« 早くきのくに行きてえな | トップページ | 失敗する権利 »

2006年9月 3日 (日)

体を汚して心を洗う

タイトルの言葉、「体を汚して心を洗う」は、どろんこ保育で知られる野中保育園の園長、塩川寿一氏の言葉です。数年前、きのくに子どもの村学園主催のシンポジウムのとき、野中保育園の活動を紹介するなかでおっしゃったのです。いい言葉だなあ、と思いました。

服のことなんか気にしないで泥だらけになって遊ぶ、活動する、そうすることで、解放感に満たされていくんですね。ひとりひとりの心が解放されていてはじめてお友達のことを思いやったり、すきなことに集中したりできるような気がします。


2002年11月の『体験学習と子どもの成長』と題した、きのくにのシンポジウムのときも、体験と心の解放について、このように述べられていました。

【粉や生地の感触を楽しみ、無意識の解放を図る。】 (よくばりキッチンという、小学生パン作りのプロジェクト)


【泥まみれ汗まみれの仕事は、無意識の部分で内面の不安や緊張を解きほぐすのに役立ったように感じられる。ぞんぶんに汚れることができる解放感、泥のぬくもりと感触の心地よさなど、ふだん抑圧されている無意識の部分に働きかける力が、泥まみれの作業には十分あったと思われる。】 (動植物研究所という中学生のプロジェクトで、この年はビオトープづくりをメインに活動していた。)


見学に来られたかたなどには、「きのくにではいろんな体験ができるからいいね」と、表面だけとらえるかたが多いのですが、その「体験」には深い意味があるのです。

|

« 早くきのくに行きてえな | トップページ | 失敗する権利 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/175659/11739744

この記事へのトラックバック一覧です: 体を汚して心を洗う:

« 早くきのくに行きてえな | トップページ | 失敗する権利 »