2009年7月10日 (金)

海外研修へ出発

今夜関空から、きのくに国際高等専修学校の2年生は、イギリスに旅立ちます。

きの高の二年生は、約1ヶ月の海外研修が必修なのです。

行き先はイギリス。だいたい半分が旅行、半分がキルクハニティに滞在しての授業、となります。


ちょっとスケジュールを見てみます。

最初の8日間はスコットランド周遊で、スターリング見学、次の日はグレンコーでトレッキング、あとは、スカイ島、インヴァネス、アーガイル半島、キンタイア半島周遊。宿泊は、現地のユースホステルです。

どこに行くとか、どんなルートで、というのも、みんなでミーティングをして決めていきます。YHの予約も、電話やメールで、生徒たちがします。もちろん、英語で。


そしてスコットランド周遊のあとは、2週間キルクハニティに滞在して、英語の授業を英語で受けます。

きのくにからの引率の大人は3名。現地にもスタッフがいるので、英語の授業やその他の活動のサポートをしてくださいます。


残り一週間はヨーク、リバプール、ウェールズ、コッツウオルズなどを周り、ロンドンでは二日間ミュージカル鑑賞、そして帰国、となります。


いいな〜。スケジュールを見ている私まで、ワクワクしてきます。


でも、行く前に、レポート提出、が課せられているのです!

行った後にももちろんレポートを書くのですが、行く前にもっていうのが、すごいですね〜。鍛えられます。

二年生になったとたん、生徒がつくるお便りに、「レポートが終わらん」「レポートが大変」ということばが増えてきて、「ああ、みんな苦労してるなあ」と思っていました。


昨日Nに電話して、「レポート終わった?」と聞いたら、「やっと、おととい終わった」とのこと。

出せばいいというものではなく、担当の大人が読んでOKがでないとだめなんだそうです。「大変だった」と言いながら、なんとなく、声が力強かったです。自信になったのかな?

「知りたいことやったけん、○○さん(担任)にもアドバイスもらって、書いた」とのこと。


そして、ギター好きのNが、一ヶ月もギターを弾けないので、どうするのかと思ったら、「読書する」というので、これまたびっくり。

「ハリーポッターの英語版持って行くんだ。もう、4、50ページ読んだよ。で、機内では、“オオカミ族の少年”読むつもり」と、しっかり考えているのです。


ちゃんと自分で考えているんだなあ。


帰国は8月8日の予定です。

レポートのこと、旅行のこと、授業のこと、ミーティングのこと、い〜っぱい聞いちゃおう!で、ここでまた、書きますね!

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2009年7月 9日 (木)

メール復旧・・・かな?

ただいまメール復旧いたしました。お騒がせいたしました。←と先ほど書いたのですが、いまいち不安定です。もしメールをお送りいただいて、3日以上たっても私から返事が来ない場合は、その旨、コメントしてください。

なお、これまでにメールを送ってくださった方で、私から返事の届いていないかたがいらっしゃいましたらご連絡ください。必ずお返事しています。

普通のメールでも迷惑メールにまぎれる場合が多く、これまで、「迷惑メール」に分類されたものは、一日で削除される設定になっていました。なので、消えたメールがあるかもしれません。

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2009年7月 8日 (水)

メール不具合のお知らせ

プロフィールページからメール送信ができるようになっているのですが、ただいま不具合が生じまして、受診できません。6日までは受診できていたと思います。治り次第ご連絡いたしますので、それまで、メール送信はお待ちください。(他のアドレスをご存知のかたは、そちらをお使いください。)

なお、コメントは送れるようです。

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2009年7月 4日 (土)

南アルプス子どもの村小学校

南アルプス子どもの村小学校が、今年10月に、いよいよ開校です!

8月にはサマースクールも開かれます。

詳しいことは、ホームページをご覧ください。

http://www.kinokuni.ac.jp/nc/html/htdocs/index.php

南アルプスのページ、開校準備の様子が載っていて、とてもよい雰囲気です。見てるだけで幸せな気持ちになります。

きっと、ここで、また、幸せな親子が増えるんだわ〜!


現在、ほとんどの学校は、教師中心であり、みんなが一斉に同じことをやらなければならないところです。私には、とても息苦しい場所でした。「学力」は記憶の量ではかられます。


子どもの村では、子ども中心。子どもたちがいろいろなことを決めるのです。一人ひとりの違いや興味が尊重されるので、子どもたちは、自分も他の子のことも尊重できるようになります。

教師は権威にすがるのでなく、子どもたちの心に寄り添い、受け入れ、子どもたちが楽しく活動や学習できるために必要なことを考え、用意してくれます。忙しくても、子どもたちのためによいことを、と考えて、走り回っている様子をみて、子どもたちは、自然と学校の大人を信頼し、尊敬するようになるのです。

「先生」と呼ばなくたって、タメ口で話したって、敬意をはらっているのです。


こういう学校のほうが多い社会になってほしいものです。


でも、学校をつくるって、ほんとうに大変なんだと思います。たぶん、私なんかが想像もできないくらい。

せめて私にできることは、伝えること、そして、あとは・・・。


この間、すてきな髪留めを見つけて、「買おうかな」と手にとったけど、やめときました。なくたって、困らないもんね。

その分、それを「買ったつもり」で、「きのくに貯金」にためておきましょっとyen


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2009年6月27日 (土)

大盛況!

今日は、北九州子どもの村小学校で、掘真一郎さんの講演会がありました。

すご〜い!ほぼ満員御礼の、大盛況。

聞くところによると、山口県とか広島県とか、けっこう遠くから来られたかたもあったようです。

そして、うれしかったのは、北九州子どもの村小学校の保護者さん、全員参加されていたこと。(全員と聞きましたが、違ってたら、ごめんなさい。)やっぱり、「子どもを入れて、終わり」でなくて、親が自ら自由教育のことを学んでいかないと、もったいないですものね。


講演会後は懇談会があったので、参加してきました。

ここで、また、よい話しが聞けました。

最後のほうで、保育園の幼稚園の教頭先生(たしか、教頭、と聞こえたのですが・・・)をしていらっしゃるかたが、質問されました。

「今日見せていただいた幼児教室のおもちゃづくり、さっそく取り組みたいと思います。つきましては、まず、何から始めればよいでしょうか?」

(幼児教室のおもちゃづくり、に関しては、掘真一郎著『ニイルと自由な子どもたち サマーヒルの理論と実際』のP.271〜289を参照のこと。)

堀さん、即座に、「缶下駄づくりがいいですね」とお答えになりました。缶下駄というのは、ジュースなどの空き缶にある程度の長さのヒモを通して、缶に足を載せ、ヒモを持って歩くおもちゃです。

以下、堀さんの説明を、メモを便りに書き起こします。(言葉通りではないことをご了承ください。)

(ただ、メモを取ろうと思ったら、ペンをバッグの中に置き忘れたことに気づき、後ろのテーブルまでペンを取りにいったので、一部聞き逃しました。間違っている箇所ありましたら、どなかたフォローしてください。)


「缶下駄づくりがいいですね。とにかく、いろんな大きさの缶をたくさん用意します。そこから同じ大きさの缶を二つ見つけてくる、というのは、とても知的な作業です。

そして、缶に穴をあけるのも、まず、指であけようとする子がいるんですが、そういう子は一番賢い子ですね。

でも、指ではあけられませんね。でも、やってみるんです。

それで今度は、細い釘を持ってきたりするんですが、穴が小さすぎるとヒモが通らない。そういうことも、子どもがいろいろやってみます。ある程度、穴の大きさがないとダメだということも、試してみてわかってくるんですね。

それから、両側、同じくらいの位置に穴をあけるというのは、けっこう難しいですし、これが、円の直径と円周の基礎になります。

ヒモの長さを考えるのも難しいんですよね、結ぶ長さを考えないで切ってしまうと、できたときにはすごく短くなってしまうし、長すぎると缶に乗ったとき、ヒモが、こんなところになってしまいますから。

でも、大人は何にも言わないんですよ。子どもが自分でやってみて、失敗しながら考えるんです。」


これはお話のほんの一部です。

こういうふうに考えられた教育なら、子どもたちは、ほんとうの意味で、賢い子に育つなあ。自分の頭で考えられる子に育つなあ、と思いました。


掘さんのお話って、講演会自体ももちろん、すごく勉強になるのですけれど、参加者が質問してくれて、それに対して答えてくれるとき、とっておきの話しが聞けるんです。堀さん、たくさん引き出しをお持ちですから。


今回、懇談会では、その、参加者が質問できる時間、というのがちょっと短かったかな、という気がしました。

その分、保護者さんたちの、熱い思いを聞けて、感動しているかたもいらしたと思うのですが、せっかく堀さんがいらっしゃる時間なのですから、一般の参加者さんと、もっと話しをしてもらいたかったな、と思いました。

実際私も、終了後、一般の参加者のかたに質問されたことがあったので、スタッフのかたへ橋渡ししましたが、他にもきっと、中学校設立のことや、実際の学校生活等、堀さん、校長、スタッフに、聞きたいことがあるかたも多かったのでは?


それにしても、北九州子どもの村小学校があるおかげで、私も、掘さんの話しが聞けるチャンスが増えて、ありがたいことだなあ。9月も楽しみです!


そうそう、わざわざ和歌山からかけつけてくれた、きのくにの保護者さんもいらっしゃいました。北九州に9年間住んでいたことがあるということで、お友達も何人か一緒に。

彼女も「体調の悪いときでも、きのくにに行くと元気になる」とおっしゃっていましたが、それ、ほんとうに、気持ちわかります。きのくにに行くと、なんか笑えてくる。元気になる。

北九州もそんな場所になりました。

子どもにも大人にも、幸せな場所がまた一つ増えて、うれしいかぎりです。

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2009年6月24日 (水)

子どもの心にふれる

少し前の話題になりますが、熊本の小学校教師が、小学二年生の胸ぐらをつかんで壁に押し当てて叱った行為が、体罰にあたるかどうかの訴訟で、最高裁は「体罰ではない」という判断を下しました。(最後に読売新聞の記事を記載しておきます。)


ネットでみる限り、「体罰でないのは当然だ」「言ってもわからないんだからしょうがない」「そもそも教師を訴えるなんて、モンスターペアレントだろう」という意見が多く、うんざりしていました。


どうしてみんな、子どもを力で押さえ込みたいの?
怖がらせて言うことを聞かせて、それで満足なの?
恐怖からおとなしくなった子どもは、何が悪かったか、ほんとうに理解できているの?


下記に記載した読売新聞の記事には書かれていませんが、そもそも、男児が女の子を蹴って、それを教師が注意したところ教師のお尻をけったため、胸ぐらをつかんで壁に押しあて、「もうすんなよ」と言った、ということなのですが、どうしてその男児は女の子を蹴ったの?どうして注意されても教師に反抗的な態度をとったの?


男児の心にふれないと、ただ、脅かして、言うことをきかせても、後々もっと大きな問題になると思うのです。


たしかに先生たちは、毎日とても忙しくて、子どもたちの、個々の背景や家庭の問題に目を向ける時間がないのかもしれないけれど、そのことが一番問題なのではないですか?


教師はただ、勉強を教えるだけでよいのですか?問題行動をする子は、どなりつけ、脅し、殴って言うことをきかせて、とりあえずその場だけおとなしくさせておけばよいのですか?(たぶん、そうなんでしょうね。)


「言ってもわからない子どもには、手を上げるのも当然だ」という考え、しょっちゅう耳にして、もう、イヤになります。


誰だって、理由もなく、荒々しい行為はしませんよ。


大人だって、例えば、夫婦喧嘩したときには、なんとなくイライラして、普通だったら、寛大なところが、その日は妙に腹が立ってしまった、ということ、あるじゃないですか。


仕事上でうまくいかないことがあって、家に帰ってから、夫や妻、子どもに当たってしまった、ということ、ありませんか?


「子どもだから言ってもわからない」、「子どもだから力で押さえつけて言うことをきかせてもよい」なんて、そんなこと、ないですよ。子どもの言動にも、ちゃんと、理由や原因があるはずです。そこを見ないでどうするの?


新聞報道だけではわからないですが、とにかく、体格も倍以上大きな教師が、小学二年生の胸ぐらをつかんで壁に押しあてて怒鳴りつけるって、それは、教師の資格がないと思います。


そういうと、必ず、勝ち誇ったように「親のしつけができてないくせに、教師を訴えるなんて、親のほうがモンスターペアレントだ」という人がいるのですが、どういう親なのかは、別問題です。

それに、こういうときに使われる「しつけ」ということば、どういう意味なんでしょう。「人を蹴ってはいけません」と教えることが「しつけ」ですか?よくないことは、たいていの人がわかっていることでしょう。わかっててもやってしまった、その、心にふれないと、根本は解決しないのです。


もし、子どもの情緒を不安定にさせるような親なら、それはそれで別の対処が必要です。教師が子どもを怖がらせて指導してもよいかどうかとは、全く別の問題です。


それにしても、あちこちのブログ、サイトでみかけるのですが、このような話題がでると、「子どもは厳しくしつけるべし」「子どもは動物と同じ。たたいてしつけるべし」という人が、生き生きとコメントしてくるんですよね。


最初は「またか」と思って、ゲンナリだったけれど、最近は、「ああ、この人たちも不幸せなんだな〜」と痛々しくなってきます。ものすごく、何かを憎んでいるような、何かに腹をたてているような感じなんです。とにかく「子どもを殴りたい!」という雰囲気が伝わってくるのです。自己肯定感がないんですね。


あの記事を読んで以来、ずっと気になっていて、書きたかったので、今、書きながら、ちょっと感情的になったかな、私。


4月28日11時30分配信 読売新聞

 熊本県本渡市(現・天草市)の市立小学校で2002年、男性の臨時教師が小学2年男児(当時)の胸元をつかんで壁に押し当ててしかった行為が、体罰にあたるかどうかが争われた訴訟の上告審判決が28日、最高裁第3小法廷であった。

 近藤崇晴裁判長は「行為は教育的指導の範囲を逸脱しておらず、体罰ではない」と述べ、体罰を認定して市に賠償を命じた1、2審判決を破棄し、原告の男児の請求を棄却した。

 学校教育法は教師の体罰を禁じているが、教師の具体的な行為が体罰に該当するかどうかを最高裁が判断した民事訴訟は初めて。

 判決によると、教師は02年11月、校内の廊下で悪ふざけをしていた男児を注意したところ、尻をけられたため、男児の洋服の胸元を右手でつかんで壁に押し当て、「もう、すんなよ」と大声でしかった。男児はその後、夜中に泣き叫ぶようになり、食欲も低下した。

 判決は「悪ふざけしないよう指導するためで、罰として苦痛を与えるためではなかった」と認定。原告側は上告審で「恐怖心を与えるだけだった」と主張したが、判決は「教師は立腹して行為を行い、やや穏当を欠いたが、目的や内容、継続時間から判断すれば違法性は認められない」と述べた。

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2009年6月23日 (火)

自分の子どももきのくにに行かせたい

19日の金曜日、Nが帰ってきました。

長期一斉帰宅、といって、普段家が遠いため、土日も寮に滞在する子どもたちも、この週末は全員家に帰るのです。

で、土曜日は一日バイト。無駄なく働き、稼ぎます。

で、オーナーと学校の話しになって、

「Nくん、自分に子どもができたら、やっぱり、きのくにに行かせたい?」と聞かれたそうです。

Nは、
「うん、もちろんきのくにに行かせるよ!」と言ったそうです。

うれしいなあ。


さて、27日、北九州子どもの村小学校で、学園長の堀さんの講演会があります。

多分、バイトするんだろうな、と思っていたけど、一応Fに、「堀さんの講演会あるけど、どうする?」と聞いてみたら、「そういえば、俺、堀さんの講演って、しっかり聞いたことないから、行ってみようかな」ということで、Fも行くことになりました。

しかも、友だち、というか、彼女(かな?)も一緒に!

その彼女には、きのくにの話しもけっこうしたそうで、「いいなあ、私もそういう学校に行きたかったなあ」ということでした。


行った本人が愛する学校。

きのくにを選んでよかったな〜。
あのとき決断して、よかったな〜。

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2009年6月18日 (木)

サマースクールの魅力

先日サマースクルのご紹介をしましたが、なんせ、我が家は参加したことがないので、いまいち実感を込めて書くことができません。絶対楽しいことはわかっているのに、十分表現できないもどかしさ。

と、苦しんで(?)おりましたら、まあ、YOKOさんが、なんともすてきに紹介してくれているではありませんか!
みなさま、どうぞこちら↓お読みくださいませ。

http://ameblo.jp/yoko-do/entry-10280899736.html

YOKOさん、ありがとうございま〜す。happy01

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2009年6月16日 (火)

サマースクール

サマースクールの予定がすべて決まり、すでに募集が開始されています。

きのくに子どもの村小学校・中学校
かつやま子どもの村小学校・中学校
南アルプス子どもの村小学校
北九州子どもの村小学校

各学校、魅力的な活動が用意されているようです。日程等、詳しいことは、各学校のHPをご覧ください。

きのくに子どもの村のHPトップには、すべての学校の情報が出ています。

ウインタースクールや雪祭り、冬祭りなども企画されていますので、夏も、冬も楽しめますね!


それから、忘れてならないのが、きのくに国際高等専修学校のオープンキャンパス。9月と11月の二回、実施されます。大学生並みの?いえ、それ以上の?いえ、もっとユニークで、深い授業を体験できるのではないかと思います。

Nも、オープンキャンパスに参加して、その充実度に惹かれ、きの高進学を決めたということでした。


11月21日(土)には、教育シンポジウム『自由学校子どもサミットー高校生編』も開かれます。こちらも期待できますね〜。私はすでに、医院を休診にして、このシンポジウムに行く予定にしています。


すべての学校の連絡先、サマー&ウインタースクール、シンポジウム、等々の日程が載ったものがありますので、HPで調べるより、とりあえず予定を見てみたい、という方はご連絡ください。ファックスでお送りします。

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2009年6月12日 (金)

あぶなかった〜

昨夜、ほんとに、死ぬかと思いました。


夜、台所で立ったまま(というのも、行儀の悪い話しですが)、クッキーを食べ、お茶を飲もうとしているところに、Fがおかしいことを言ったので、笑ってしまい、お茶で湿ったクッキーが気管に入ってつまってしまったのです。

普通だったら、むせて、咳をして、苦しいけどすぐ治まるところが、昨夜は、咳はでない、息が吸えない、息が吐けない、という、非常事態になってしまいました。


「やばい」と思い、あっけにとられて見ているFに、「お父さん呼んで・・・」と、なんとか声を絞り出しました。

夫が来るまでの数秒で、なんとか少し息ができたような感じで、ヒューヒューと喉の奥から音がでてきて、私は流しにうつむいて、必死に咳をして、つまったものを出そうとしていました。


で、「どうしたん?」と、のんびりやって来た夫が、この「ヒューヒュー」を聞いて、「息つまってるやん」と、即座に、思い切り背中をたたいてくれました。

それで、助かった〜。

しばらく涙流しながら、咳をし続けましたが、ほんとに、「ああ、助かった」と実感しました。息ができるって、こんなに幸せなことなの〜?


夫は、「Fが、“お母さんに、なにか入った”って呼びにくるから、何かと思ったよ」と言い、Fは、「お母さん、いつもおおげさやけん、あんなに大変なことやとは思わんかった」と言うのです。はい、確かに。


こうやって書いてみると、かなり情けない失敗談ですが、誰にでも起こりうることです。こんな場合の対処法、家庭でみんな、心得ておくほうがいいですね。

まず背中をたたく。小さい子どもだったら、足をもってさかさまにする。

掃除機で吸い込む、っていう方法もあるみたいですが、うまくいくのかなあ。

で、夫が言うには、ほんとに息がつまって、顔が青くなって気を失うまでになったら、気管を切開するしかない、っていうのですが、そんなこと、恐くてできないよ〜。


ああ、まだ喉が痛いです。でも、生きててよかった!


みなさまも、お気をつけください。


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2009年6月 9日 (火)

新版 ニイル選集

【問題の子どもというものは決してない。あるのは問題の親ばかりだ。

これは、完全な真実とはいえないかもしれない。しかし、ほとんど完全な真実といってよい。たいていの場合、子どもが問題の子どもになるのは、親が子どもとは何かを理解していないからである。そうでなければ、親自身が自分を理解していないために、問題の子どもが生まれるのだ。】 『新訳 ニイル選集 2 問題の親』より

『問題の親』の、この冒頭部分が、特に好きです。


この本を初めて読んだのは、確か、1999年の秋頃だったかな。その年の7月にきのくにに見学に行って、掘さんに恋に落ちて(?)、息子たちもきのくにが気に入って、転入希望の申し込みをして、以来、きのくに、ニイル関係の本を読みあさりました。


その中で、特に気に入って、何度も読んだのが『問題の親』。


ぐさっとくるタイトルだけど、子どもを叱り飛ばしてしまうのも、すぐイライラするのも、それは子どもが悪いんじゃなくて、私のほうに問題があるのではないか、ということに、なんとなく気がついていたので、受け入れやすかったのかもしれません。


読み終わった当時、なにをどう受け止めたのか、はっきりとは覚えていないのですが、自分の「無意識」の存在を、強く意識したことを覚えています。


子どもに対して、すぐイライラしてしまい、支配的になってしまう自分が、ほんとうは、自分自身に腹を立てていることがわかったのです。私は自分のことが嫌いだったのです。

子どもの頃から「おりこう」で、きちんとしていて、賢い子。そんなふうに育てられ、見られてきた自分が、なんとなく苦しくて、でも、やっぱり、子どもには、そういう理想を求めてしまっていました。だから、その理想からはずれると、なんとなく不愉快になってしまうのです。


2000年9月15日の日記には、こんなことが書いてありました。Fがきのくに転入半年後のことで、4年生のときのことです。工務店というプロジェクトに入っていました。


「四季工務店。(*工務店というプロジェクトで子どもたちがつくった本)Fくんの文章は二つしかない。しかもそのうちのひとつは口で言ったものを○○(担任)が書いてくれたそうだ。それを聞いて不甲斐なく思う私。まだまだだね。どうしたらいいのか・・・。」


今なら笑えるんですが、当時は、「すばらしい文章をどんどん書く子」っていうのが理想で、でも、きのくにに出会って、ニイルの本も読んで、自分のほうがおかしいんだ、ということもわかり始めてて、でもやっぱりすぐには変われない自分が情けなく・・・という状態だったんですね。


ニイルの本を読んでから、子どもの心理、というものに、深い関心がいくようになりました。


2001年3月3日の日記より (Fが5年生 Nが3年生のとき)

「寮に電話したが、子どもたちはかえって寂しくなってしまったみたい。かけなきゃよかった。子どもって、“声が聞けてうれしい”なんて思わないものなんだ。」

*この日は土曜日で、長期中の週末なので、ほとんどの子が帰宅してしまって、閑散とした寮になるのです。現在は長期滞在生も増えて、にぎやかな週末のようです。


なんとなく、自分(親)の満足よりも、子どもの気持ちを考えようする姿勢がみられます。←自己評価(?)


『問題の親』の153ページのこの部分↓にも、しっかり付箋がはさんであったので、多分、当時、こういうところにも目を開かされて、私もだんだん変わってこられたのかなあ、と思います。


【生徒の母親の一人から手紙が届いた。家から学校にもどって一週間にもなるのに、まだ何の便りもない、というのである。母親は、「どうか、毎週何曜日と日を決めて、手紙を書かせるようにしていただきたいのです」と書いてきた。今夜、私は次のように返事を書いた。

「しかし、なぜなのでしょうか。どうして、自分の意志で書いたものでもない手紙を、そんなに大事にされるのですか。それでは、どうしてもウソの手紙にならざるをえません。お子さんが自分から進んで手紙を書こうとなさるまで、しんぼう強く待っていただくよりほかはありません。」

私は、これまでずっと次のように大声で叫んできた。もうそろそろいやになっている。

「どうか、お願いですから、子どもさんにあるがままの子どもでいさせてあげてください。子どもは、自己中心的なエネルギーのかたまりなのです。自分のしたいことに熱中しています。お母さんやお父さんを喜ばすために、偽善的なことをする余裕はないのです。」】


ニイルさん、すごい。こんなふうにど〜んと、はっきり書くことろこが好きです。(本の中でも太字なんです!)そのうえ、同じような話しを掘さんの講演会でも聞いていたので(この話しはまた後日)、すごく説得力がありました。


本の中には、目からウロコが落ちるような話しがいっぱいです。私が買ったときは、一冊4200円だったのですが、お手頃価格で、出ました!『新版 ニイル選集』 黎明書房さんから。

全部で5冊ありますが、1冊2520円〜2940円ですので、ずっとお求めやすくなっています。


子どもの心を深く理解するには、必読です。実は、私も、全部は読んでいないので、持っていないもの、発売され次第購入しようと思っています。


刊行の案内チラシが、昨日、きのくにから届いたので、お知らせまで、宣伝文、載せておきます。

【ニイルの思想を学び、子どもと共に笑う幸福な教師になろう!

ー最もよい教師は子どもと共に笑う。 最もよくない教師は子どもを笑う。 (A.S.ニイル)

今日の困難な教育状況を救う、愛と自由と創造の教育を貫いたサマーヒル学園の創設者、ニイル(1883〜1973年)の教育思想のエッセンスを5巻に集約。
*本選集は、1995年に刊行された『新訳ニイル選集』(全5巻)の新装・普及版です。】


5巻とは、『1 問題の子ども』『2 問題の親』 『3 恐るべき学校』『4 問題の教師』『5 自由な子ども』です。

『問題の子ども』は刊行済み、『問題の親』は6月刊行予定、他は、順次、10月までに刊行予定です。

「愛と自由と創造の教育」っていいですね〜。黎明書房さん、ありがとうございます!

あ、そうだ、これらのニイルの本は、きのくに子どもの村学園の掘さんが翻訳しています。すごいな〜。
堀さん、ありがとうございます!

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2009年6月 6日 (土)

掘さん講演会 in 北九州

6月27日(土)13時30分より、北九州子どもの村小学校にて、学園長の掘真一郎さんの講演会が行われます。

テーマは『創造的な子どもに育てるー伸びる子と伸びにくい子』

三歳以上のお子さんであれば、託児も可能です。ただし、定員がありますので、必ず事前にお問い合わせ、お申し込みをしてください。


5月31日の大分での講演会も、同じテーマで話しをしていただきました。掘さんが、大阪市立大学で教鞭をとっていた頃に主催していた、幼児教室での話しです。

これは、本当に、何度聞いてもよい話しです。だって、一度聞いて、ほお〜っと、目からウロコ、でも、日常に帰ると、子どもに対する言葉かけが普通(?)に戻っちゃってるんですもの。

やっとここ1〜2年、ぎりぎりの時間にでかけるFに、「バスの時間まで、まだ10分あるね。気をつけていってらっしゃい。」と言えるようになりました。

以前は、「ひええ〜、もう10分しかないじゃん!」と叫んでましたから・・・。


それにしても、子どもがもっと小さいときに、掘さんのお話し、聞きたかったなあ。


大分講演を聞き逃した方はもちろん、一度聞いたかたも、ぜひぜひ、お聞きください。子どもに対してだけでなく、夫婦間、仕事上、すべての人間関係にとって、大切なお話だと思います。


それから、北九州子どもの村小学校がある、平尾台、というところは、鍾乳洞がたくさんあって、カルスト台地の、それはそれは美しいところです。一日家族旅行にも、最適で〜す!

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2009年6月 2日 (火)

コーヒーの木と子ども

南アルプス子どもの村小学校(2009年10月開校予定)のパンフレットに載っていた、掘さんの文章です。


【コーヒーの木の鉢植えを見ていてつくづく思う。

コーヒーの葉がつやつやと美しいとき、
コーヒーの木は確実に成長している。

コーヒーの木が成長しているとき、
コーヒーの葉はつやつやと美しい。

子どもの村の子どもたちを見ていてつくづく思う。

子どもたちの笑顔が明るく美しいとき、
子どもたちは確実に成長している。

子どもたちが成長しているとき、
子どもたちの笑顔は明るく美しい。

子どもの村の子どもたち、
こんな毎日をほんとうにありがとう。】


うわ〜ん、なんだか泣けてきちゃいます。こんなまなざしで見守ってもらって、子どもの村の子どもたちは、ほんとうに幸せです。


さて、31日の大分での講演会は、大好評でした。おいでくださったみなさま、どうもありがとうございました。直接話しを聞かれたかたは、「コーヒーの木と子ども」の文章が、掘さんの気持ち、そのまんま、だということがおわかりになるでしょう。

子どもを託して、なんの心配もない、そういうかたなのです。

そして、他のスタッフも、いつも子どもの心に寄り添ってくださる、そういうかたがたです。


講演会後のアンケートに、「日本にもこんな学校があることを知って、安心しました」とのことばがありました。うれしいことばです。

でも、まだまだこんな学校は圧倒的に少ないです。

せっかくできた北九州子どもの村小学校を、ますます盛り立てて行きたいです。幸せな親子が増えますように!

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2009年5月23日 (土)

北九州子どもの村小学校ー追記あり

先日、堀さんの講演会情報が新聞(県内版)に掲載されました。

欄はスペースに限りがあるので、掘さんの肩書きは、「北九州子どもの村小学校 学園長」だけしか書けませんでした。

ここのところ、「北九州子どもの村小学校」で検索して、当ブログにおいでになるかたが急増していますので、たぶん、その新聞情報から、「どういう学校?」と思って調べてくださっているのではないでしょうか。

ただ残念なことに、今現在、「北九州子どもの村小学校」のホームページは更新中なので、見ることができません。検索してくださったかたがた、大変申し訳ありません。

北九州子どもの村小学校HPがアップされました!
http://k-children.jp/


下記の、「ひらおだいはGrande!ー北九州ー」でも学校の様子を見ることができます。ご参考にしてください。

http://blog.goo.ne.jp/quattro-stagione-collina/


2006年4月、北九州に「ひらおだい四季の丘小学校」が誕生しました。この学校は、きのくに子どもの村学園の理念に感動した人たちが作った学校です。

2009年4月からは、きのくにの姉妹校となり、より自由主義教育の理念を明確にした学校へと進化しています。


私の息子たちが小学生の頃は、自由教育を選ぼうと思えば、きのくに子どもの村学園のある、和歌山へ行くしかありませんでした。

それが今では、福井県にも、山梨県にも、長野県にも、そして、北九州にも広がっています。


Fが小学校卒業のとき、「きのくにのような学校が世界中にできてほしいです」と言ったことばが、少しずつ、ホントになりそうです。

まだまだ知らない人の多い自由教育という概念、そして、北九州子どもの村小学校、多くの人に知ってもらいたいです。

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2009年5月22日 (金)

ニイルに学ぶ

きのくに子どもの村学園のなかに、「きのくに教育研究所」という部署(といっていいのかな?)があって、冊子を出版したり、シンポジウムを企画したりしています。

今、私が読み返しているのは、その、「きのくに教育研究所」が1999年に出版した『ニイル研究ー特集・ニイルに学ぶ』という本です。

この中には、現在きのくにのスタッフをしている方々の文章も載っています。正直な言葉の数々に、「ああ、こんなふうにして、ニイルを学んで、子どもたちと接しているから、きのくには、あんなにあったかいんだなあ」と思いました。

現在も、学園内での研修や、イギリスへの研修旅行などで、スタッフは研鑽を積んでいます。


『ニイル研究』の中から、すてきな文章、少し抜粋します。


【ー前略ー 学生時代、教育というのは、教師から子どもに与えなければならないものだと信じていた。子どもが大人によって準備されたものを、とにかく退屈しないで、忙しく取り組む姿。休みなく鉛筆を走らせ、手を挙げたりして活発にのぞむ姿が見られる授業。

こういう授業を教師はしたいと考える。そして、何もしないでいる子は注意をする。それは怠けであり、学校ではいけないことであるはずだからである。

しかし、クラスの中には、みんなと同じペースで進められない子がいて、どうしても時間を持て余す。楽しい活動をする時でも、生き生きした子どもの後ろには、参加できない子、フラフラしている子がいる。

私は、こうした子は、どうしたら生き生きと授業に参加してくるのだろう、と考えていた時期があった。

堀さんと共に参加した旅行で、サマーヒルへ行った時、ゾーイが言った。

「フラフラしている子、何もしない子はサマーヒルにもいます、でも、私たちは、『何もしない』という、そのことに意味があるのだと考えています。」

私は、「何もしない」ということは、進歩や成長がない、ということだと思っていたが、何もしないことを、成長の一つ、もしくは成長の過程なのだと考えると、心の中にあったモヤモヤしたものが吹き飛んでいったような気持ちがした。


教師は皆、子どもが活発であったり、意見を言ったり、文章をたくさん書いたりするのを見て、安心するはずだ。そうでない子がいると、焦ってしまう。

しかし、今、ここにいる子の気持ちが熟していなければ、どんなに楽しい活動を用意しても、子どもには響かないのだ。その時、教師は無力である。子どもに猶予を与え、待ってあげることこそ必要とされる場合だってある。

きのくにでの5年間で、ニイルの言うように、教育というのは焦ってするものではなく、子どものそばにいて、気長に待つことが大切だということ、そして、今まで家庭において、また、学校において、自分自身であることを許されなかった子にとってはなおさら、たくさんの時間を与えてあげなくてはいけないということを実感した。】
(*ソーイさんはニイルの娘で、現在サマーヒルスクールを運営しています。)


この文章を書かれたスタッフには、うちの息子たちも大変お世話になり、ほんとうに暖かく見守ってもらいました。今思い出しても、じ〜んと、胸が熱くなることが、いろいろと浮かんできます。


他のかたのも、全部載せたいくらいなのですが、我慢して(?)あと一つだけ、抜粋します。


【“ニイル”を知ったのは8年前。運良くきのくにで働くことになってからだ。それまでは、全く知らなかった。

きのくにでニイルのことをいろいろ知ることができた。最初は、正直いってニイルのたくさんのことばを受け入れられないのではなく、どういうことなのか理解できなかった。

でも、8年きのくにで生活し、子どもと関わりを持って、少しはわかってきたように思う。

また、自分に子どもができてからもより一層、気をつけないといけないことや、もっと勉強しないといけないことに気づいた。例えば、日頃の会話の中で、可愛さのあまり、「パパのこと好き?」と尋ね、「うん、好き」と言うまで、平気で連発していた、その他にもいっぱいある。

こういう日常の平凡な会話でも、子どもに負担をかけることなど、ニイルやきのくにに出会っていなければ、何も気づかずに通りすぎてしまったことだと思う。 ー後略ー】


うんうん、と、うなずきながら読んでしまいました。私も、これまでの、子どもとの会話で、思い当たることがたくさんあります。


こういうニイルの思想をスタッフがしっかりと学んでいる学校って、なんて安心感があるんでしょう。


私もまだまだ勉強しなくちゃ!

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2009年5月18日 (月)

堀さん講演会まであと2週間!

5月初めに決まって、ばたばたと準備してきた堀さんの講演会。

思いつくところにはすべてチラシをお送りし、今週末には新聞2紙にも講演会情報として、載せてもらえる予定。やるだけのことはやった、と、少し安堵しています。

ちらほら参加申し込みが届き始めました。チョーうれしい!!


ご連絡くださったみなさま、どうもありがとうございます。


ところで、堀さんのこともきのくにのことも、初めて聞いた、というかた、ご参考までに、関連サイト、書籍をご案内いたします。

まずは「きのくに子どもの村学園」のHPがあります、そこには、堀さんの著書、その他関連書籍、サマースクールや講演会の日程なども記載されています。ぜひご覧ください。

当日は『自由学校の設計』を、販売する予定です。私がきのくにに出会うきっかけとなった本です。


それから、当ブログの右側【仲間】のところに、『ひらおだいはGrande!!ー北九州ー』というブログがあります。これは、北九州子どもの村小学校の保護者さんが書かれています。タイムリーに様子をかいま見ることができますよ。


もうひとつ、こちら↓は、『きのくに保護者のブログ』です。
http://kinokuni-hogosya.blog.so-net.ne.jp/

今年一年生で入学されたところのお母さんが書かれています。うちはもう、息子たちが大きくなってしまったので、小学校の情報がなかなか入ってきません。こちらのブログは、私にも昔を思い出させてくれて、新鮮な気持ちがよみがえります。


長男のFはもう卒業してしまったし、Nはきの高の二年生。もう、みんな、それぞれの道を歩み始めています。

私は、まず仕事は毎日のことで、もちろんちゃんとやっていくのですが、それとは別に、ライフワークとしてやりたいのは、きのくにの教育を広めることと、自然保護活動をすることです。

自然保護活動に関しては、また追々書くとして、なぜ、きのくにの教育に関わり続けたいと思うのか、ということを考えてみました。


それは、なんといっても、息子たちの成長を間近に見てきたから、というのがあります。そして、決定打は、Fがきのくに子どもの村中学校を卒業するときに言ったひと言です。

「おとうさん、おかあさん、きのくにを見つけてくれてありがとう。」


子どもが、行かせてくれたことを感謝したくなる学校、多くの人に、知ってほしいです。

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2009年5月16日 (土)

三原則と愛校心

この間の連休中の話しです。バイトさきでのこと。

Nがお客さんにお料理を持っていったら、ひょんなことから話しがはずみ、話題が学校のことになったそうです。

そのお客さんは、きのくにのことにとても関心を示し、帰り際、「君と会えてよかったよ!」と、背中をポンとたたいて行ったそうです。


その夜、学校のことをもう少し聞かせてほしいと、Nご指名でお店に電話があったのです!それで、お店も忙しくなかったので、10分くらい話したそうな。

Nも帰宅してから、「バイトときのくにがつながるなんてなあ〜」と、興奮気味に、話しをしてくれました。


私:「で、学校のことって、プロジェクトのこととか話したん?」

N:「うん、でもまあ、あんまり詳しい話しはできなかったけど、三原則のこととか・・・」

私:「えっ?三原則って、あれ?」

N:「うん、自己決定、個性尊重、体験学習、のこと」

私:「え〜っ?あんた、そんなのすぐに言葉にでてくるん?すごいね。」

と、驚いたことでした。


きっと、堀さんが折りにふれて話してくれていたのでしょう。高校生ともなると、しっかり受け止めていて、人に話しができるくらいになっているのですね。

そして、バイトから帰ってきたときのNのうれしそうな顔!人からきのくにのことに興味を持ってもらったり、「いい学校だね」と言われるのが、とてもうれしいのです。

自分が育った学校を、こんなに愛せるなんて、ほんとうに幸せなことです。

幸せな学校時代を過ごせたなら、愛校心なんて、自然にわき上がってくるものなんですね!

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2009年5月12日 (火)

問題の親

このあいだ、Fが、「俺、ニイル、読んでみようかな」というので、びっくりした。

「ニイルはきのくににとって、大切な人なのに、今までちゃんと読んだことがなかったから」だそうな。


そう、A.S.ニイルは、きのくに子どもの村学園にとって、なくてはならない存在。きのくにの学園長の堀さんが学生時代、ニイルのつくった自由主義の学校、『サマーヒルスクール』に感銘を受け、研究し、訪問し、多大な影響を受けて、きのくにをつくったのだから。


堀さんは、ニイルの本を、たくさん翻訳している。

私も、きのくにと出会ってからニイルのことを知り、何冊か本を読んだ。

「こんなに子どもの心理を洞察できる人がいるのか!」と、とても驚いて、子どもの見方が変わったし、自分自身の心のありかたが、すごくかわったと思う。


でも、ここ数年、ニイルの本を読み返すことなく過ぎていたことに気がついて、また、手にとってみた。そして、読み返し始めた。

やっぱり、ニイルって、すごい!


そうだそうだ!って言いたくなったところ、ちょっと、抜き出してみましょ。


【心配性の親たちは、しばしば次のような疑問を表明する。これは、私が講演をした後でよく出される質問のなかにもあらわれている。


「でも、子どもたちは、大人になってから気が変わって、どうして勉強するようにもっと強制してくれなかったのか、といって私たち親をせめないでしょうか?

たとえば音楽です。もし子どもが七歳の時に練習するようにいわれなかったら、二十歳になった時、どうして熟練の演奏家になれるでしょうか。子どもたちが私たちに面と向かって『どうして無理にでも練習させなかったのか』と叫んだりしたら、どう答えたらいいのでしょう?」


ー略ー 私は次のように答えた。


「あなたのお子さんに音楽の才能があるなら、五歳のときにピアノを弾くでしょう。やめさせようと思ってもやめないでしょう。もし、あなたのお子さんに音楽の才能がないとすれば、たとえ強制的に練習させたところで、世の中の人は、特別にありがたいとも思わないでしょう。

たしかに親が強制的に練習をさせなかったからといって、子どもが親に恨みを抱くようなケースもないとはいえないでしょう。

しかし、そのような不満を抱くような子どもが一人いたとしても、そのほかの何千という子どもが音楽の授業に抱いている不満と憎しみとを天秤にかけてみてください。


それだけではありません。


子どもが親に対して、ピアノを練習するように強制してくれなかったといって恨みを抱く時、ほんとうはピアノは象徴にすぎないのです。

『ピアノを弾くように強制してくれなかった・・・』というのは、『ぼくが人生でうまくいかないのは親のせいだ』という意味なのです。弱い人間が責任を他人に転嫁するときによく使う手なのです。」
ニイル選集 ② 『問題の親』 より ( 黎明書房 )


たしか、当時も感動して読んだと思うのだけれど、息子たちがきのくにで育った今読み返すと、よりはっきりと、ニイルの言うことが理解できる。


Fは、今、クラシックギターで身をたてるべく、練習に励んでいる。本格的にはじめたのは、14歳と、この世界では、遅いスタートだった。おまけに、きのくにでは、いわゆる、『音楽の授業』というのもないので、楽譜もよめなかった。

それが丸三年が過ぎたいま、ソルフェージュの先生にも「大進歩!」と言われるほどで、演奏のほうも、ぐんぐんよくなっている。簡単なものなら、編曲もこなすようになった。

とにかく本人が、ギターが好きでたまらないらしく、ものすごく集中して練習する。


ニイルの文章は、ときに、過激な感じがすることもあるが、私は大好き。


しばらくは、ニイルの再読で楽しもう。

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2009年5月 7日 (木)

堀真一郎氏講演会 in 大分

きのくに子どもの村学園 学園長の堀真一郎氏の講演会を行います。

子育て講座 1
『創造的な子どもに育てるー伸びる子と伸びにくい子ー』

とき: 5月31日(日曜日) 14時

ところ: コンパルホール(大分市府内町) 3階 309室

堀さんが大分でお話してくださるのはめったにありません。みなさま、ぜひおいでください。といっても、小さな会場です。資料の準備の都合もございますので、参加してくださるかたは、ご一報くだされば幸いです。

(プロフィールページからメール送信できます。)

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2009年4月30日 (木)

もうすぐ春祭り

5月2日は、きのくに子どもの村学園で、『春祭り』が開かれます。

この言葉の響き、いいですね〜。毎年とっても楽しみな行事です。

小学生から高校生まで、各クラスが、その一年のテーマ(プロジェクト)に沿って、食べ物をつくって販売したり、調べたことを発表したり、ゲームをしたりと、盛りだくさん。

午後からは、学園長の堀真一郎氏の講演会もあります。

子どもたちの様子を見て、ニッコニコになり、いっぱい食べてお腹パンパンになり、講演会を聞いて、ジ〜ンと感動して、幸せな一日なのです。あ〜、楽しみだなあ。


先日から、けっこう寒い日が続いたけれど、また暖かくなってくるようですね。・・・多分、ジーンズに、白のブラウスに、ベージュの上着、あと、カーキの帆布のトートバッグで行くつもりです。みなさま、見かけたら、声かけてくださいね〜。

YUさん、多分、YUさんが感動した青年さんのお母さんも、春祭り(講演会のとき)にはいらっしゃると思います。なので、お引き合わせできますよ〜。私は多分、前のほうの席に座ります。


そういえば、今年の春祭りには、北九州子どもの村小学校の子どもたちが、おいし〜いお店をだしてくれると聞いています。昨年はきの高のほうばっかりに行っちゃったけど、今年は小学校のほうもしっかりチェック、ばっちり食べますわ!


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