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2006年5月12日 (金)

ヴァイオリニスト 川畠成道さん

ヴァイオリニストの川畠成道さん、ご存知でしょうか?私が説明するより、まずHPをご覧ください。
http://www.narimichi.jp

私は最近知りました。三月末頃の朝日新聞の日曜版で、川畠さんの大好きな本、ということでシャーロックホームズシリーズが取り上げられていて、そのときは、次男にホームズを勧めようと思って記事を切り抜いたのです。8才のときに飲んだ風邪薬がもとで、視覚を失い、その入院中に読んでもらったのだそうです。そして、退院後、将来目が見えなくても続けられるものを、ということで、ヴァイオリンの道に進んだということが書いてありました。

それから数週間後、福岡でコンサートが開かれるという記事が目にとまり、本日長男Fが聴きに行ってきました。往復4時間かけて。

「すごくよかったよ。ヴァイオリンは音が高くて疲れるときがあるけど、今日のは全然そんなことなかった。お母さん、今度は絶対聞きに行ったほうがいいよ。」と言っています。

私はCDを聞きましたが、すばらしいです。生でないのに、胸があつくなります。そのCDジャケットに、すてきな文章が書いてありました。ご紹介します。

【動乱の時代を経て、平和を取り戻したベルリンでこのCDの収録を行った。究極の美の理論で創り上げられた、そして私が心から愛してやまない作品を、荘厳な雰囲気で包み込んでくれた歴史あるエヴァンゲリッシュ教会で、心の底から表現してみたつもりである。

難解に感じられる部分も、もしかしたらあるかもしれない。しかし、そのような気持ちを含めた、このCDを聴きながら感じた全ての感情を、大切に心に留めておいていただきたい。一見無関係に思える、そうした人の自然な感情が、無味乾燥で混沌とした時代を変えて行くと私は信じる。未来は私たちが創り上げて行くものなのだから。】

ーJ.S.バッハ/B.バルトーク 『シャコンヌ』  録音に寄せて、川畠成道

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コメント

こちらでは、はじめまして!
テクニック的には非の打ち所の無い演奏でも、心に響かないという事がありますし、それが無いと伝わらないという事もあります。演奏者の人間性が演奏に出ているのでしょうね。川畠成道さんのCDを探したいと思います。

投稿: なかた | 2006年5月13日 (土) 10時41分

なかたさん、こんにちは。
昨日文章を載せた『シャコンヌ』は、実は、レコード屋さんで試聴ただけで、まだ買ってないんです。文章がとてもよかったので、その場で手帳に書き写しました。(レコード屋さんごめんなさい。今度行ったら買います!)

今、うちにあるのは、昨日会場で息子が買ってきてくれた、『歌の翼に』というデビューアルバムです。なんかね、最初から胸にぐっとくる響きなんです。現在6枚のCDがでているようですよ。

投稿: mami | 2006年5月13日 (土) 20時16分

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