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2006年7月 7日 (金)

腹をくくる

長男Fがきのくに卒業後に選んだ道はギタリスト。4月にギタースクールで、一般コースかプロコースかを決めなくてはならず、各コースの説明を受けた後、しばし考え、「腹くくらんとな」と一言。プロコースを選びました。

この話しをきのくにの保護者にしたら、「腹くくる、とはすごいね。私は初めて就職したときも、腹くくってはいなかったかも」と言ってくれました。確かに、よく考えたら、私も「腹くくった」ってこと、ほとんどない、というか、まだない、かも。(恥)

人間、「腹くくる」と、チャンスや人が向こうからやってくるものなんでしょうか?バイト先のレストランでは、「夜、お客さんのいるときに弾いてね」と言われ、16日がデビューです。

7月末には父親の尺八の伴奏で、二カ所で演奏することになっています。一つは湯布院音楽祭というのが開催されるので、その時期に、音楽祭の気分を演出するため、辻立ち演奏をするのです。もう一つは塚原という、草原の風の気持ちよいところで、野外コンサートがあり、いろんなグループがでるのですが、そこで演奏させてもらえるのです。

さて、昨日、そのデュオ演奏の指導を、音楽家の小林道夫先生にしていただきました。小林先生はカラヤンとも共演したことのある、大音楽家です。主に鍵盤楽器の演奏者なのですが、芸大楽理科卒業なので、音楽全体に精通しておられます。

帰ってくると、Fは「胃がいてえ」と言っていました。

父親によると
「Fはよく頑張ったよ。小林先生の要求に、逃げずに取り組んで、音をだしてたよ。俺だったら、逃げたくなっただろうな。それに、Fがクラシックギターを初めて手にしたのは去年の8月だし、本格的にやりだして、まだ三ヶ月だよ。腹くくるって、すごいな」とのこと。

夕食後、私の前で演奏してもらったのですが、この間まで、「間に合うの?」と思うような状態だったのが、ちゃんとできてる。すっごくよくなってる!

「あんた、寝てばっかりいるように見えて、いつの間にやってんの?」と言ってしまいました。Fはにやりと笑っていましたが、ほんとに、親が口を出すことは何もなさそうです。

まあ、親バカ的な話しですが、Fが「腹くくる」ようなやりたいことを見つけられたのも、やるときはやる、という集中力を持つのも、私が口うるさく言わずに踏みとどまっている(?)のも、きのくにで、親子で学んだおかげだなあ、と思うのです。

きのくに転入のとき、願書に「息子には偏差値とは無縁のところにいさせてやりたい」と書いたことを思い出しました。ほんとに、試験、偏差値にとらわれていたら、「やりたいこと」を見つける範囲が、かなり狭まっていただろうな。

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