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2006年9月 1日 (金)

早くきのくに行きてえな

Nは先週くらいから、カレンダーを見て、「もうすぐ学校始まるな。早く行きてえな〜。」とつぶやいています。で、ちらっと私の顔を見て、「まあ、メシはうちのがうまいけどな」と、慌てて私のご機嫌をとっております。

きのくにの夏休みは9月3日までで、4日に新学期が始まるので、Nは今度の日曜日、3日にきのくにへ向かうのです。Nが行ってしまうのは、ちょっぴり寂しいけれど、学校が始まるのを心待ちにしているのは、親としてはうれしいことです。

ここ数日、来院した子どもの患者さんに、「夏休みももうすぐ終わりだね。そろそろ学校に行きたいでしょ?」と声をかけると、全員が「休みのほうがいい。」「学校楽しくない。」「うちにいるほうがいい。」という返事でした。小学生も中学生も。

人生70年だとして、その約7分の1を過ごす義務教育時代、一日の大半を過ごす学校、そこでの毎日が楽しくなくて、行きたくないところだなんて、なんてもったいないことでしょう。若くて、何にでも興味が持てて、エネルギーあふれる時代に、じっと机に向かっていて、楽しいわけがありません。

今、小、中、高校生の自殺、犯罪がものすごく多いけれど、多くの時間を過ごす学校が「楽しくない」というところにも、一因があるのではないかと思ってしまいます。教育関係者には、今の学校のありかたに問題があるのではないか、ということを考えて欲しいです。


【教育の理念と方針の反省と変革が必要なのだ。子どもたちに、自信と、成長の実感と、生きる喜びが深く大きく感じられる生活を取り戻させないといけない。休み時間やクラブ活動においてではない。学習そのものの中でだ。子どもたちが毎朝、笑顔で走って登校していく学校、それが必要なのではないだろうか。少なくとも、それが必要なのだと教師や親や教育関係者が思いを新たにすることが大切なのではないだろうか。】

『自由学校の子どもたち』より ( 黎明書房 堀真一郎著)

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