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2006年7月18日 (火)

ゾーイ・レドヘッドのことば

ゾーイさんは、イギリスの自由学校、サマーヒルスクールの創設者、ニイルの娘さんで、現在はご夫婦で、サマーヒルを運営しておられます。

そのゾーイさんが、きのくに子どもの村学園10周年記念シンポジウムに来てくださいました。そのときの資料に、ゾーイさんのすてきなお話がたくさん書いてあります。昨日の記事と関連するところを、一部下記に転載いたします。

【私たちの社会では、子どもというものは、どうしようもなく頼りない存在なので、大人がその無能の状態から救い出してやらないといけない、と考えられています。これは有害な考え方です。これこそが、世界中の若者たちのさまざまな問題の原因なのです。

サマーヒルでみる限り、子どもたちは決してそのような頼りない哀れな存在ではありません。彼らは、びっくりするほど賢くて有能な存在なのです。しかしそうなるためには、子どもたちは生活の多くの面で、自分のことは自分でするのを認められなくてはいけません。

と同時に、まだ十分にその年齢に達していないことを無理強いされることなく、存分に子ども時代を堪能することも許されなくてはいけません。

普通の社会では、子どもは小さいときから、大人から、「ああせよ、こうせよ」と言われるのに慣れてしまっています。彼らは、いとも簡単に、「自分たちは何もできなくて、大人からかまってもらわないといけないのだ」と信じるようになります。】

肝心なことを、的確に書いてくださっていますよね。多くの親や教師が、ゾーイさんのこの言葉に共感できるなら、日本の教育は変われるんじゃないかと思います。

他にも、すてきな文章がたくさんなんです。読むたびに感動しますし、自由教育の原点に立ち返ることができます。子どもに対する向き合いかたで、自分が間違っていたことなども気づかされます。

このブログを見てくださってるかたのなかにも、このときの資料をお持ちのかたがおられると思いますが、それでもほんの一部の人たちですよね。もっともっと多くの人たちに、ゾーイさんの文章を読んでほしいな、と思います。

今後も少しずつ転載しますので(転載、大丈夫ですよね?著作権とか絡む?)、そのときは、お知り合いのかたにも、「すてきな言葉が書いてあるよ。読んでみて。」と紹介していただけるとうれしいです。

微々たる歩みですが、学歴偏重、管理教育の価値観を、少しでも変えていけたらいいな。(ノミの一歩かな?)

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コメント

本当に、その通りだと思います。何度聞いても新鮮に響いていいですね。日常生活の中では、私たち大人も妙にえらぶって子どもたちを過小評価しがちになります。娘が学校に行かない頃、小3かな、新しい担任と家庭訪問で話し合ったことがあります。彼は「教師(大人)は子どもたちを上に引っ張りあげていかないといけない」と使命感を持ち、私は「子どもの可能性を伸ばす後押しをしたい」と主張。全くベクトルが逆ということを再確認させられました。ま、この話し合いのおかげでお互いの考えをはっきり言葉に表せて理解でき、それぞれの道を認め合えたのでよかったのですが、印象に残っている出来事です。
 きのくにの10周年シンポに参加できたこと、本当にラッキー!としみじみ思います。すばらしい出会いがいっぱいありました。不思議なことに、偶然に偶然が重なったて・・。というのは、娘が学校に行かないと言い出してすぐの頃、友人が『世界で一番自由な学校』サマーヒルの本を貸してくれたんです。(その友人自身はそんなにサマーヒルに詳しいわけではなく、たまたまその本を持っていたらしい)私は、それで初めて知った自由学校にびっくり、目からうろこで、じゃあ私も学校作りたいって友愛スクール大自然を始めることに。そしたら、別の友人がニイル研究会に入っていて(その当時はもう活動はしてなかったらしいけど)シンポジウムのことを教えてくれて、さっそく行くことに。緊張しました~あの時。橋本初めてだし、ゾーイにパット、すごいメンバーで・・・。でもせっかく和歌山まで行ったのにただ聞いて帰ってきただけではもったいないと、必死の参加でした。久々に脳みそフル回転したって感じです、ほんと。おかげで、すばらしい機会となりました。ゾーイやパット、ゲイルやナンシー、堀さんや加藤さん・・・加藤さんのあのすごい通訳のおかげで直接話して会場盛り上がったりして・・・最後はゾーイとパットにハグして「私学校作るから!」「がんばれ」って感動的な別れでした。「小さなフリースクールなんだけど」って大自然の通信を渡したら、「何でも最初は小さいんだよ」ってゲイルが言ってくれたなー。ん~もうひとふんばり、いやいやじゅうふんばり以上かー。パットがいっぱい勉強しなきゃって言ってたなー。
 あ、またまた長くなっちゃいました。このおしゃべりする場があるってことに感謝!です。   ゆう

投稿: ゆう | 2006年7月19日 (水) 11時47分

そういえば、ゆうさんと知り合ったのも、あのシンポジウムがきっかけでしたね。

私は最後の質問タイムの前に帰ってしまったのですが、その後、ひらおだいのよしのさんに、「大分から参加してた人で、学校つくりたいって、質問してた人がいたよ」って教えてもらって、それで連絡とったんでしたよね。

不思議な縁が、つながっていますね。

投稿: mami | 2006年7月19日 (水) 22時50分

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