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2006年8月 8日 (火)

幼稚園で教育勅語!

今日の朝日新聞朝刊、31面ご覧になりましたか?大阪の私立幼稚園で年長組に教育勅語を暗唱させている、という話しが、【国と私】というコラムの中に書いてありました。

園長(53)は「今の社会は国に奉じるという意識が欠けている。勅語によって、再認識させなければならない」と説いています。

なんという危険な発想!うちの子がそこへ行っていたら、断固反対するでしょうし、聞き入れられなければ退園するでしょう。もっとも、そういう園長がやっている幼稚園は、たぶん上から押さえつける教育でしょうから、ハナからそんなところにはやっていなかったでしょうけど。

鹿児島県川辺町教育委員会では04年に、家庭用の教材「名文集」に勅語全文を掲載し、配布後、指摘を受けて回収したそうです。

至る所で、じわじわと国に奉仕する子どもを育成するたくらみが企てられています。私たちはアンテナを鋭くしておかなければなりません。

先日の教育講座でも、加藤幸次さんが、「国は、国民教育をしようとしている。経済のための人間育成と、言うことをよくきく国民をつくろうとしている。百ます計算で、ストップウオッチでタイムをはかったりして。そういう教育は、人格の形成をないがしろにするんですね。」とおっしゃっていました。

確かに日本はその流れになっているようです。しかし、子どもひとりひとりの人格を尊重する、新しい教育も、確実に広がりつつあります。机に向かって教育勅語を読まなければならない子どもと、外にでて、体を動かし、友達と力を合わせて考える子どもと、どちらが豊かな人間に成長するでしょうか?


 ーその大阪の幼稚園に子どもを行かせている保護者さんたちへー
教育勅語の中身と歴史を学んでください。みなさんで一斉に反対して、教育勅語を頭に叩き込むなんてこと、どうぞやめさせてください。どうか子どもたちを守ってださい。

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コメント

私もこの記事を読みました。なんとバカげたことか!
保護者はそれを良い事だと喜んでいると言うではない
か。あまりにも危機感がなさすぎる!!
なまじぬるま湯に浸かっているからか?!
学校へただ行っていれば良いという様に、教育を甘く
見ないほうがいい。環境によって人間はつくられるの
だから。自分は学校を卒業したから関係無いではない
のです。自分の子供達がこれからの未来を作っていく
のであるから、私たち大人がもっと慎重に教育を考え
るべきです。
計算のスピードを競っている場合ではないです。

投稿: ぴいぶ | 2006年8月 9日 (水) 07時09分

 国は国民の為に存在するのであって、国の為に国民が存在するのではありません。
 国民の事を考えて政を行わない国になど愛国心が沸いてくるはずも無く・・・
 53にもなってこんな事も考えられないなんて・・・
あっ、そうか。この人はきっと受験戦争を勝ち組で通って来た人なのですね。これで納得!!(^_-)-☆
教育と受験・・・これも言いたい事があるのですが、またの機会に。
では(^^)/~~~

投稿: ちゅりぼう | 2006年8月 9日 (水) 20時04分

ぴいぶさん、ちゅりぼうさん、一緒に怒ってくださってありがとうございます。ほんとに、この記事読んだときは、怒りでくらくらしちゃいましたよ。

>教育を甘く見ないほうがいい。環境によって人間はつくられるの
>だから。

同感です。息子が「花を咲かせた」と言っているように、(まあ、ちょっと言葉の使い方が??ですが)、きのくにに入ってからの変化はすごかったです。地元の小学校と私の育児では、きっと自己肯定感のない、「ダメな子」にしてしまったと思いますもの。

私、この幼稚園に手紙書きたいと思ったんですけど、この園長、聞く耳なさそうですね、きっと。

>教育と受験・・・これも言いたい事があるのですが

はい、ぜひぜひご意見よろしくお願いします。楽しみにしています。今日は記事の更新しませんが、明日あたり、そこらへんのこと、書こうと思ってたんです。

コメント、日数が経ってしまっても、いっこうにかまいませんので、いつでもいらしてください。待ってます。

投稿: mami | 2006年8月 9日 (水) 22時36分

ごぶさたデス。幼稚園で教育勅語ですか・・・この頃新聞ろくに読んでないので知りませんでした。それにしても、戦争への動き、強まっていますよね。私はとても心配です。絶対に戦争はいやです。子どもたちが兵隊になって殺し合いをするなんて、想像しただけでいやです。どの子ものびのびと思い思いの人生を生きてほしいのに。ニイルが言うように「幸せ」ってキーポイントですよね。
それにしても、「戦争」を遂行し支えるのは一部の権力者じゃなくて、大多数の無関心な民衆です。子どもの教育は学校任せ、政治は政治家任せの無責任な大人が多いことが問題です。自分で知り、考え、行動する、基本がなってない。「親」というところで言えば、子どもが公立かきのくにかフリースクールか家庭か、にかかわらず基本的な姿勢が問われると思う。
あ・・つい熱くなっちゃいますね。

投稿: ゆう | 2006年8月12日 (土) 12時03分

>「戦争」を遂行し支えるのは一部の権力者じゃなくて、大多数の無
>関心な民衆です。

そこに管理教育が入ってきて、ますます社会に無関心で自分のことしか考えない民衆をつくって、その民衆がカリスマ性のある権力者を持ち上げて、っていう図式になるような気がします。

私も、「行動」っていう一歩がでなかったりします。ゆうさんは行動的だもんね。見習いたいと思っています。

>あ・・つい熱くなっちゃいますね。

うふふ、私もです。ここにはアツい仲間がいっぱい!どんどんアツくいきましょう!

投稿: mami | 2006年8月13日 (日) 10時03分

教育勅語のどこがいけないんですか?一旦、国に一大事が起きたらみんなで守ろうって部分が論点になってるみたいなんですけど、守らずに、逃げて、ほとぼりが冷めたら帰ればって思ってるんですか?その時には日本はありませんよ。「戦争を仕掛けるのはいつでも日本で、他国は(除米国)は絶対そんな事しないって考えてるから、『国に一大事が起きたらみんなで守ろう』を戦争を仕掛けるってな方向でしか考えられないんじゃないんでしょうか?

投稿: gotainmino | 2012年4月14日 (土) 21時01分

だいたい「子供に自由な教育を」なんて言ったところで、何も知らないガキに自由奔放させて何が得られるって言うんですか?義務教育の英訳は、compulsory education 直訳するならば「教育の強制」ですよ。ある程度の基礎を強制的に教え込んだ過程の後に初めて、マトモな自由な発想が価値あるものとなるんです。

投稿: gotainmino | 2012年4月14日 (土) 21時22分

「国に奉仕する子どもを育成するたくらみ」
日本国に生まれ育てられているのですから奉仕するのは当然の行いだと思われますが如何でしょうか。また教育勅語とは人としての最低限の「躾」となる物も含まれた素晴らしいシステムとも考えられます。
「自由教育」ですか、動物園の出来上がりですね。

投稿: 教育勅語 | 2012年4月14日 (土) 21時58分

たぶんyahooニュースかなにかにこのブログがリンクされて、そこから来たのでしょう、上のお二方。

以前の体罰論争のときもそうでしたが、「自由」=「野放し」と勘違いしていきり立つ方に限って、コメントのマナーも知らない無礼な人たち。

面白いので、しばらくこのままにしておきましょう。

投稿: mami | 2012年5月11日 (金) 21時04分

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