはより少なくしていくことなのです。

たくさんのミーティングを経験して、人の意見を聞いたり、相手の気持ちになったり、そして、自分の意見もきちんと言えるようになるのですね。きのくにの大人は、子どもにジャストタイミングでアドバイスしてくれるし。

別のある女の子は、「○○ちゃんと△△ちゃん(どちらも教師)に、“最近小さい子に対して、言い方がきついみたいだよ。”と言われた。二人に言われたときは恐かったけど、よく考えたら自分にきつく言われた小さい子も、恐かっただろうなと思った。」ということを作文に書いていました。

私たちもそうだけれど、今の子どもたちも、こういう人との関わりの中での経験が、とても不足しているような気がします。そして、人との関わりこそが、生きていくうえで、とても大切なことなのに。読み書き、計算なんかより、ずっと。

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