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2006年5月 4日 (木)

しつけの思い出

実家に帰っていろいろ思い出しました。

私の父の教育方針の一つに、「絶対に嘘をつくな」というのがありました。どんな小さな嘘でも、こっぴどく怒られたなあ。小学生の頃のある晩、姉と二人でこっそり夜更かしして遊んでたら、二段ベッドの上から目覚まし時計を落としてしまって、深夜に大音響。となりの部屋の親が目を覚ましたらしく、「何をやってるんだ!」。とっさに私は、「勉強してて、本を落としちゃった〜」と答えました。親は私が勉強しているのが一番うれしいようだったので、こう言えば怒られないと思ったのです。子どもの浅知恵ですね。

父はおかしいと思ったようで、部屋までやってきて、落ちている目覚ましを急いで拾い上げようとしている私を発見してしまいました。「なんで嘘をつくんだ!」と、父の怒ること怒ること。お尻をこっぴどく叩かれました。

でもね、私、「嘘ついちゃいけないんだ」と思うより、「なんでばれちゃったんだろう」「今度はばれない嘘にしよう」って思ったんです。その後、成長するとともに、嘘も上手になって、「ばれない」嘘をいっぱいつきました。

父は厳しくすることで自分の教育方針を子どもに叩き込もうとしたけれど、私の心には響かなかったようです。

もし父が、「お勉強頑張るmamiちゃん」じゃなくて、「そのままのmamiちゃんまるごと」を愛してくれていたなら、嘘をつく必要なんてなかっただろうし、もし一度ついたとしても、「お父さんはお前に嘘をつかれて悲しいよ」と寂しそうに言われたなら、もう二度と嘘はつかなかっただろうな、と思うのです。

そんなことを思い出しながら、父のお墓参りをしてきました。

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