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2006年9月 7日 (木)

失敗なんて恐くない!

ラーメンゆで過ぎみたいな、失敗には事欠かないきのくにの子どもたち。そんな失敗にめげないのはとてもたくましい。

「失敗に強い」っていうのは、とても大切なことだと思います。失敗を恐れていたのでは、自由に生きられません。で、どうしてそうなれるのかな、と考えてみると、まず第一に

・きのくにでは失敗しても教師から叱られたりバカにされたりしない。

そして第二に

・失敗しても、またやり直すチャンス(時間的余裕など)がある。

からではないかと思います。

堀さんも著書でたびたびこのように書いておられます。

【自己決定を尊重するという原則は、失敗する権利の尊重と自己評価の導入とを含んでいるということだ。まず失敗に関していえば、あまりに多くの学校と家庭では、失敗が否定的にみられ、子どもたちは叱責やはずかしめ、そして体罰さえ受けている。

しかし失敗や後もどりは、成長の過程で生じる積極的な要素なのだ。大人が子どもに対して、失敗を許さないという態度を取れば、子どもは意欲や「やる気」を失う。 】 『自由学校の設計』より


一年を通してのプロジェクト活動なので、例えばパン作りをするプロジェクトの子で、一度作ったフランスパンがうまくいかなくても、試行錯誤して、何度か再挑戦することができるのです。

この点が、【時間】と【こなさなければならない課題】とに追われている管理教育との、大きな違いではないでしょうか。

昨年秋のシンポジウムで、「きのくにの生活のなかで、苦労や失敗はありますか」という質問に、卒業生がこんなふうに答えていました。

「失敗の上に成功があったし、失敗も途中からプラスに変わってきました。だから、失敗ってなんだったのかな、と考えるくらいです。」

ほんとにうらやましくなるくらい、伸びやかな成長です。

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