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2006年9月15日 (金)

責任のとりかた

毎週一回、フランス語を習いに行っているのですが、そのときの話しです。先生には高校生になる息子さんがいて、その子の学校では、9月に修学旅行でロンドンに行く予定をしていたのですが、このところのテロ騒ぎのため、学校側が中止と決めたそうです。

「テロの影響があるからこそ、警備が厳しくなって、今、一番安全な時期なのに、なんで中止にする?息子はすごく残念がっていたよ。日本の学校は、何かあるとすぐ中止するでしょ。決行して、なにかあったとき、学校の責任だ、どうしてくれる、って責められるのがいやなんだろうね。」

そうそう。どうやったら実行できるか、っていうより、どうやったら周りから責められないか、っていうことを大事にしているんですよね。

この話しを聞いて、あらためてきのくにがすごい学校だということに気がつきました。

昨年のロンドン同時テロの時は、ちょうどNたちがスコットランド滞在中で、帰国寸前の頃の事件でした。高専生(きのくに国際高等専修学校)は、入れ違いに研修旅行でスコットランドへ。まあ、このときはどちらもすでに出発していたわけなので、どうしようもなかったのですが、その後も、ロンドン滞在は避けるなど、多少の変更をして、できるだけ危険を回避したうえで、イギリス滞在プランは実行されています。

中止するのは簡単ですが、子どもたちの様々な体験と成長の機会も奪ってしまうことになります。実行するほうが、よほど勇気がいるし、重い責任が生まれます。それでも大切な機会を子どもに与えてくれるために、できるだけのことをしてくれるきのくに学園長とスタッフこそ、ほんとうの責任のとりかたを知っている大人だと思います。

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