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2006年9月 9日 (土)

人の失敗に寛大な子どもたち

あれは昨年11月のこと。息子たちが帰宅していたので、靴と服を買い足そうと、うちから車で約1時間のショッピングセンターへ行きました。ちょっと遠いのだけれど、そこにはABCマート(靴が安いの)とGAPのお店が入っているので、まとめて買いたいものがあるときは、ここへ行きます。

その日はやたら駐車場が混んでいて、ちょっと離れた特設駐車場まで案内されました。「なんで今日はこんなに車多いんだろ」と思いながら、車を止めて、買い物を済ませました。

夕方4時、来たときとは比べ物にならないくらいの車の数。「なんで・・・?あ〜、今日は大分トリニータと鹿島アントラーズのサッカーの試合の日だ!」

このショッピングセンターは、サッカー場に隣接しているのです。ちょうど試合終了時間とぶつかってしまったようです。駐車場から出るだけで、30分もかかってしまいました。待つことが大嫌いな私、息子たちが後ろに座ってると知りながら、いらついてしまいました。

「もう、前の車割り込んできた〜。早く行けよ〜。」とぶつくさ言う私に、Fが「いらいらしたって、変わらんて。」と静かに一言。はい、その通りでした。

気を取り直してハンドルを握り、やっと駐車場から出られる、というとき、チョー方向音痴の私は、来たときと反対の方向に出てしまいました。こうなると、もうメロメロで、全然わかりません。帰りは高速使って、早めに帰ろうと思っていたのに、高速の乗り口まで見落として、帰りたい方向から遠のくばかり。

外は暗くなって来て、地図もナビもない。パニックになり、「FくんNくん、おなかすいたでしょ?ごめんね〜。お母さん、道わかんなくなっちゃった〜。でも、なんとかするからね。」と半泣きで息子たちに声をかけると、「大丈夫やって、そのうち着くやろ。焦らんでいいって。」と、穏やかな声で励ましてくれるのです。

結局、2時間かかってうちにたどり着きました。明日の朝早くきのくにへ行かなければならないというのに、とんだことでした。息子たちも家でいろいろと準備やしたいこともあったでしょうに、ちっとも私を責めることなく、Nは「俺はゆっくり寝てたけん、なんでもないよ。」と言い、Fは、「お母さん、ちょっといらいらしてたやろ。短気やなあ。」と笑われてしまいました。

この話しを夫にしたら、「子どもたち、すごいな。俺らだったら大げんか始めてるよな。時間の無駄や、とかガソリンもったいねえ、とか言って。」と驚いていました。たしかに。

きのくにで、失敗を責められたり、叱られたりしないので、自然とこんなふうに、人の失敗にも寛大になれるのかなあ、と、しみじみ思ったことでした。

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