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2006年9月 5日 (火)

失敗する権利

Nが小学四年生のときは、『郷土料理店』というプロジェクトに入っていました。各地の郷土料理を調べたり、作ったり、もちろん食べたり。

このプロジェクトでの一年が終わる時、担任がとったビデオをいただいたので、わくわく見てみました。

ラーメン作りの場面で、Nと、同じ班の子どもたちが2、3人、頭を寄せて、ラーメンのゆで時間を検討しています。この日はどうも、これから自分たちで本格的なラーメンづくりに取り組む前に、まず、市販のラーメンをつくってみよう、ということのようでした。

Nの声がビデオから聞こえてきました。
「一人分ゆで時間3分やって。なら、4人分やから、12分くらいゆでるんやな。」

周囲にいた他の子はNよりも低学年のようで、異議を唱える声は聞こえません。

ひょえ〜。ラーメン、12分ゆでたんですか・・・? ビデオを見ながら夫と笑ってしまいました。

その後、出来上がったラーメンを食べる様子も映っていて、例の、Nのグループの子たちは、「スープはおいしいけど、麺がやわらかい!」と口々に言っています。

それしても、このビデオ、担任の教師が撮っていたんですから、この会話も聞いていたはずです。私だったら、絶対、「えっ?そんなにゆでたら柔らかくなるよ。4人分でも3分でいいんだよ。」と言ってしまっていたと思います。

そのまま、失敗するままにさせてくれたことに驚き、また、感激しました。

その後、麺ゆで過ぎ事件は起きなかったようです。

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