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2006年5月15日 (月)

大丈夫?

長男Fがきのくに中学三年生になると、周囲の人たちから良く聞かれた。
「そろそろ受験ね、卒業したらどうするの?」

小学生のうちから子どもを寮にいれて、自由だかなんだか、変わった学校に入れてる、変な親子、のことが周囲の人たちは気になるらしい。

「高校資格は単位制高校で通信でとって、将来はギターでやっていくために、ギタースクールに行く」という話しをすると、「へえ、やりたいことがあっていいね」という反応は10分の1くらい。あとは「よく許したね」とか「大丈夫なの?ギターなんかじゃ食べていけないよ」とか「通信制高校じゃあ、昼夜逆転生活になっちゃうよ」などなどの反応。

私も夫も、Fがギターでやっていきたい、と言ったとき、彼はセンスがあると思っていたし、14才でやりたいことを見つけたことがうれしくて、できるだけの応援はしたいと思った。それに、やりたいこともないのに普通の高校にはいって、朝早くうちをでて、夜遅く帰ってくる、ということになったら嫌だな、と思っていた。(当地は郡部なので、市内の高校に行くためには6時くらいの電車に乗らないといけないのです。)

そんな私たちだったから、周囲の反応に、あらためて「へえ〜、フツーの人って、そういうふうに思うんだ〜」と再認識した。

毎日高校に行かなくてもいいから、先日の川畠成道さんのコンサートにも、昼間出かけることができた。CDに聞きほれている私に、Fは、「やっぱり生で見て、聞くのがいいよ」という。感性豊かなこのときに、彼がこういう時間を持てることがとてもうれしい。

きのくにのスタッフも、「Fくんのギターを聞いたとき、Fくんはギターから世界へ、人の中へ入っていくのだと思いました。」と寄せ書きに書いてくれた。子どもの選択を、認め、応援してくれている。

5月に入ってから、週に1,2回、イタリアンレストランでバイトも始めた。今日はギターのレッスン、今日はオフだから練習と高校の課題をする、今日はスクールに泊まり込んでソルフェージュのレッスン、今日はバイト、今日はコンサート、と毎日自分でスケジュール帳を見て動いている。私は口を出す必要がない。

夕食どき、「今日のレッスンは新しいところで、大変やった」とか「今日は忙しかった〜。お客さんが並んでるんで〜。皿洗いが間に合わんくなりそうやった」などなど、その日の話しを聞くのが楽しい。

若くてエネルギーあふれる時に、ずーっと机に向かうか、はちゃめちゃの部活漬け。「大丈夫?」って聞きたいのは私のほうだ。


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