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2006年7月28日 (金)

人参食べよ

引き続きNの話題

彼は好き嫌いがとっても多い。で、ちょっと変わってるのは、料理法によって食べられたりだめだったりする。

トマトは生はダメで、ソースになってるのならOK。椎茸はマヨネーズ焼きとフライのみ食べられる。人参は生ならいいけど、煮たの(カレーやシチュー、煮物)はダメ。ああ、こうやって書くだけでややこしい。

昨日人参がだぶつき気味だったので、牛肉、カボチャ、人参の煮物をつくった。いつものように、Nのお皿には、彩りの都合上、一個だけは人参を入れるが、「食べなくていいよ」というあま〜い私。いつも黙って私のお皿にいれてくる。

ところが、この日は、「俺、人参食べよ。イギリスにいるうちに、食えるようになったわ。」ですと!

私:「どうした〜ん、あれだけ嫌いやったのに〜」

N:「イギリスにいるときにな、友達に、これ食べてみたら?って言われてな、俺も、なんかそのときは食べてみようっかな、って気になったんや。けっこう食えるもんやな。もっと食べよ。」

と、おかわりして、ちゃ〜んと人参も普通についでる!おまけに今日は、生のトマトで、冷たいパスタをつくったのだけれど、ぺろりと食べてる!また私が驚いていると、「もう中二やしな。」とオトナな一言。かっこいい。

きのくにではバイキング方式なので、嫌いなものはとらなければ済む。それで、「好き嫌いがいつまでもなくならない」と心配する親がいるらしい。指導したって、強制したって、好き嫌いは治りませんて。

私は小学校時代、給食全般が嫌いで、いつも一人残って食べさせられていた。掃除の時間になっても許してもらえなくって、机を後ろにずらして、みんなが前からゴミを掃いてくるなかで、死ぬ思いで食べていた。吐いたこともあった。給食なんかダイッキライだ〜。それでも、今は自然と何でも食べられるようになっている。それは、学校で指導を受けたからじゃない。

大人はなんでもかんでも、叱ったり、指導したりすれば、よくなると思っているけど、大間違いだと思う。Nは保育園のころ、保育士さんに人参を食べるように強要されてから、食べられないものは下に落とすようになった。きびしい指導は、せいぜいそういう結果しか生まない。

食事に関して、堀さんのお考えはこんなふうです。以下、『自由学校の設計』より

【きのくにでは、できるだけ自分のことは自分で、自分たちのことは自分たちで決める、というのが基本原則だ。この方針に従って、食事はバイキング方式である。食事はしつけの場ではない。楽しみと社交の場である。偏食をする子があっても、すべての料理を食べるように強制したりしない。好きなだけ取って、好きなテーブルで、好きな人とたっぷり時間をかけて食べる。もちろんお替わりタイムを破ったり、暴れたりはできない。】

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