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2006年8月13日 (日)

自由な子ども

【親から言われて塾通いを始めたり、家庭教師がついたりすると、とたんに学校での情緒の安定や学習意欲に支障が出ることが少なくない。】 ーきのくに子どもの村通信 第76号よりー

【困った行動を示す子は、無意識の奥深くで、本人も気付かない罪の意識や自己否定感に悩んでいます。力や脅しを背景にした躾が、本能的な願望や自然な興味と衝突し、内面の平安が失われています。】 ーきのくに子どもの村学園通信 第68号よりー


堀さんは常々、「ご家庭で学習を強要しないでください」とおっしゃっています。私も、それは当然だな、と思っていましたが、先日の教育講座で、深い意味があることに気がつきました。

自由学校の教育は、子どもたちの無意識の底にある、コンプレックスを取り去って、「自分自身である自由」、そして、「自分自身の生き方をする自由」を目指しています。そのコンプレックスは、親や社会からのきびしい躾や道徳教育と、本能とが葛藤して、心の底にたまってしまうのだそうです。

だから、せっかくきのくにで【自由な子ども】を目指した教育が行われているのに、家庭で「勉強しなければならない」と強制し、呪縛してしまうことは、せっかく取り去られつつあるコンプレックスを、また植え付けてしまうことになるのです。単に勉強をさせるさせないの問題ではないことに気がつきました。

そして、【自由な子ども】はほんとうに楽しく学びますね。Nは、あまり勉強、という意識がないようで、漫画を読んでたと思ったら、同じ寝転んだ姿勢で英検問題集をやっていたりします。先日は、いきなり私に関数の問題を出してきました。これは、むか〜しの秀才が、こうまでバカになるのか、というのを見たいがためだったりするのですが。(実際、全くわかりませんでした。トホホ)

ほかにも、理科の実験の話しや、社会で習ったことなど、国語のディベートのことなど、ほんとうに楽しそうに話してくれます。Nを見ていると、「勉強している」というより、「学んでいる」という言葉がぴったりきます。ああ、うらやましい。

「日本の先生はね、勉強を教えれば、子どもは頭がよくなると思ってるのかしら。」これは、サマーヒルの日本人生徒が堀さんに言った言葉だそうです。

名言ですね。

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