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2006年9月11日 (月)

民主主義は常に育てていくもの

9月9日の朝日新聞朝刊の記事(8面)より:ノーマン・メイラー(米国の作家 83才)へのインタビュー

「米国の民主主義はどうなりますか。」という質問に答えて。

【私は、民主主義とは大きな賭けであり、非常に珍しい政治体制だと考えている。人間は子供の時から命令されるのに慣れていて、ファシズムの環境の方がむしろ自然なのです。

次の世代のために、毎日の小さな変化を積み重ねていくのが民主主義のやり方だ。その退屈さに耐えるには、判断力と意識をもった人々がいることが前提になる。民主主義は常に育てていくものであり、再生させていかなければならないのだ。】


「さっさと片付けなさい」「お友達と仲良くしなさい」「おしゃべりするな」「前向け」・・・こんな命令口調ばっかりの学校には嫌悪感を抱く。自分たちがどんな人間を生産(?)しているのか気付かない鈍感さに、不安を感じる。

そして、そんな教育を受けてきた私は、民主主義の大切さもやりかたも、まだまだわかっていないのかもしれない。

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コメント

自分の自由を守り他者の自由を侵さない。
その方法として民主主義が発達してきたように思う。

だから意見を表明する権利が保障されなければ民主主義は成り立たない。

子どもの権利条約にある意見表明権を無視している学校がほとんどだ。

「きのくに」のように大胆に認め、実践しているところは希少だ。

投稿: ぺー | 2006年9月12日 (火) 19時56分

ぺーさん、大切なことを的確に、簡潔に、まとめてくださって、ありがとうございます。ぺーさんのコメントを読むと、いつも「そうそう、それが言いたかったの〜」と思います。

ぺーさんは、お子さんがきのくにに入る前から、教育関係のこと、政治のことなど、勉強されていたのですか?堀さんみたいに、誰に何を聞かれても、考えがすっきりまとまって言語概念化されているので、すごいなあ、といつも感心してしまいます。

『子どもの権利条約』、もう一度読み直して、ここでもとりあげたいと思いました。


それから、きのくにでは教師のことを、先生と呼ばずに、名前やニックネームで呼んでいますが、それも、表面的な権威力を子どもに感じさせないで、自由に、対等な人間として、意見を言える空気をつくっているのだと思います。

でも、「先生と呼ばずに、名前やニックネームで呼ぶなんて、考えられない」と、強い抵抗を示す人も意外と多くて、驚きます。

投稿: mami | 2006年9月12日 (火) 23時04分

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